2017年02月26日

海外旅行・ハンガリー(2006年)B

戸塚章介さんのブログ「明日へのうた」より転載
http://blogs.yahoo.co.jp/shosuke765
労働運動は社会の米・野菜・肉だ。
2017年02月26日
海外旅行・ハンガリー(2006年)B

■戸塚章介(元東京都労働委員会労働者委員)


 チェルゴーからブダペストへ、途中、馬と平原のテーマパークでホースショーを見たり昼飯を食ったりして、ほぼ1日かけて移動。ブダ地区のノボテル・ホテルに着いたのが7時過ぎ。8時から中華料理屋で夕食。食いものはあまりおいしくなかったような記憶がある。ワインはうまかったけどね。

 5月10日、午前は英雄広場などの市内見物。昼飯は世界遺産の民俗村ホーロッケー。白と赤の民族衣装を着たおばちゃんたちがのんびりした唄で歓迎してくれた。そこから2時間かけてワインの町エゲルに着く。以前にも来たことのある美女の谷で夕食、赤ワインをたらふく飲んでバスに乗り一路ブダペストへ。

 11日も午前中センテンドレなどの郊外の名所見物で、午後は3時半から国会議事堂見学。

 《3時半です。国会議事堂に入りました。19世紀、ハンガリー帝国の権威の象徴としてつくられました。きらびやかで豪華です。第二次大戦までは2院制でしたが、社会主義国になってからは1院制にされ、ハンガリー労働者党の1党独裁になりました。国会はハンガリー労働者党に独占されました。90年の自由化以降は一応通常の国会になりましたが、いろいろ問題があるようです。これが議場です。閣僚の椅子はビロードに覆われてふかふかですが、議員のは硬くて尻が痛くなるそうです》。

 議事堂内の控室のようなところで、国会議員のサスファニさんの話を聞いた。サスファニさんは前チェルゴー市長で、ジョルジュさんの友だち。かつてハンガリー民主フォーラムの党員でしたが、今は社会主義クリスチャン党に属している。45歳、妻と子ども3人。ハンサムな若手議員だ。

 「ソ連支配時代のハンガリーは悲惨だった。マルクスやエンゲルスは支配の手段として使われた」というサスファニさん。最後に「平和憲法を持つ日本国民を尊敬しています」と結んだ。

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2017年02月23日

獰猛な腰痛に泣く私です

戸塚章介さんのブログ「明日へのうた」より転載
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2017年02月23日
獰猛な腰痛に泣く私です

■戸塚章介(元東京都労働委員会労働者委員)


 今日の午前、五香駅前の整骨院に行ってきた。2日続けての通院である。暮れに痛くなった右腰が正月にはだいぶよくなって、OB会の千寿七福神巡りでは約1万歩けた。1月31日〜2月2日の草津、四万温泉旅行も支障なく行けた。ところが7日、マスコミ九条の会エデュカス東京の集会で市ヶ谷駅から坂道を登っているときイヤな違和感を感じた。集会終了後一杯飲んで、帰りの電車が立ち通しで辛かった。

 10日頃から獰猛な痛さが襲ってきた。駅の階段、特に下りが手摺りにすがっても脂汗がでる。夜、布団の上でで寝返りができない。朝は起き上がるのに5分も苦闘。腰をかがめて痛さをこらえやっと歩く。座っていると痛みが薄くなるので、始終パソコンに向かっている。それが余計いけないらしい。

 都内に出かける会議は基本的に欠席するようにしているが、前からの約束でどうにもならない用事もある。18日は孫の誕生祝いで横浜まで行ったが、女房頼りだった。21日はおれが主宰する会議が神保町であって、水道橋から這うようにして目的地へ向かった。酒を飲むと少し痛みが和らぐ。

 昨22日とうとう我慢しきれずに女房が2年前に通院していた整骨院に、女房の車に乗せられ連れて行かれた。なかなか明るい病院で、若い男性の整骨師(と言うんだろうな)がきびきびと応対。急患扱いで診てくれた。患部にちょっとさわって「物凄く硬いですね」と言って指圧とマッサージをしてくれた。

 この整骨院にはベッドが10台もあり、5〜6人の男性整骨師が治療に当たっていた。もちろんおれのような年寄りもいるが、結構若い患者もいる。乳母車の赤ちゃんをそばに置いて腰をマッサージしている若いお母さん。一見して飲食店経営と分かる中年の男性もいた。肩痛、腰痛は国民病なのかな。

 2日連続でマッサージしてもらったのだが、痛みは変わらない。次は土曜日の午前の予約だが、鍼治療をやるかどうかの決断を迫られている。明日は新聞九条の会幹事会だからどうしても本郷まで行かねばならない。湯島からタクシーか、お茶の水から地下鉄丸ノ内線か。いずれにしても本郷まで歩くのは無理だ。

 明日の様子を見てからだが、やはり鍼治療を決断しなければならないかなと思っている。正月、腰痛が軽くなった時に娘の正子に言われて3月6日〜9日の韓国旅行を約束した。正子はすぐ女房と3人分の予約をした。飛行機は大丈夫だと思うが、向こうでの移動が心配だ。一か八か鍼治療に賭けてみるか。

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2017年02月20日

海外旅行・ハンガリー(2006年)A

塚章介さんのブログ「明日へのうた」より転載
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労働運動は社会の米・野菜・肉だ。
2017年02月20日
海外旅行・ハンガリー(2006年)A

■戸塚章介(元東京都労働委員会労働者委員)


 午後のバスの中でテープレコーダーに向かう。
 《森林公園の若葉、色が柔らかです。これから美しくなる少女のような緑とでも言うんでしょうかね。あ黒い雲がちょっと切れてきたみたいです。今日こそは昼間は酒飲まないで夜おいしい酒をと思ったんだけども、公園のレストランで、洋梨のパーリンカや何やら甘くて赤い酒も出て結局飲んでしまいました。

 地元の方が市長さんはじめ何人も出席されて楽しいランチでしたが、気楽な会話の中で面白かったのは、セクハラについてのハンガリー人の見方です。出席者の1人は、あれはアメリカが自分の国の論理を押し付けているに過ぎない。セクハラを強調するのにどんな意味がるのかと疑問を呈していました》。

 大きな牧場で生まれて初めての乗馬体験をした。牛の放牧場で1時間ちょっと過ごし、夕方から牧場のレストランで市長さんを囲んだ大パーティ。広いフロアで軽快な音楽に合わせてみんなで踊る。おれもわけの分からない腰振りダンス。みっともないね。散々騒いで車に分乗してチェルゴーに戻った。

 《5月9日午前10時22分です。午前9時にチェルゴーのバンガローを出て、ひたすら大平原のハイウエーをつっ走っています。菜の花の畑、ポプラの並木、遠くには小高い山も見えます。標識がありましたけど当然読めません。高速道路のジャンクションで方向転換です。黄緑の若葉、結構川もあります。 

 土地は肥えているようですが、十分に有効活用しているようには見えません。点在している家はどれも同じような色合いで、屋根は赤系統壁は白、あ馬が放牧されています。

 昨日、ガールさんとハンガリーの政治について話をした。ソ連支配時代、ハンガリー社会主義労働党の幹部はソ連にペコペコしながら自分の利益のみ追い求めてきた。この連中が自由主義経済になったとたんに企業の社長や経営者になった。一つの政権が倒れて別の政権ができるというよりも、もともとの政権を担っていた連中が次の政権下でも支配を続けると、こういうことへの怒りが国民の中に強くある。

 労働組合はあるにはあるんだが、政府や企業のの御用組合で生産を上げることに力を注ぐだけ。政府や経営者と対立をする気は全くない。今の政権はついこの前の選挙でかろうじて第一党になった社会党だけど、これがアメリカとべったり。外資を導入してそのおこぼれで私腹を肥やす連中ばかりなんだそうだ》
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2017年02月19日

明乳事件の中労委命令に思う

戸塚章介さんのブログ「明日へのうた」より転載
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労働運動は社会の米・野菜・肉だ。
2017年02月19日
明乳事件の中労委命令に思う

■戸塚章介(元東京都労働委員会労働者委員)


 明乳全国工場事件の中労委命令が出た。主文は「本件各再審査申立てをいずれも棄却する」というのだから、労働者側の敗訴には違いない。しかし命令書の最後に異例の「付言」項目があり、中労委はそこで争議解決へ向けた「当事者双方の互譲による合意」を求めている。つまり解決へ向けて話し合えということである。

 もし会社が、付言は付け足しみたいなものだから無視してもいいなどと思っているとしたら大間違いである。異例の付言に至った中労委の「事実認定」および「判断」は、申立人らに対する長年にわたる会社の行為を厳しく指弾している。つまり会社の不当労働行為意思を明確に認定しいるのだ。

 都労委命令(市川工場事件も含む)は、@インフォーマル組織の組合分裂工作に会社は加担していない、A申立人らが提出した証拠文書は真正のものとは認められない、B申立人らの低職分、低賃金は公平な人事考課の結果であり有意の格差は存在しない、と会社主張をそのまま丸飲みした認定を下していた。

 中労委の今回の命令は@会社はインフォーマル組織の結成に関与し、申立人らへの誹謗中傷を抑制しなかった、A会社の不当労働行為意思の証拠として申立人らが提出した高島、笠原、村田らのノート等は成立の真正が認められる、B昭和40〜50代にかけて申立人らとその他集団間に職分・賃金の格差が存在したことは事実である、とした。普通の事件ならこの認定だけで申立人らは救済されるはずなのだ。

 では何故全面棄却の敗訴になったのか。労組法第27条2項の「除斥期間」が壁になっている。申立ては不当労働行為があった時点から1年以内でなければならないという規定だ。明乳で新しい職分制度が導入されたのが昭和44年、その運用で差別が生じたとして市川工場の労働者が都労委に申立てたのが昭和60年、全国工場事件はさらに9年後である。これはどう考えても間が空きすぎるというわけだ。

 この除斥期間問題についてはこちらにもいろんな言い分があるが、今は言っても始まらない。問題はこの命令を活用して長期争議の解決へどう持っていくかということだと思う。普通の会社なら結論は結論として命令文の中で「あなたたちは社業に従事していた労働者に、特段の落ち度もないのに酷い仕打ちをしたのですよ」と指摘されたことを真摯に受け止めるはずだ。裁判所で更に争う前にぜひ話し合いに応じてほしい。

 これまでの経過があるからそう簡単ではないとは思うが、明乳も企業としての社会的責任があるはず。しかも個人顧客に直接商品を買ってもらわなくてはならない食品企業なのだ。中労委命令の「付言」を「主文」として読むくらいの見識、大局的見地を示されることを切に望む。

posted by マスコミ9条の会 at 16:08| Comment(0) | 新聞報道 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月16日

自分勝手な大企業トップの経営談義

戸塚章介さんのブログ「明日へのうた」より転載
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2017年02月15日
自分勝手な大企業トップの経営談義

■戸塚章介(元東京都労働委員会労働者委員)


 「東芝 債務超過1912億円」「米原子力会社不正疑い」「決算発表延期 会長引責辞任」(15日付『毎日』1面トップ)「また疑惑信用失墜」「体質改善進まず」(同経済面)。「東芝会長が引責辞任」「米原発事業で7125億円損失」(15日付『赤旗』)。東芝経営が大変なことになっている。

 東芝危機を報じる『毎日』経済面の隅に「経済観測」というコラムがある。今日(15日)の執筆担当は日立製作所の川村隆名誉会長だ。言ってることは抽象的だが、経営者の本音が出ている。

 川村氏はまず「日本的経営」に不満を示す。「雇用を守り、取引先や地域とも調和を守りながら、年功序列や終身雇用などの制度下で行う」のが日本的経営で、これでは「世界市場で対等に戦い続けることはできない」。日本の経営制度では企業の最終利益は世界レベルに届かない。もし半分だとすると、未来の@研究開発投資、A設備投資、B人材投資、C市場開発投資も半分しか出せないことになる。

 「日本企業では、経営者も従業員も自分たちがどっぷりつかってきた過去から脱皮する必要がある。仲間内で楽しく暮らす意識が中心で、リスクに備えつつ未来の変革を目指すという意識は薄いのが、日本文化だ」。この仲良しクラブ的日本経営の風土が企業力を弱めているというのが川村氏の言い分だ。

 何故そんな経営になったのか。それは「戦中戦後に日本で確立した年功序列・終身雇用を中心とした雇用・労働制度だと私は考えている」という。川村という男はよほど「年功序列」と「終身雇用」に恨みがあるようだ。名誉会長の報酬がどのくらいか知らないが、定年後もぬくぬくと企業に居残っている奴に終身雇用が経営の足を引っ張っているなどと言われたくない。それにあんたの出世は年功序列じゃなかったのか。

 川村氏は続いて「(今の経営は)企業の未来を切り開く人々を重視し、組織全体を筋肉質かつ流動的にという考えが不十分だ。だから大企業などに、潜在社内失業者が出て、コストを圧迫する現状が出現するのだ」と嘆く。大企業にはさらにリストラの余地があるというわけだ。

 日立は東芝とともに日本内外の原発関連事業に金を注ぎ込んできた。それが6年前の福島原発事故以来、経営の重荷になっている。「未来志向」で原発に踏み込んだのだろうが、結果は惨憺たるものではないか。経営の未来を語るなら、労働者の現状を直視する方が先なのではないか、とおれは思う。

posted by マスコミ9条の会 at 06:40| Comment(0) | 労働運動 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月14日

海外旅行・ハンガリー(2006年)@

戸塚章介さんのブログ「明日へのうた」より転載
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労働運動は社会の米・野菜・肉だ。
2017年02月13日
海外旅行・ハンガリー(2006年)@

■戸塚章介(元東京都労働委員会労働者委員)


 井川君、ジョルジュさん、ガールさんが企画したハンガリー旅行。おれは4度目のハンガリーになる。メンバーは東電の近藤夫妻、稲富夫妻、日立の篠田夫妻、高岡女史、石坂さんのいつもの顔ぶれに東京地評の高畠さん、前澤さん、公務一般の小林さんらを加えて総勢16人。うちの女房は不参加。

 5月5日、10:40の成田発オーストリア航空で一路ウィーンへ。現地時間16:00にウィーンへ着くと、空港にジョルジュさんとガールさんがバスを用意して待っていた。その日のうちにハンガリーに入る。国境の町ショプロン。ホテルにチェックインするとすぐに集合してハム、ソーセージ専門のバーで夕食。ビールとワインもうまかったな。ホテルまで歩いて帰る道は濃い花の匂いがしていたな。

 6日は市内観光。名物の火の見の塔や三位一体像のある中央広場、市庁舎、城壁跡。午後は世界遺産のバンノンハルマ修道院を見学して近くのパルフ村で温泉に入る。もちろん海水着をつけての温泉だからプールみたいなもの。まそれでも温泉は温泉か。ショプロンに戻ってレストランで夕食。調子に乗ってジョルジュさんとパーリンカ(アルコール度60°の蒸留酒)の飲み比べをしてダウン。情けないね。

 翌日はショプロンを離れて南西部の町チェルゴーへ。途中にハンガリー最大の湖バラトン湖があり、その近くにこれまた中欧最大の温泉湖といわれるヘーウィズが。この温泉にも海水着で入ったらしいのだが記憶はない。夕方チェルゴーに着きなんとかいう女性市長や国会議員が出迎えてくれた。

 夕方からいつ果てるともしれない盛大な歓迎パーティ。バーベキューの肉が次々に運ばれてくるが食いきれない。腹が張ってもうビールからワインに移ろうと思ってジョッキをぐいと飲み干すと、地元の人が目ざとく見つけてなみなみと注いでしまう。もうビールと焼き肉でお腹ぱんぱん。下も向けない。

 8日午前は女性市長さんの案内でまず18世紀創立という高等学校へ。緑に囲まれた広い敷地にゆったりした校舎。次にアグネシュラカ国立植物園。木材だけで立てられた管理事務所でいろいろ説明を聞く。どうやらこの植物園に隣接して別荘地を整備したようで、それを買わないかという話らしい。

 値段はばか安だが、なにせ日本から遠く離れたハンガリーでは躊躇せざるを得ない。案内された別荘予定地には黄色い花が一面に咲きほこっていた。昼飯を食べた管理事務所のレストランは素敵だった。
posted by マスコミ9条の会 at 06:51| Comment(0) | 労働運動 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月11日

「共謀罪」から連想したこと

戸塚章介さんのブログ「明日へのうた」より転載
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労働運動は社会の米・野菜・肉だ。
2017年02月11日
「共謀罪」から連想したこと

■戸塚章介(元東京都労働委員会労働者委員)


 「話し合っただけで罪になる」共謀罪法案が国会に提出されようとしている。実際に犯行に至らなくてもその企てをしたというだけで死刑になった大逆事件・幸徳秋水の例もある。しかもあれは「共謀」容疑自体が明治天皇制国家のでっち上げだった。再び怖い世の中になりそうな雲行きだ。

 「共謀」を広辞苑でひいてみたら「2人以上の者が共同で企むこと」と出ていた。なるほど2人以上で企むから共謀なのか。それでは1人で企むのは罪にならないのかな。1人だってテロ行為はできるのに。多分2人以上で企めば証拠が残るが1人の心の中の企みでは犯罪を立証できないということだと思う。

 子どもの頃読んだ漫画にウソ発見機というのが出てきた記憶がある。本人がいくら否定してもこの機械にかけるとたちまちウソがばれてしまう。人の心の中を見透かす機械なのだ。長じておれは「妄想罪」という短編小説を書いた。ある男が電車から降りたとたんに痴漢行為で警察官に逮捕される話だ。

 男は「おれは何もしていない」と抗議する。すると警察官は「お前は最近改正された刑法を知らないのか。お前は電車の中で前に立っている若い女性の裸を妄想していた。これは痴漢行為なのだ」「いい女だと思って見てはいたが裸なんか想像していない」「そんなこと言い張っても無駄だ。証拠がある」

 電車の中には監視カメラが備え付けられていた。このカメラには特殊なセンサーがついていて、人間の心の中まで写し取ることができる。警察官は男に男の心の中の映像(女性の裸体)を見せ「これが何よりの証拠だ」と自信満々で迫ってきた。男は警察官に監視カメラの他の映像も見せるように要求した。

 そこには件の警察官が映っていてこんなことをつぶやいていた。「ここのところおれの犯罪検挙率は下降気味だ。この辺で成績を上げないと免職になってしまう。あ、あそこに前の女をじろじろ見ている男がいる。あいつを妄想罪でしょっくくれば点数が上がる」。――監視カメラの映像は妄想だらけだった。

 この短編小説は書いているうちに何がなんだか分からなくなって途中で挫折した。しかし人の心の中に入り込んで犯罪に仕立て上げるなんて世の中が来ないとも限らない。共謀罪はその入り口なのかなあとも思う。憲法13条に明記された「個人の尊厳」を守るたたかいがますます重要になっている。
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2017年02月10日

11516 アスペルガー症候群

水久保文明さんのブログ「ヘボやんの独り言」より転載
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17年02月09日
11516 アスペルガー症候群

■水久保文明(JCJ会員 千代田区労協事務局長 元毎日新聞労組書記)


 アスペルガー症候群という言葉をご存知だろうか。私は最近まで知らなかった。

 社会性に関連する領域にみられる発達障害の総称で、ヒトの発達における広汎性発達障害(PDD)のひとつだと言われている。オーストリアの小児科医のハンス・アスペルガーにちなんでつけられた診断名。「社会性に関連する領域にみられる発達障害の総称。小児自閉症、アスペルガー症候群、レット症候群、小児期崩壊性障害(しょうにきほうかいせいしょうがい)、特定不能の広汎性発達障害、その他が含まれる」(「LITALICO発達ナビ」から転載)。

 これに類する人は、小児に限らず自分が興味を持ったことは徹底的に追求する、いわゆる「オタク」と言われる人にありがちだという。それは時として普通の人より、素晴らしい才能を発揮する場合がある。子どものころから頭もよく、天才的だと言われることもあるという。

 この傾向の人の特徴を、前出「LITALICO発達ナビ」があげている。以下の全てがアスペルガー症候群と診断された人に該当するということではない。部分的に表面化する人もあるというが、以下がそれである。思い当る節は否定できない。

 1. 明確な指示がないと動けない
 2. 場の空気を読んだり、その場の空気に沿った対応が苦手
 3. 冗談が通じず、会話の行間や間を読むことが苦手
 4. 曖昧なことを理解するのが難しい
 5. 好きなことには集中してやり続ける、話し続ける
 6. スケジュール管理が苦手
 7. 自分が興味のないことは頑なに手を出そうとしない
 8. 急な変更にうまく対応できず、だまされやすい
 9. 名前を呼ばれないと自分だと気が付かない
 10.相手の気持ちを慮れない、人を傷つけることを平気で言う

 スケジュール管理ができないという問題は、金銭感覚の喪失にもつながっている。つまりお金の管理ができないのである。お金を使うことを嫌う管理であればいいが、使いまくるという管理≠ノなると桁外れに厄介なことになる。見方を変えると、浪費癖に映る。

 相手の気持ちを慮(おもんはか)れない人にありがちだが、日常会話で相手の発言に対して、まず訳もなく「それは違う」と必ず反論≠キる人がいる。しかもそれは尋常ではなく、それもほとんどの場合「完全否定形」である。したがって会話はそこで途切れ、発展性がない。その意見に反論しようものなら、倍返し≠ナ拒否され議論にならない。そういう場合、私はその話題を終わらせる。

 まだある。電話のことだがこちらの都合も聞かずに一方的に喋りまくる人がいる。忙しいときは遮ることもあるが、これも前出の「傾向」に当てはまる。そんなことを考えていると、人間不信に陥ってしまいそうだが、こんな病気≠烽ることを知って欲しかった。

★脈絡のないきょうの一行
スギ花粉の飛散予報、西日本が多くなるという。うーん、困ったものだ。
posted by マスコミ9条の会 at 00:07| Comment(0) | 労働運動 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月08日

海外旅行・韓国(2005年)

戸塚章介さんのブログ「明日へのうた」より転載
http://blogs.yahoo.co.jp/shosuke765
労働運動は社会の米・野菜・肉だ。
2017年02月08日
海外旅行・韓国(2005年)

■戸塚章介(元東京都労働委員会労働者委員)


 夏にサンクトペテルブルグ、ブルガリアへ行ったメンバーを中心に広告の江草さん、細川活版の菅野さん夫妻を加えた12人。二女桃子の企画・ガイドの3泊4日。「05年忘年会と歴史に学び未来を語る旅」ーイン・ソウルーと銘打って「日本の朝鮮支配と独立・抵抗運動」という学習パンフもつくった。

 12月9日、成田発9:25、インチョン着12:05。覚悟はしてきたが猛烈な寒さ。リムジンバスでソウル市内へ。忠武路(チュンムノ)のアストリアホテルにチェックインしてひと休み。その夜は前にも行ったことのある東大門の庶民的焼肉屋で牛ホルモンとマッコリ三昧。男どもは満足だが女性たちは?

 翌10日は午前中西大門刑務所見学。入場料1人1500ウォンだから150円というところか。日本の植民地当時の日本官憲の弾圧がリアルに再現されている。皆ただ黙々と見て歩く。午後はインサドンをブラブラして、夕食はビマッコルという大衆酒場でチヂミを食いながらまたもマッコリ。地下鉄で宿へ。

 11日は全日費やして独立記念館をじっくり見学。9:20ソウル駅からセマウル号で約1時間、天安駅からタクシーに分乗して独立記念館へ。おれは2度目の訪問。ここの入場料は1人2000ウォン。日韓併合時の悲惨な出来事などショックな展示品が並んでいる。いくつかの館を巡って昼食に。さすがアルコール類はない。帰りは天安駅行きのバスに乗れた。天安駅からまたセマウル号でソウルへ。

 午後5時過ぎにソウルに着き、ミョンドンまで地下鉄で出て夕食。ソウル最後の夜なので忘年会を兼ねた大宴会。韓国人のお客と交流しながら約2時間、腹いっぱい食べかつよく飲んだな。それでも勘定は全部で18万2000ウォン。1人あたま1400円というところだ。安い。寒さも気にならない。

 12日は早くも帰国の日。8:00にホテルを出てバスでインチョン空港へ。インチョン発アシアナ便は11:30に離陸。すぐ昼飯が出て、成田着13:40。はいご苦労さんでした。

 日本旅行の社員だった桃子は窓口から営業に回され長時間労働に苦しんだ。比較的よくしてくれた上司が過労死まがいの心筋梗塞で急死したのを機に退社した。その後韓国の大学に語学留学してそれが活かせる就職先を見つけている最中だった。結局ふさわしい所が見つからずに翌年非正規で就職した。
posted by マスコミ9条の会 at 16:31| Comment(0) | 労働運動 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

11515 拝啓、石原慎太郎元東京都知事 様

水久保文明さんのブログ「ヘボやんの独り言」より転載
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17年02月08日
11515 拝啓、石原慎太郎元東京都知事 様

■水久保文明(JCJ会員 千代田区労協事務局長 元毎日新聞労組書記)


 拝啓、石原慎太郎 様

 突然のお便り、お許しください。築地市場の豊洲移転問題で、都議会が貴方の参考人招致を決めました(2月7日毎日新聞ウェブ)。当然であり、遅すぎるキライさえあります。問題はあなたご自身がきちんと対応するかどうかです。私は、高齢を理由に断るとみていますし、もしかすると入院するかもしれないと穿っています。よもやそのようなことはありますまいが……。

 今回の問題をこじらせた大本は、豊洲にあった東京ガスの跡地を買い取って、築地の代替地にしたことでした。代替地案の段階から、有害物質があることが分かっており、市場にはふさわしくないという指摘がされていたにもかかわらず、貴方があの土地を買収したことから今回の問題が発生しています。。

 そもそも移転問題は、築地市場が手狭になったことが理由でした。そのときは築地の2階建て構想が浮上していました。しかし貴方はこれを潰し、豊洲移転を強引に推進したのです。今回の参考人招致は、問題の原点に返って豊洲の土地の入手経路などを詳しく調べることを目的としたものだと言います。

 当時から多くの専門家が、「豊洲は築地の代替地にふさわしくない」と提言していました。それを無視して工事が進められました。無視する理由は何だったのかを明らかにさせる必要があります。加えて工事前の水質調査で「問題なし」としていたものが、今になって多量の有毒物質が見つかったことも明らかにすべきでしょう。

 利権がらみ≠ニ見る向きも少なくありません。東京ガス跡地の土地の取引で利権が生まれ、水質調査でも誰かが手を入れたのではないかという図式も見え隠れします。素人である私からみても、きな臭さを禁じ得ません。しかも、建屋に盛土をするという設計図になっていたにもかかわらず、それがされていなかった。不思議な建造物なのです。

 1965年、東京都は「伏魔殿」と呼ばれていました。都議会議長にからむ汚職事件が発端で、議長らが逮捕されるという事態に陥りました。このとき都民の間から「都議会解散」の運動が起き、それが現実のものとなりました。それまで都議会議員選挙は、4年に1回の「いっせい地方選挙」で行われていましたが、この年から7月あたりの中間選挙になったのは、貴方もご承知のとおりです。選挙の結果は、もちろん自民党のボロ負けでした。

 そして今年の都議会議員選挙。小池劇場≠フシナリオは着々と進んでいます。第1幕は都知事選挙で「豊洲移転の見直し」を言い出し、第2幕は移転をいったん止めて改めて水質調査。その最中に盛土のなかったことを公表。そして今度は第3幕。あなたの参考人招致がそれです。

 このあとの第4幕は、豊洲移転の白紙撤回。第5幕が都議選突入――というところでしょうか。シナリオが見えてしまうと、その芝居の面白みが薄まりますが、今回、貴方が舞台に上がることは興味深く感じています。貴方が大根役者≠ナないことを祈っております。

 まだまだ寒き折、お身体ご自愛ください。元気なお姿で、都議会にお越しいただくことを祈念しています。

                                                         敬具

★脈絡のないきょうの一行
米軍が日本の研究者に8億円(毎日新聞)。軍学共同問題が批判される中の出来事。日本の学者も地に堕ちたか。

posted by マスコミ9条の会 at 16:28| Comment(0) | 労働運動 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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