2017年03月18日

国有地安売りの理財局長が大出世

戸塚章介さんのブログ「明日へのうた」より転載
http://blogs.yahoo.co.jp/shosuke765
労働運動は社会の米・野菜・肉だ。
2017年03月18日
国有地安売りの理財局長が大出世

■戸塚章介(元東京都労働委員会労働者委員)


 愛読している牧太郎さんのブログ「牧太郎の二代目・日本魁新聞社」が、連日「森友」疑惑を追っている。「小悪は『○田局長』?巨悪は『あそ○』+『○べ』?」。牧さんは『サンデー毎日』の自分のコラム「牧太郎の青い空白い雲」をブログに再録。「森友」疑惑への安倍首相の関与は確かだという。

 証拠となるのは2015年9月3日から3日間の安倍首相夫妻の動静。時まさに戦争法案が国会で強行採決される寸前だった。首相は3日午後2時17分から27分まで財務相の岡本薫明官房長、迫田英典理財局長と面会。4日は金曜日なのに大坂へ飛んで読売テレビの番組収録。夜は秘書官らと会食している。

 この重要議案審議中の出張について、安保法制参院特別委員会の鴻池祥肇委員長が「一国の首相としてどういったものか」と不快感を示したという。それほどまでして大坂に行った理由は何か。牧さんは疑問を呈する。そして5日には昭恵夫人が籠池氏経営の塚本幼稚園で講演し、名誉会長に就任しているのだ。

 迫田英典という人物についてネットで調べてみた。1959年、山口県下関市の生まれ。82年東大法学部卒、当時の大蔵省に入職。竹下内閣の総理大臣秘書官補、金融庁信用機構室長、02年、徳島県庁企画総務部長、東京国税局徴収部長、関東信越国税局長、主計局次長、14年財務省大臣官房総括審議官を経て15年7月理財局長。16年6月17日に第47代国税庁長官に就任し現在に至っている。

 なるほど、15年7月に国有地売買の権限を持つ理財局長になり、9月に安倍首相に会い、「森友」の籠池氏に大坂航空局用地を8億円も値引きして売却し、その功績で財務官僚としては最高位の国税庁長官にまで上りつめた、という図が描けるわけだ。こうなるとこれまで蚊帳の外で、我関せずと涼しい顔をしていた麻生財務大臣にも火の粉が飛ぶことになる。牧さんの言う「『あそ○』+『○べ』」だよな。

 籠池氏は23日に参院予算委員会に証人として喚問される。安倍首相筋としては「お前そんなことをべらべらしゃべったら手が後ろに回るぞ」と脅かして幕引きに持っていく公算だろうが、そうはさせてはなるまい。嘘をついてはぺこぺこ謝っている稲田防衛大臣や、怪しげな学校を優先認可した松井大阪府知事、その後ろ盾の橋下徹氏、それから問題の迫田国税庁長官と麻生財務大臣。金で口利きさせられそうになった鴻池参議院議員。最後に安倍昭恵さんにも是非証人台に立ってもらわなければなるまい。

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11523 去るも地獄、残るも地獄……

水久保文明さんのブログ「ヘボやんの独り言」より転載
http://96k.blog98.fc2.com/
17年03月18日
11523 去るも地獄、残るも地獄……

■水久保文明(JCJ会員 千代田区労協事務局長 元毎日新聞労組書記)


 初めて、原発避難者訴訟の判決が出た。国と東電の責任を認めたことは評価できるが、その賠償内容に忸怩たる思いを禁じ得ない――。

                           ◇=◇=◇
<原発避難者訴訟>原告、笑顔なき勝訴…苦労報われず落胆
毎日新聞 3/17(金) 21:20配信


 笑顔なき「一部勝訴」だった。17日の原発避難者訴訟の判決で、前橋地裁は東京電力と国の賠償責任は認めたものの、命じられた賠償額は原告の請求からは程遠かった。古里を奪われた代償を求めて3年半。大半の原告が周囲に知られないように名前も伏せ、息をひそめるようにして闘ってきた。「もっと寄り添ってくれる判決を期待していたのに」。苦労が報われなかった原告の顔には落胆の表情が浮かんだ。【尾崎修二、山本有紀、鈴木敦子】(以下、省略)
                           ◇=◇=◇

 1960年代、エネルギーが石炭から石油に変わるとき、多くの炭鉱労働者が職場を追われた。一部では、大量の指名解雇も行われた。そのとき言われたのが「去るも地獄、残るも地獄」であった。原発避難者訴訟は、この言葉とオーバーラップする。

 避難指定区域かどうかを問わず、福島を離れることを決断せざるを得なかった人たちの思いはいかほどであっただろうか。原発事故から避難してきた人たちを私は知っている。子どもの健康を考えたとき、自宅を捨てて@」れる決断をした苦渋の選択に至る経過も聞いた。福島に残った人たちに、申し訳ないと思いながらふるさとを捨てる苦しみは、測り知れない。

 原発避難者の子どもへのいじめは報道されているとおりだ。それを避けるために子どもを避難先から離れた学校に通学させている家族もある。当然、経済的にも負担は重くなる。「そこまでして……」という避難への批判的な声が聞こえる。が、子どもをまもる親の気持ちは、そこまでする、のである。

 翻って、福島に残った家族のことに想いを馳せてみたい。不安はない、と言い切れるだろうか。「コントロールされている」とウソで固められた放射線対策を、どれくらいの人たちが信じているだろうか。子どもと一緒に逃げ出したい、しかし、その経済的保証がない、だから残らざるを得ない、という家族はいないのだろうか。

 今回の判決の賠償内容もそうだが、原発避難者の子どもへのいじめも今の政治の縮図に見える。「弱い者いじめ」がまかり通る図式である。安倍自公政権は、年金カット、高齢者医療費負担増、介護の必要な人の切り捨て――など、典型的な弱い者いじめ$ュ策を強行している。同じことが原発避難者にも行われているのだ。悲しい現状ではないか。

 いや、待てよ。もしかしたらこの国の国民全体が「去るも地獄、残るも地獄」状態に置かれているのかもしれない。

★脈絡のないきょうの一行
「森友疑獄」は籠池泰典理事長VS安倍晋三首相による日本会議の内紛化してない? メディアさん、誤魔化されないでね。
posted by マスコミ9条の会 at 18:24| Comment(0) | 労働運動 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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