2017年06月27日

海外旅行・台湾(2016年)@

戸塚章介さんのブログ「明日へのうた」より転載
http://blogs.yahoo.co.jp/shosuke765
労働運動は社会の米・野菜・肉だ。
2017年06月26日
海外旅行・台湾(2016年)@

■戸塚章介(元東京都労働委員会労働者委員)

 近くて遠い国台湾へ初のツアーを組もうと話がでたのが15年暮れの新聞OB九条の会「望年会」の席上。ちょうど参加していた旅行社たびせんの大西さんが聞いていて、すぐ旅行プランをメールで送ってきた。そうなっては後へ引けず、年明けに早速募集のお知らせをばらまいた。旅行タイトルは「歴史を学び夜市を楽しむ台湾6日間」。おれとしては「歴史を学ぶ」に焦点を当てたつもりだが・・・・。

 応募してきたのは、新聞関係の狩野、岩田、平沼、小林(豊)、長田(ヨキ)さん、おなじみ元東電の近藤夫妻と寺田さん、出版の生駒夫妻、元日立争議団の篠田夫妻、それに戸塚夫妻の計14人。添乗員はたびせんと契約している高木万綾(まや)さん。6月5日9:35、成田から台北桃園国際空港へ。

 空港から出て新幹線に乗り、午後3時半には高雄に着く。ホテルは国賓大飯店。夕方までひと休みしてお楽しみの夕食。街中の龍興という名のレストラン。海鮮料理と紹興酒で満腹した後、六合路夜市を散策。道一杯に屋台が並んでいる。ぴちぴち跳ねてる海老を目の前で揚げる。極端に臭い豆腐などの珍味。

 おいしそうなのだが、満腹なので見て歩くだけ。見たところ屋台でアルコールを飲む客が少ない。みんな素面で黙々と物を食べている。日本のような酔っ払いも見当たらない。ホテルに戻る。歩いたため腹がこなれたので、夜市で買ってきた魚のから揚げで例の反省会。高雄の夜は騒々しく更けていった。

 6日は午前中市内観光、昼食後フェリーで旗津(チージン)半島へ。2人乗りの輪タクに乗って島内を一周。おれは寺田さんと同乗したのだが、なにしろおれ1人で86キロ、年取った車夫が懸命にペタルを漕ぐ。それを見て済まなくなって降りる時チップを渡した。夕食は海鮮料理。ビールが生ぬるかった。

 7日9:08の新幹線で高雄から台中へ。台中駅から約1時間専用バスに乗って日月譚に。台湾最大の淡水湖で、最も人気のある観光地の一つ。なるほどでかい湖だ。湖畔のレストランで昼食。午後は貸し切りの遊覧船に乗って湖を半周する。日月譚のホテルは力麗哲園會館。名前ほどでない普通のホテルだ。

 夕食はホテル内のレストラン。湖が一望できるロケーションは素晴らしいが、バイキング形式の料理はいまひとつ。早々に引き上げて部屋で反省会をした。
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2017年06月23日

仏総選挙でのマクロン派の大勝に思う

戸塚章介さんのブログ「明日へのうた」より転載
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労働運動は社会の米・野菜・肉だ。
2017年06月23日
仏総選挙でのマクロン派の大勝に思う

■戸塚章介(元東京都労働委員会労働者委員)

 5月に仏大統領になったばかりのマクロン氏が、続いて行われた国民議会(下院)議員選挙でも大勝した。「マクロン派6割」「仏総選挙『国民、希望選んだ』」「仏総選挙 社会党事実上の崩壊」(20日付『毎日』)。「マクロン新党過半数」「仏下院選 投票率は過去最低」(20日付『赤旗』)。

 マクロン氏はこの選挙を前に自分の与党「共和国前進」を立ち上げ、下院577議席中308議席を獲得、連携政党「民主運動」の42議席を合わせると安定過半数を獲得したことになる。マクロン氏と大統領を争ったペロン女史率いる国民戦線は8議席、社会党(中道左派)は45議席に後退した。

 選挙向けに自分の息のかかった政党を立ち上げるという手法は、都議会議員選挙の小池「都民ファースト」と同じ趣向だ。世界中でこんなやり方が流行るのだろうか。マクロン氏にはEU堅持という一応まともな看板があるが、小池知事には何もない。築地市場の豊洲移転問題でも結局自民党とおんなじだ。

 ま、小池ファーストの方はこのくらいにしてマクロン氏に戻るが、おれはやっぱりこの男の人気もひと時のブーム的現象だと思う。フランスには歴史の重みがあるはず。それは地下水のように目には見えないけれど脈々と流れているに違いない。第一、労働者と労働組合が黙っているはずがない。

 『赤旗』によれば今回の選挙で、左派政党の「服従しないフランス(FI)」が17議席、フランス共産党が10議席を確保、両党で左派連合の共同会派を形成するとの見通しだという。また今回選挙の投票率が43%と過去最低を記録したことも特筆される。FIを率いるメランション氏は「一種の市民的ゼネストを実施した」と指摘し、「たたかうことなく社会的権利を譲り渡すことはない」と強調する。

 日本共産党は数年前までの国政選挙で日本の現状を「ルールなき資本主義」と断じ、「ルールある経済社会」を目指す方針を掲げた。「ルールある経済社会とはどんな社会か」との質問に「例えばEUのような国だ」と答えた。その時点では正解だったが、その後はギリシャなどの「金融危機」やIMFと結託した「緊縮財政」の押し付けなど、とてもルールある経済社会のお手本とは言えなくなった。

 マクロン大統領のフランスは国民との関係で、これから大きな試練に見舞われるだろう。そこでリーダーシップを握るのは労働組合(欧州労連・ETUCやフランス労働労働総同盟・CGT)だとおれは見ている。日本のメディアもその辺に目を付けた取材・報道を心がけるべきではないか。
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海外旅行・イタリア南部(2015年)B

戸塚章介さんのブログ「明日へのうた」より転載
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労働運動は社会の米・野菜・肉だ。
2017年06月18日
海外旅行・イタリア南部(2015年)B

■戸塚章介(元東京都労働委員会労働者委員)

 ホテルはイマイチだったが、夕食のレストランは素晴らしかった。海岸べりの居酒屋風で、メニューは魚料理が主体。いわしのオープン焼き、チーズと海老のソースのパスタ、カジキマグロのロール。ビールとワインをガブガブ飲んで酒代だけで155ユーロ。1人1500円というところか。

 往きは専用パスだっが、帰りは運転手の運転時間制限のため20分ほど歩かされた。運転時間が厳格に守られているのはさすがだ。酔っ払ってシチリアの海岸を歩くのもまた楽しいものだ。ホテルについていつもの通り酒を持ち寄って反省会。談論風発とどまるところを知らず。隣の部屋から文句を言われた。

 22日はネアポリス考古学公園の見学。ネアポリスというのはラテン語で下町のことだという。ナポリはそのネアポリスがなまったものだとガイドの高橋さんはいう。ほんとかな。公園は広い。ローマに支配されていた時代の遺跡がたくさん。それぞれ価値はあるのだろうが、とにかく歩かされてくたびれた。

 昼食後バスで最後の訪問地タオルミーナへ。移動の約2時間ぐっすり眠る。夕方早めにホテルについて近所を散歩。青い海になだれ込んだような崖、海岸沿いを走る鉄道線路、1パック5ユーロのイチゴを売る小さな八百屋、親しみやすいおだやかな街だ。夕食はホテルのレストラン。ちょっと味気ない。
 
 翌日は朝の市内観光の後、ギリシャ時代につくられた円形劇場を見る。今でもここでギリシャ神話を上演するそうだ。午後は自由行動。おれは1人でケーブルカーに乗って丘の上に上った。石造りの建物が並ぶ古い観光の通りを歩く。広場で休もうとしたら名前を呼ばれた。おれたちのグループメンバーか先に来ていたのだ。道路にはみ出したカフェの前で、若者が数人、ロックの伴奏で踊っていた。

 1度ホテルに戻って、再びケーブルカーで丘の上へ。この日の夕食もシーフードレストラン。広場と遠くに海を見下ろせる特等席に座ってワイワイガヤガヤ。料理にもワインにも満足した。タオルミーナには2泊して24日、バスでカターニャ空港へ行き、ローマ経由で25日10:30に成田に着いた。

 楽しくて内容のある旅行だったが、13時間の空の旅はやっぱり疲れた。もうヨーロッパは最後だな、と感慨を噛みしめながら帰国手続きをした。まこれで「ナポリを見ないで死ぬ」ことだけは免れたわけだ
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2017年06月20日

日本ジャーナリスト会議、緊急声明:国会不在の共謀罪法案強行成立に抗議する

JCJ共謀罪強行声明.pdf
緊急声明:国会不在の共謀罪法案強行成立に抗議する

  政府・与党は、参議院法務委員会の審議、討論と採決を省略して、委員長中間報告によって本会議採決を強行、共謀罪新設法案の強行成立させた。
 メディアは「奇策」と報じたが、「国会の自殺行為」としかいいようがない。われわれは、「内心の自由」「表現の自由」を破壊し、警察権を拡大して、戦争が出来る国をつくる改憲をめざす安倍内閣に対し、満身の怒りを込めて抗議する。
 共謀罪法案について政府は、マフィア対策でしかない条約を「テロ防止条約」だと偽り、組織外の周辺の人をも含んで捜査の対象とされるのに「一般人は関係がない」とウソの答弁を繰り返した。そして、法案自体、277といわれる対象犯罪の数どころか、構成要件とされる「計画」や「準備行為」の定義はあいまいなままで、「何をしたら罪になるのか」さえ明らかにされていない欠陥、かつ憲法違反の法案である。
 今回の強行は、安倍政権の目玉政策の「特区」が、実は首相の親友の学園に便宜を図り、政策自体が歪められた疑惑が国会審議で明らかになり、その進展を恐れた政権が「加計隠し」を図ったものだと指摘されている。しかし同時に、それだけでなく、「2020年に9条改憲の施行」をめざす安倍政権が今年中の自民党案作成、2018年12月の衆議院任期中の改憲発議、国民投票、さらに天皇退位、元号改元、などという独裁的「改憲スケジュール」に乗ったものだとも取りざたされている。
 われわれは共謀罪法案の新設と安倍改憲戦略の狙いを見抜き、日本を再び暗黒の時代に戻すことがないよう、日本国憲法を擁護し、改憲を許さず、平和と人権、そして民主主義を進めるジャーナリズムの精神を貫き、あきらめず闘い続けることをここに声明する。

2017年6月16日

日本ジャーナリスト会議
   
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2017年06月19日

映画演劇労働組合連合会:「共謀罪」強行採決に抗議し、廃止を求める声明

「共謀罪」強行採決に抗議し廃止を求める声明190616.pdf
「共謀罪」強行採決に抗議し、廃止を求める声明

 2017年6月14日自民公明維新の三党は、「共謀罪」法案の参議院法務委員会での審議・採決を「省略」し、本会議で「中間報告」を行い、15日早朝に採決を強行した。
 私たち映演労連は、この常軌を逸した「究極の強行採決」に対し、満身の怒りを持って強く抗議するものである。法務大臣の支離滅裂な答弁によって法務委員会での審議が空転し、凡そ正常な議会運営とは程遠い状況での、事実上の審議拒否と採決の強行は、議会制民主主義の否定であり立憲政治の破壊に他ならず断じて許されるものではない。
 一方今国会では、一連の森友・加計学園問題が追及され、官邸、内閣府の「忖度」によって、「日本会議」など首相の極右人脈につらなる人物に、多大な便宜・利益の供与が図られたことが明らかとなりつつある。「全体の奉仕者」であるべき公務員は「権力者の下僕」になることを強いられ、内部告発者に対しては一部メディアも加担した人権侵害が行われるなど、首相の「国家権力の私物化」の嫌疑が日増しに深まっている。
国民・国会を愚弄する今回の蛮行が、国会会期を延長することなく森友・加計学園疑惑への追及を振り払い、事態の幕引きを図るための方策として企てられたのであれば、安倍晋三首相は「憲政史上最も陋劣な宰相」との誹りを免れない。
 政府・与党は「共謀罪」法案を「テロ等準備罪」関連法案と称しているが、法案は「テロ対策」と無関係でありTOC条約の批准要件でもないことは明白である。この間の野党や市民の追及・調査で明らかとなった法案の本質は、国民の内心の自由を侵害する違憲立法だということである。
 国民の大半が何らかの形で参加している市民運動、住民運動、労働運動が警察の恣意的判断で「組織的な威力業務妨害」とみなされ、捜査の対象とされかねず、市民の日常生活が、常に捜査機関の監視下におかれ、戦前の「隣組」のように相互監視・密告社会化する危険性も明らかとなっている。
 さらに法案については国連のプライバシー権に関する特別報告者ジョセフ・ケナタッチ氏から、「プライバシー権や表現の自由が侵害される危険がある」という強い懸念が示されたが、安倍政権はこれに一切答えず「事実誤認」だと感情的に反発し、国際社会に対する民主国家としての信頼も失墜させた。
 日本国憲法の基本理念を踏みにじって「特定秘密保護法」「戦争法」を強行成立させ「戦争する国」へと暴走を続ける安倍政権は、今また対象犯罪が277に及ぶ「共謀罪」によって市民社会に網をかけ、戦争や原発再稼働など、現政権に反対する言論を封殺しようとしている。
 映画・演劇界の先達は「治安維持法」に続く「映画法」などの法律によって自由な表現・創作活動が禁じられ、 国家による厳しい検閲と監視のもとに戦争協力を余儀なくされた。
 私たち映演労連は、前代未聞の強行採決に強く抗議するとともに、内心の自由を侵害し、監視・密告社会を招来する違憲立法「共謀罪」を、全力を挙げて廃止させることを誓うものである。
2017年6月16日

映画演劇労働組合連合会
中央執行委員長 金丸研治

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政権による公務の私物化を許さない

戸塚章介さんのブログ「明日へのうた」より転載
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労働運動は社会の米・野菜・肉だ。
2017年06月18日
政権による公務の私物化を許さない

■戸塚章介(元東京都労働委員会労働者委員)

 国政私物化の安倍政権のもとで、公務員は官邸のごり押しに振り回されている。職務に忠実になるとはどういうことか。国民に対する奉仕者としての任務はどう果たせるのか。公務員であること故の悩みは尽きない。その悩みや言い分は公務員の内部からは出しにくい。それを出させたのが公務員の労働組合だ。

 6月13日、国公労連が院内で開いた集会のタイトルは「加計・森友問題の徹底解明を求め、公務員・行政の私物化を許さない6・13緊急院内集会」。――「『公務員は全体の奉仕者であって一部の奉仕者ではない』(憲法15条)にもかかわらず、『一部の権力者の下僕になることを強いらる』(前川喜平文部科学省前事務次官)事態が続発しています。国公労連は、国の行政現場から、加計学園・森友学園問題の徹底解明を求めるとともに、公務の公正・中立性の確立を求めます」。

 14日付『赤旗』がこの集会の模様を報じている。写真によると会場の席は全部埋まっている。主催者挨拶は岡部勘市委員長。「核心は、政治権力によって公正であるべき行政がゆがめられ、税金が不適切に使われたのではないかということだ。国民の基本的人権、安全・安心を守る公務のあり方を根幹から揺るがす問題だ」。

 全経済産業労組飯塚盛康副委員長は「公務員を下僕のように扱い、問題が起きれば、個人に責任を押し付ける安倍政権に怒りの声をあげよう」と呼びかけた。国公労連鎌田一書記長は「首相官邸が幹部人事を握り、公務員が政権の意向に従わざるを得ない仕組みになっている」と指摘する。

 国公労連の集会案内によれば、このほか「”霞が関不夜城”の過労死ラインで懸命に働く職員への理不尽」「背景にある国家戦略特区と内閣人事局の問題点」などの報告があったはず。また菅官房長官を記者会見で追いつめた東京新聞の望月衣塑子記者も発言したと聞いている。

 労働組合の社会的役割は、企業経営のチェック機能だとおれは思っている。公務員労組の場合は行政のチェックだ。今回の国公労連の取り組みはまさに労働組合がやるべきことをきちんとやったということだ。労働組合の存在感が薄くなっている昨今、国公労連の努力に敬意を表する。
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海外旅行・南イタリア(2015年)A

戸塚章介さんのブログ「明日へのうた」より転載
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労働運動は社会の米・野菜・肉だ。
2017年06月17日
海外旅行・南イタリア(2015年)A

■戸塚章介(元東京都労働委員会労働者委員)

18日は絶景のアマルフィ海岸ドライブ(前のブログでポンペイ遺跡見学を16日と書いたが17日の間違い)。これは思わぬ飛びきりの体験だったね。切り立った崖の縁のくねくねと曲がる狭い道をバスがつっ走る。紺青の空と海、白い波濤。アマルフィの街で食べた昼食も美味。ビバ・イタリア―ノだ。

 ナポリ夕方7時発の国内線でシチリア島の玄関口パレルモへ。パレルモはシチリア島北西海岸にある州都で、有史以来さまざまな国の支配を受けてきた。それだけ史跡が多い。――ホテル・プラザオペラにチェックインしたのが10時。ありあわせのアルコールとつまみで軽く反省会をやって寝た。

 19日は朝一番でモンレアーレに移動し、ドゥオーモの見学。ドゥオーモそのものより付属して12世紀に建てられたという「回廊付き中庭」が気に入った。色鮮やかなタイル貼りの円柱が林立する様は、以前に見たスペインのアルハンブラを思い起こさせる。午後ノルマン王宮にも案内されたが、ガイドが褒めたたえるほどのものでもない。夕方5時に一度ホテルに戻り7時半から夕食のため徒歩でレストランへ。

 夕食の献立。いわしの団子、かぼちゃの甘酢煮、茄子のカポーナ―タ、パスタ、スズキの鰭のポテト包み焼き、デザート。もちろんこれにビールとワインだが、ワインはレストランで頼んでも20ユーロ以下だ。日本で飲むイタリアワインは防腐剤が入っていてカビ臭いが、こちらではすっきり味で最高だ。

 20日の午前中はパレルモ市内観光。マグロのブロックを無造作に売る市場が面白かった。午後はバスで2時間半かけてアグリジェントへ。シチリア島南部の地中海に面したリゾート都市だ。ホテルは畑の真ん中に突如現れる。山小屋風の2階建て、花に囲まれた中庭、眺望の先に小さく神殿の柱が見えた。

 翌日はこの神殿に向かってバスが行く。世界遺産「神殿の谷」と呼ばれ、エルコーレ神殿、コンコルディア神殿、ジュノーネ神殿と続く。それぞれ価値のあるものなのだろうが、なにしろパスを降ろされ歩きづめ。おれには「苦しみの谷」だった。やっと見終わり、バスでピアッツアルメリーナへ。

 途中で昼食。なんとかメリーナでは古代ローマ別荘カサ―レなる遺跡へ連れて行かれたが、もう遺跡はたくさん、早くホテルについて休みたい。とにかくおれもトシだなあ。夕方6時、やっとシチリア島最大の都市シラクーサに着いた。ホテル名がウナ・ホテル・ワン。ワンという割にはぱっとしないホテルだった。
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2017年06月17日

共謀罪「急いては事を仕損じる」ぞ

戸塚章介さんのブログ「明日へのうた」より転載
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労働運動は社会の米・野菜・肉だ。
2017年06月15日
共謀罪「急いては事を仕損じる」ぞ

■戸塚章介(元東京都労働委員会労働者委員)

 「急いては事を仕損じる」「慌てる乞食はもらいが少ない」「急がば回れ」「そのスピードが死を招く」「狭い日本、そんなに急いでどこへ行く」――急ぎ過ぎを戒めることわざや惹句は多い。ところが「モリ」と「カケ」で追いつめられた安倍政権はそんなことわざに構ってはいられないらしい。

 本15日午前7時30分過ぎ、共謀罪法案が委員会省略という新手を使って強行成立した。『毎日』は15日付朝刊1面で「立法府の劣化深刻」と平田政治部編集委員名で政権のやり方を批判。「長期政権のおごりと、それをただすべき立法府の劣化が日本の民主主義に禍根を残した」。

 同日付『赤旗』によれば、昨夜から今朝にかけて国会周辺はもちろん全国会地で「共謀罪採決を許すな」の声が唱和したという。おれも腰が痛くなければ参加したかったな。1989年に総評が解体してから、日本の大衆運動はずっと沈滞していた。数万人規模の政治的な集会・デモは絶滅したかに思えた。

 それが復活したのはあの福島・原発事故が契機だ。2011年9月19日、代々木公園を埋めた7万人の人波の中でおれは感激に震えたね。日本の民衆は沈黙を脱して「さよなら原発」の声を上げたのだ。この日の集会は大江健三郎、澤地久枝さんら個人の呼びかけだったが、それが組織化され、翌12年7月16日の代々木公園17万人集会・デモに引き継がれた。若者の参加が目立ってきたのはこの頃からだ。

 それからは特定秘密保護法、戦争法、沖縄辺野古基地などに反対する大衆運動が日に日に大きく膨れ上がった。運動の特長は「法案が強行されても諦めない」こと。おれたちの若い頃の大衆運動は、例えば60年や70年安保闘争のように政府権力に負けるとすぐ挫折感にとわれてへこたれた。そこが違う。

 秘密保護法でも、戦争法でも権力側が無理を通して強行すればするほど新しい運動が起こり、新しい人たちが参加、新しい組織がつくられる。今度の共謀罪反対闘争でも、戦争法当時のシールズの精神を引き継いだ「未来のための公共」(未来公共)という若者組織が大活躍した。凄いことだ。

 だからこそ政権側は大衆行動を封じ込める策謀にのめりこむ。今回の共謀罪強行はその最たるものだ。法案成立によってたたかいは新たな段階になるが、日本の大衆運動がさらに強大になる展望が見えている気がする。
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海外旅行・イタリア南部(2015年)@

戸塚章介さんのブログ「明日へのうた」より転載
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労働運動は社会の米・野菜・肉だ。
2017年06月14日
海外旅行・イタリア南部(2015年)@

■戸塚章介(元東京都労働委員会労働者委員)

 「ナポリを見て死ね」という言葉がある。終活の一環としてどうしてもナポリへ行かねバならないという固い信念を持った。そんなことで例によって旅行社たびせん・つなぐに相談して「お仲間で行く陽光輝くイタリア南部11日間」なるツアーを企画。お仲間を募った13人が応じてくれた。

 新聞関係の岩田(毎日)、平沼(東京)、浅見(会友)。東電関係の近藤夫妻、大坂、寺田さん。出版の生駒夫妻、油田さん。松戸市の堀田夫妻。それと添乗員の荒井さん。女房が13時間も飛行機に乗るのは耐えられないというので今回はおれ独りだ。5月15日11:15、アリタリア航空で成田を発つ。

 ローマには現地時間の19:00に予定通り着いてここでナポリ行きに乗り継ぎだ。出発は21:25のはずが一向に搭乗案内がない。登場ゲートも二転三転して混雑する空港内をうろうろ。とうとう日付が変わった0:30にやっと機内へ。1:30にナポリへ着いた。荷物を受け取って外へ出たら午前2時。イタリアって国は大変なところだ。バスでホテルへ。ホテルの名はメルキューリ・ナポリ・セントロ。

 16日は9:30にホテルを出て港まで歩きカプリ島行きの船を待つ。天気はどんより曇っていて風も強い。11:20にはカプリ島に着いたのだが、悪天候のため青の洞窟見学は中止。ケーブルカーで島の一番高い所へ。崖があって波が砕けていてカモメが飛んでいる。ウンベルト広場はおみやげ屋だらけ。

 昼食のワインとパンはうまかったが、散策疲れでもう帰りたくなった。と言っても帰りの船は16:30と決まっている。おれは石のベンチに座ったまま観光客の足を見ていた。夕食は市内のシーフードレストラン。たぴせんが個室をとってくれたので、自己紹介やら何やら思い切りパーティを楽しめた。

 16日のポンペイ遺跡見学がこれまたとことん歩き疲れた。足元が極度に悪い。右足に違和感を感じて靴のつま先を見たら見事に靴底がはがれてぱくぱく。とりあえず輪ゴムで押さえる(ホテルに帰ってから近藤さんがセロテープで応急修理をしてくれた)。世界遺産の古代遺跡はもうたくさんだ。

 夕食はサンタルチア港へ。ヨットがいっぱい。お城がある。いかにも観光客向きのレストランで夕食。ここもシーフードだ。たびせんはおれたちの年齢を考えてシーフード主体に夕食を用意してくれたらしい。夕暮れの港と下町の灯の風景がワインの風味をいや増している。気分よく酔えたディナーだった。
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2017年06月12日

朝ドラ「ひよっこ」が面白くなくなった

戸塚章介さんのブログ「明日へのうた」より転載
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2017年06月10日
朝ドラ「ひよっこ」が面白くなくなった

■戸塚章介(元東京都労働委員会労働者委員)

 朝ドラの「ひよっこ」が面白くなくなった。いやドラマそのものは今でも結構面白いのだが、なんというか「社会性」がなくなった。で、おれにすれば「面白くねえ」となるわけ。このドラマ、舞台が茨城ということで親しみがあったが、農村の困窮と出稼ぎとか集団就職とかも描かれていた。それがよかった。

 主人公のひで子が高校を出て就職したのが、トランジスタラジオを組み立てる向島電機工場。100人以上の女性労働者が全寮制で働いている。この工場にはコーラス部があり、ロシア民謡や「手のひらのうた」などを合唱する。コーラス指導と指揮を務めるのは別工場で働く青年。彼は警官の姿を見て警戒するから、たぶん活動家だと思われる。向島電機に労働組合をつくるのかなとおれは期待した。

 工場は、トランジスタラジオの需要減と東京オリンピック後の不況のためにあっけなく倒産してしまう。企業倒産、全員解雇を言い渡すのは現場の職制で、会社幹部は一切姿を現さない。女性労働者たちは素直に解雇に応じ再就職先を探す。それを手伝う寮の女性舎監もとびきり善人に描かれている。

 工場設備の解体の寸前、入社1年の少女が食堂に立て籠もって「私は嫌だ。この工場を離れない」と抵抗する。解体工事をするのも労働者。責任者はドアを壊せと命じるが誰も手を出さない。結局1人で職場占拠した少女は舎監をはじめ同僚たちの説得に折れてカギを開ける。ドラマは無事?決着だ。

 当時向島電機のあった葛飾、隅田、江東は労働運動が活発な地区の一つだった。100人もの女性労働者が全員解雇されるのを地区労や全金が黙って放っとくわけがない。大体あのコーラス指導をしていた活動家らしい青年はどうしたのか。工場閉鎖あたりからとんと画面に見られなくなった。おれには気にかかる。

 善人同士のいたわり合いで進行する心温まるドラマというのも悪くはないが、それだけでは社会性に欠け、ワサビの効かない寿司みたいになってしまう。おれは「ひよっこ」をサビ抜き寿司にしてしまったのはNHKだと思う。あのコーラス指導の青年を登場させた時点では、工場閉鎖に反対する女性労働者たちのたたかいを描くつもりではなかったか。途中で変えられたとおれは考えている。

 おれがNHKテレビを見るのは朝ドラと朝夕のニュースくらいだが、NHKは金輪際「共謀罪」という言葉を使わないつもりらしい。朝ドラもニュースも「庶民の抵抗」を故意に否定あるいは無視している。これでは権力への「忖度メディア」と言われても仕方あるまい。
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海外旅行・第6回パリわくわく旅行(2015年)A

戸塚章介さんのブログ「明日へのうた」より転載
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労働運動は社会の米・野菜・肉だ。
2017年06月07日
海外旅行・第6回パリわくわく旅行(2015年)A

■戸塚章介(元東京都労働委員会労働者委員)

 9日は3台の車に分乗して世界遺産の棚田ジャティ・ルイへ。石坂さんは別行動というのでこちらは13人。幹線道路を外れると舗装状態が悪く、居眠りしていられない。さすが世界遺産、壮大な眺めだ。棚田へ入る遊歩科に1人2万ルピア。駐車科1台5000ルピア。なるほど棚田は観光資源なわけだ。

 田んぼのあぜ道を歩いて見晴らしのいいレストラン「ビリーテラス」で昼食。13人で201万ルピア。1人1400円。街中のレストランより高い。午後早目にビラビンタンに戻り、夕方からの日バリ交流パーティに備える。と言っても昼寝するわけでなく、好きな連中でビンタンビールだけどね。

 パーティを盛り上げるのはスウェッチさん率いる地元の楽団「SEKEHE TINGKLIK」だが、今夜は前座に10歳前後の子どもたちによる演奏。これが思ったより本格的。思わずガムランの世界に引き込まれた。豚の丸焼きの包丁入れは小池弁護士。アラックのカクテルはいくらでも喉を通る。

 パーティの後は車座になっての日バリ歌合戦。元気のいい子どもたち中心のバリ陣営が断然優勢だ。歌合戦が終わるとジャパンだけになって延々と反省会。このパーティ費用は料理、酒、楽団費用全部くるめて12万2520円。1人あたま8750円だからこの旅行では一番の贅沢といえる。

 ちなみにビラビンタンの宿泊料は、ツイン5000円(1人2500円)、シングル3500円(ツインの部屋に1人で泊まる)で、いずれも朝食付きだ。今回はツイン4部屋、シングル5部屋だった。空港までの送迎や観光の車代は全部合わせて10万5000円(1人当り7500円)。

 10日は午前中各自帰国準備して昼食はビンタンダイニング。ビール代こみで9万4500ルピア(1人600円)。2時にチェックアウトして海岸の崖の下にあるタナロット寺院を見学する。拝観料全員で35万ルピア、海岸の寺院敷地に入るのに1人3万ルピアとられる。やはり観光地だな。

 夕方はジンバランの浜辺レストランで夕日を愛でながらのシーフード料理。ワインを数本飲んだので勘定は618万4000ルピアとちょっと高かった。デンパサール空港で最後の支出、1人20万ルピアの出国税を払って成田行きのガルーダ航空に搭乗、帰国の途へ。なお1人8万5000円の団費は1万円ずつ返金し、日本における反省会経費に7000円使ってすべてチャラになりました。
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なんでもござれの「共謀罪」277項目

戸塚章介さんのブログ「明日へのうた」より転載
http://blogs.yahoo.co.jp/shosuke765
労働運動は社会の米・野菜・肉だ。
2017年06月04日
なんでもござれの「共謀罪」277項目

■戸塚章介(元東京都労働委員会労働者委員)

 5月30日付『赤旗』に「共謀罪」対象犯罪の一覧表が載っている。277項目のうち「えっこんなものが」「やはりそうか」と特に印象に残る「犯罪」を拾ってみた。

 汽車転覆等=松川事件、三鷹事件を思い起こす。
 強制わいせつ=何故これがオリンピック開催の要件なのか。
 組織的な強制執行(威力業務)妨害等=ストライキのピケや倒産会社の職場占拠が犯罪になる。

 人身売買=犯罪に違いないが、何で共謀罪対象なのか。
 電子計算機使用詐欺=範囲が広すぎて何でも犯罪にできる。しかも未遂でも罪になる。
 偽証、強盗、強姦、収賄、障害、背任、横領、騒乱、児童淫行=なんでもござれだ。
 
暴行等による職業紹介等=こんなことを共謀してやる奴がいるのか。
 無資格競馬(競輪、競艇、オートレース)等=私設ノミ屋の取り締まりに新たな法律が必要なのか。
 自衛隊の所有する武器等の損傷=基地拡張反対の議論をしただけで犯罪になる。

 著作権の侵害等=これは大問題。これまでの著作権法では侵害された本人が申告しなければ犯罪にならなかったが、今度は警察が独自の判断で摘発できる。
 株主等の権利の行使に関する利益の受供与についての威嚇行為=争議団が株主総会に乗り込んで争議解決を迫る行為が(そのような争議方針を話し合っただけでも)犯罪になる。
 民事再生の詐欺再生、会社更生法の詐欺更生=労働組合や争議団の倒産反対闘争に縛りがかけられる。
 会社財産を危うくする行為=労働争議が弾圧の口実になる。

 こんな犯罪項目がずらりと277。テロ防止とか安全なオリンピック開催のためにとかはまったくの口実であることは明白だ。「往来危険行為」「建造物侵害等」の項目を使えば、国会前集会や銀座デモも禁止できる。日本は再び物の言えない、お上や企業に逆らうことのできない暗黒社会になってしまう。
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海外旅行・第6回バリわくわく旅行(2015年)@

戸塚章介さんのブログ「明日へのうた」より転載
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労働運動は社会の米・野菜・肉だ。
2017年06月02日
海外旅行・第6回バリわくわく旅行(2015年)@

■戸塚章介(元東京都労働委員会労働者委員)

 ビラビンタンが継続されるというので早速わくわく旅行を再開した。メンバーは河合団長以下、新聞OB会関係が石坂、斉藤哲、小林豊、米田、岩月夫妻、戸塚夫妻に初参加の長田ヨキさん、出版の上野、油田さんに、常連の高岡女史、新顔で小池振一郎弁護士が加わった。総勢14人。

 旅行の会計をやってくれた油田さんがつくってくれた収支明細書が残っている。おれの手帳と併せてバリの6日間を振り返ってみたい。お寺の拝観料や食事代など、パリの物価が分かって興味深い。

 収入はメンバー14人×8万5000円で計119万円。6日朝20万円両替したら2134万ルピアになった。両替後みんなで、光森さんたちが植樹活動をしているキンタマーニ高原へ。入村科44万ルピア。昼食代250万ルピア。1人当り約1700円。帰り道でドリアン3個買う。18万ルピア。

 ティルタ・ウンブル寺院拝観料21万ルピア。スーパーに寄って反省会用のワイン2本とつまみで30万ルピア。夕食はアヒル料理のべべ・ブンギル。さんざん飲んで食って316万7000ルピア。1人2000円ちょっとというところ。ビラビンタンに戻って反省会。蛍がいないと不満が出る。

 7日、メンバーのうち5人がネカ美術館。25万ルピア。この日の昼はマンデラ・ケイコさん経営のホテル「ロイヤル・ピタ・マハ」の豪華ランチ。709万6000ルピア。1人約5000円。夜は8人がレゴンダンスで1人10万ルピア、3人がケチャダンスで1人7万5000ルピア。おれは両方パス。
 
 翌8日は11人がサファリパーク。695万4000ルピア。おれはパスして女房と2人でウブド繁華街を散策する。王宮前の通りで後ろから「戸塚さん」と呼びかけられる。旧知の元豊島区労協の西村恭輔さん。退職後しばしば長期滞在しているそうだ。昼食は道が突き当たったところにあるマンガマドウ。

 スーパーでパリワインを6本買う。72万4000ルピア。1本約1100円。約束通り2時にビラビンタンスタッフのカデさんが迎えにきてくれた。夕食は新装なったビンタンダイニングで。235万8000ルピア。油田会計報告書によると、8日に9万円(947万7000ルピア)、9日に20万円(216万ルピア)の両替をしている。1円当たり105ルピアというところだ。 
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2017年06月01日

絶対お薦めの本「ともにがんばりましょう」

戸塚章介さんのブログ「明日へのうた」より転載
http://blogs.yahoo.co.jp/shosuke765
労働運動は社会の米・野菜・肉だ。
2017年05月31日
絶対お薦めの本「ともにがんばりましょう」

■戸塚章介(元東京都労働委員会労働者委員)

 バリ島在住の光森さんがグループメールで紹介していた塩田武士著「ともにがんばりましょう」を読んだ。著者は1979年兵庫県生まれ、神戸新聞社に勤務後小説家になる。神戸新聞を彷彿とさせる発行部数75万部の上方新聞が小説の舞台。おれが読んだのは講談社文庫で395ページ、740円+税だ。

 多分2010年前後の秋年末交渉。議題は@年末一時金、A深夜労働手当の引き下げ問題、Bハラスメント防止の三つ。組合側交渉メンバーは委員長、副委員長、書記長と4人の執行委員。会社側は労担をかしらに総務局長、各局次長クラスのこちらも7人。10月26日の会社回答から11月15日の交渉妥結まで必死の攻防が続く。主人公で教宣担当の武井執行委員は寝る間もなく奮闘させられる。

 上方新聞労働組合は新聞労連加盟だが、体質は根っからの企業内労組である。組合と対峙している朝比奈労担は10数年前の労組委員長であり、現寺内委員長も退任後は会社中枢を担う人物だ。だから対立しても奥深いところでは信頼感や連帯感がある。しかしだからといって交渉議題での安易な妥協は許されない。数百人の組合員の生活がかかっている。働きやすい労働環境を維持しなければならない。

 おれはこの労使交渉の悪戦苦闘を読んでいて。40年前の毎日労組を思い出した。当時毎日新聞社は金融資本に揺すぶられて倒産の危機にあった。おれは本部交渉員ではなかったが、大住委員長、福島書記長らは、議題や深刻さは違うものの、基本的にはこの小説と同じような立場で苦闘したのだと思う。

 妥結を前にした寺内委員長の言葉が泣かせる。「私はこれまで、情報の海を渡るのに、再販制度、記者クラブ制度、戸別配達でつくられた『新聞』という豪華客船にとって代わるものなどないと思ってました。しかし、90年代半ばよりパソコンと携帯電話が同時普及し、国民の生活の質を変えてしまいました」

 「豪華客船とはまるで違う構造の、船ともポートとも判別がつかない乗り物が、いま情報の海を失踪しています」「(かつての豪華客船は)船底には穴が開き、徐々にその身が沈みつつあります」「しかし、きれいごとを抜きにして我々は生き延びねばなりません。それは単なる生活者としてではなく、新聞人としてです」「こんな時代だからこそ、新聞の存在意義が問われるはずです」。

 新聞労働運動に携わった人はもちろん、新聞に関心を持つ多くの人に読んでもらいたい本だ。
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海外旅行・バリ島(2014年)

戸塚章介さんのブログ「明日へのうた」より転載
http://blogs.yahoo.co.jp/shosuke765
労働運動は社会の米・野菜・肉だ。
2017年05月29日
海外旅行・バリ島(2014年)

■戸塚章介(元東京都労働委員会労働者委員)

 バリ島ウブドでコテージを経営する光森さん。神戸新聞の記者で、1980年代に労組委員長・新聞労連中執を務めた。おれはその頃からの付き合いだ。光森さんは94年に仲間5人とウブドに5棟のコテージを建て、光森さん夫妻だけが移住した形になった。そのコテージの土地は地主との20年契約の借地。

 契約期間満了で、さらに10年の契約をすると1500万円ほどかかる。いろいろ工面して契約更新したが、それを機会にリニューアルするという。周辺の環境も変わるらしい。その辺を直接見聞きしたいと、河合、石坂、戸塚の3人でウブドを訪問することになった。4月20日からの4泊5日だ。

 20日11:00成田発のいつものガルーダ航空で17:25デンパサール着。リニューアルはビラビラビンタンだけではなかった。デンパサール空港もガラスづくりの明るい建物に変貌していた。ところが、相変わらず荷物の出方は遅いし、出口はブランド店のひしめく通路を通らなければならない。待合室スペースは削られ床に座る客も。旅行者の利便をはかったというより、金儲けの意図が透けて見える。

 さてビラビンタンはどう変わったか。まずおなじみのビンタンカフェは持ち主の鈴木さんがこの地区から引っ越したため、ビラビンタンの経営になる。名前をビンタン・ダイニングと変更。店内を広げるための改装中。

 一番変わったのが、コテージの前に広がっていた田んぼ。埋め立てられてビラ・メサリという名の2階建て25棟のホテル(コテージ)が建つことになっている。今建設の真っ最中だが、完成後は1泊17000円の高級ホテルになる。ここの社長はビラビンタンのマネージャーでおなじみのボンさん。

 田んぼがなければ蛍は飛んでこない。なんだかウブドの魅力が半減した感じだ。様変わりといえば王宮前のウブド市場もそうだ。あの雑然とした迷路のような市場のまん中に2階建ての清潔な売り場がつくられ、2000ルピア(20円)の有料トイレも設置された。やはり雰囲気ががらりと変わたな。

 ビラビンタン前のスエタ通りと隣の通りの間には深い谷があって遠回りしなければならなかったが、そこに橋が架けられた。そのためなのか、ビラビンタン周辺のリゾート開発が目覚ましい。地元の人には喜ばしいのだろうが、閑静と神秘なウブドを期待する旅人にはちょっと違和感がある。そんな思いを胸に抱きながら、25日深夜0:30発のガルーダ航空便に体を委ねた3人でした。

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「問答無用」で採決強行

2017年05月28日
「問答無用」で採決強行

■仲築間 卓蔵(元日本テレビプロデユーサー)

5月26日、午後4時過ぎ。稀代の悪法「共謀罪」が衆議院本会議で与党と日本維新の会の賛成多数で可決された。

◆その日の『報道ステーション』(テレビ朝日系)は、本会議の模様を報じながら、「国連特別報告者からも懸念」というタイトルで安倍首相宛てに届いた一通の書簡をとり上げた。
 差出人は国連特別報告者(国連の人権理事会から任命され、プライバシー権の保護を任務としている。各国のプライバシー問題を調査し、国連人権理事会に報告してきた)ジョセフ・ケナタッチ氏。書簡の大要は「この法案が成立すれば適用範囲が広いため、プライバシー権と表現の自由が過度に制限される恐れがある」「犯罪を立証するため、国民への監視を強化する必要がある場合に、適切にプライバシーを保護するための新たな特定の条文や措置が盛り込まれていない」である。

◆この指摘に菅官房長官は「なんでこんなことになったのか・・。強く抗議した」という。日本政府の抗議書の要旨は「国民の意見を十分に踏まえて策定されたもの」「ケナタッチ氏は独立した個人の資格で人権状況の調査報告を行う立場であって、国連の立場を反映するものではない。ここは明確に申し上げておきます」という。(因みに、ケナタッチ書簡は国連人権高等弁務官の公式ホームページにも掲載されている)。

◆日本政府の抗議に対してケナタッチ氏は、「日本政府から受けとった“強い抗議”は、ただ怒りの言葉が並べられているだけで、まったく中身のあるものではなかった」という反論を発表している。
 番組は、ケナタッチ氏に「安倍総理に書簡を送った経緯」を質問した。答えは「この法案が閣議決定されたのは3月21日だったと思う。法案の文言を見ておどろいた」と。
さらに、「国連の人権理事会に報告する可能性は?」に対しては「私が送った書簡や日本政府からの回答を含めすべてを報告する」という。

◆番組は「結局、多くの懸念が払拭されないまま本会議での採決を迎えることになった」と。 インタビューに答えた日本共産党の志位委員長は、「国連のTOC条約批准のためだと、それを最大の錦の御旗にしながら、その肝心の国連から強い懸念と質問が寄せられているにもかかわらず、それに一切答えず、問答無用の態度をとっている。国会にもまともに説明しない、国連にも説明していない。内外共に問答無用の態度をとって採決を強行したことは本当に許しがたい」と。富川悠太キャスターは。「期限を決めずに、国民の理解がすすむようにしっかり議論してほしい」と結んだ。

◆舞台は参議院に移った。廃案に向けてとりくみはさらに広がることになる。

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医療費削減目的のあら探し

戸塚章介さんのブログ「明日へのうた」より転載
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労働運動は社会の米・野菜・肉だ。
2017年05月26日
医療費削減目的のあら探し

■戸塚章介(元東京都労働委員会労働者委員)

 千葉県後期高齢者医療広域センターから「親展」「照会文在沖」と印した封書がきた。何事かと中身を見たら「整骨院、接骨院での施術内容の確認について(照会)」という文書で「施術内容回答書」が同封されていた。おれが今年の2月に五香整骨院に通った経過をアンケート形式で回答しろというわけだ。

 「ご存知ですか?後期高齢者医療保険は整骨院・接骨院で『使える場合』と『使えない場合』があります」というチラシも入っているところをみると、おれの整骨院での治療が、医療費請求に適合しているかどうかを知るためのようだ。それはそれで分かるのだが分からないのは、この点検・照会が後期高齢者医療広域連合が直接しているのでなく、株式会社コアジャパンなる会社に業務委託している点だ。

 そこで株式会社コアジャパンなるものをネットで調べてみた。コアジャパンの自社紹介によると「柔道整復療養費 鍼灸マッサージ療養費の点検はスペシャリストにお任せください」とあり、少子高齢化社会を迎え、日本の医療費が急激に増大しているので、「療養費の適正化」「業務コストの軽減」に貢献するためつくった会社だという。設立は2007年12月、本社は大阪市西区だ。

 ここまで調べてからもう一度「整骨院・接骨院の保険診療についての照会」なるアンケートをよく読んでみた。@受診の有無、A受診金額・受診状況(何故か回数券等の割引の有無も質問している)、B受診理由(負傷の場合はその詳細)、C同じ負傷で他の医療機関にもかかっているか。かなり細かい質問だ。さらに人体図が描いてあって、そのどこを治療したか治療個所を塗りつぶすよう求めている。

 このアンケートは整骨院が提出した広域連合への請求書と実際の施術の違いを見つけて(点検して)請求を棄却する目的が見え透いている。しかもそのあら探し・点検をするのはそれ専門の株式会社なのだ。「療養費の適正化」とか「制度の公平、公正」とかいう名目で医療費節減を図るためとしか思えない。

 おれもそうだが患者はとにかく痛くてたまらないから整骨院に駆け込んだのだ。整骨師は専門家だから患者の症状を聞いて治療を行う。それが保険が利かないとか言われて膨大な金を取られるのではたまらない。整形外科へ行くか整骨院へ行くかは患者の判断だ。広域センターが自分で責任を持たず、株式会社に委託して、医療費請求のあら探しをするのは止めてもらいたい。
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海外旅行・ベトナム(2014年)A

戸塚章介さんのブログ「明日へのうた」より転載
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労働運動は社会の米・野菜・肉だ。
2017年05月24日
海外旅行・ベトナム(2014年)A

■戸塚章介(元東京都労働委員会労働者委員)

 17日、フエからホイアンに移動した。江戸時代から日本と交易があったという港町だ。18日のお昼まで市内見学。日本橋というのがあったが、中のつくりは中国橋だ。中国風の祭壇に中国風の仏様が祀られている。泊まりは海岸に面した花いっぱいでプールもある四つ星のリゾートホテルだ。

 ホイアンとかダナンとか聞くとおれなんかベトナム戦争の激戦地が思い浮かぶ。ところが今はベトナム有数の観光地、それもアメリカ資本がどさっと入っている。美しい海岸にリゾートホテルを建て海はプライベートビーチ。ベトナムの人は泳げない。そこで農業や漁業をしていた人たちはかなりの補償金をもらったらしいが、あっという間に使ってしまい、今は観光関係で働いているそうだ。

 18日の午後、バスでダナン空港へ。16:20に発って17:35にホーチミンに着いた。ホテルへ行く前に街中のレストランで夕食。ビアホール風の店で生ビールがうまかった。料理に出たのが茹でたウズラの卵。孵化寸前の卵で、口に入れると骨っぽい。みんなが気味悪がって食べないのでそれをもらって8箇も食べた。夢にウズラの化け物が出ると脅かされたけど飲みつぶれて夢も見なかった。

 19日は午前中戦争証跡博物館、統一会堂(旧大統領官邸)、サイゴン大聖堂などを回って、午後は郊外のクチへ。例のクチトンネルを見学。みんなトンネルに入ったがおれは遠慮した。夕方ホーチミンに戻る。ベトナム最後の夜。サイゴン川に浮かぶ遊覧船での豪華ディナーだ。

 メンバーの岩月さんのせがれがベトナム娘と結婚してホーチミンに住んでいる。つい最近子どもが生まれたばかり。その赤ん坊を連れて親子3人でおれたちのディナーに参加した。華やかに彩られた船の舞台。ベトナム女性の踊りが美しい。ビールとワインで盛り上がり、あっという間の2時間だった。

 ベトナム滞在最後の日は、メコンデルタの街ミトの観光。メコン川に浮かぶ観光の島に上陸して、小舟でジャングルの中へ。これはこれで面白いのだが、おれは2度目なので感激も薄い。夕方ホーチミンに戻り、夕食後空港へ。21日0:30発の深夜便で成田に向かう。成田着7:45。お疲れ様。

 おれはこの旅行で2度転んだ。幸い怪我はしないで済んだが、もう体力的に海外旅行は無理かなと思わせられた旅でもあった。
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無題

元ワイドショープロデューサー仲築間 卓蔵(なかつくま・たくぞう)のブログ
「テレビ」と「平和」と「憲法」のblogより転載
http://blog.goo.ne.jp/takuzou4108
2017年05月28日
無題

■仲築間 卓蔵(元日本テレビプロデユーサー)

◆「共謀罪」の採決が強行された。
 当然、NHKは衆議院法務委員会の中継をするものと思っていたが・・・なし。当然、(総括質疑だから)アベ首相が出席するものと思っていたが・・・欠席。「森友学園」「加計学園」問題追及を怖れていたとしか思えない。これで「森友学園」「加計学園」問題追及は加速するにちがいない。
 「共謀罪」NO!、「憲法変えるな政治を変えろ!」の怒りの声は全国でこだましている。東京では日比谷野音、国会前などで連日のように抗議集会・デモが展開しているが、なぜか大手メディアの反応は鈍い。
◆5月16日のテレビ朝日『モーニングショー』が、「9条改正で世論調査 新聞社で結果に違い・・・なぜ?」というテーマで朝日新聞と産経新聞の世論調査比較をやっていた。「憲法9条に自衛隊の存在を明記する」ことについてどう思うか」という質問である。質問していることは同じだが、質問の仕方によってこんなにも違う結果になるいい例を示してくれた。

◆「憲法9条に自衛隊の存在を明記する」ことについて
朝日新聞  9条改正「必要」――41%
          「不要」――44%
       改憲提案評価する――35%
          評価しない――47%
     自衛隊の存在を憲法に明記する9条改正は「必要」――41%
                        「不要」――44%
産経新聞 自衛隊の存在を憲法に明記する9条改正は「賛成」――55%
                        「反対」――36%

である。

◆41%と55%・・・・この違いは?
 質問の違いにある。
 朝日新聞の質問は 「安倍首相は、憲法9条について戦争を放棄することや戦力を持たないことを定めた項目はそのままにして、自衛隊の存在を明記する項目を追加することを提案しました。 このような憲法9条の改正をする必要があると思いますか」である。その結果は41%と44%と拮抗している。
 一方、産経新聞の質問は 「安倍首相が憲法9条に自衛隊の存在を明記する意向を表明したことに賛成か」だ。 結果は55.4%と36%。拮抗していない。産経新聞の別の質問(いま憲法改正をすることに賛成か)では、賛成 49.8%、反対 44.0%。ここでは拮抗している。
その違いは
朝日新聞「・・・このような憲法9条の改正をする必要があると思いますか」
産経新聞「・・・明記する意向を表明したことに賛成か」

の違いである。
 同じ産経新聞でも、「意向の表明ならいいが、変えるということになると“ちょっと待ってよ」ということになる。番組の司会者は「(調査の結果で)見える数字は、どのような質問にしているかですね」と結んだ。
◆大手メディアによる世論調査に、視聴者・読者は影響される。いまにはじまったことではない。
 各紙、各局が、世論調査にあたって「どのような質問をしているのか」まで見極める必要がある。「世論調査リテラシー(読み解く力)」を養っていこう。 これから先、どんな「目くらまし」が飛び出してくるか・・・。要注意である。

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世相診断7題

戸塚章介さんのブログ「明日へのうた」より転載
http://blogs.yahoo.co.jp/shosuke765
労働運動は社会の米・野菜・肉だ。
2017年05月20日
世相診断7題

■戸塚章介(元東京都労働委員会労働者委員)

 トランプ米大統領が初の外遊でサウジアラビアへ。「サウジ 歓迎と不信感」「トランプ氏訪問 入国禁止令が影」(21日付『毎日』)。「彼がイスラムを敵視したことは、神にあらがう行為だ」と言われてはトランプ氏も楽じゃない。国内で叩かれるとすぐ外遊したがるのはどこかの国の首相と同じだな。

 「陛下 政府に不満」と1面トップの見出し(21日付『毎日』)。何のことかと読んでみたら、政府の有識者会議で自分のやってきたことが全然評価されないことに不満を述べた。彼は退位問題をを一代限りの特別立法でなく制度化してもらいたかったらしい。むしろ天皇制そのものを廃止したら・・・。

 身から出たさびとは言え、安倍さんも次々と疑惑発覚で大変だ。森友の次は加計学園。おそば屋さんじゃあるまいし「もり」の次に「かけ」とは何事だ。こうなったら安倍さん、誰かをカモにして「鴨南蛮」でも食わなきゃなんない。当面籠池で泳ぐ鴨を料理したいが、思ったよりしたたか。手こずる安倍さん、さあどうする。

 共謀罪法案が国会法務委員会で強行採決された。テレビの実況中継を見たが、維新の何とかいう若手議員の話ぶりに驚いた。まるで山口組の中堅幹部の口ぶりた。あんなのが国会議員として通用しているんだから世も末だね。あの強引な多数派のやり口を見ていると。あいつらを凶暴罪でひっくくりたい。

 北朝鮮に対するアメリカの挑発行為がエスカレートしている。「米空母、2隻演習へ」「北朝鮮の反発必至」(20日付『毎日』)。日本海で作戦展開中の米原子力空母カ―ル・ビンソンに加えて横須賀を基地にしているロナルド・レーガンも合同するというのだ。日米政府は北のミサイル開発を「重大な挑発行為」と大騒ぎしているが、どちらが超発しているのかと言いたい。ミサイル発射を待っているのか。

 「未来のための公共」という若者中心の団体がある。共謀罪が法務委員会で強行採決された19日夜、国会前にのべ1万人を集めて同法案廃案を求める集会を開いた。今日は若者憲法集会に合同して新宿中央公園からのデモに参加する。シールズは解散したがエキタスもがんばっているし、頼もしい限りだ。

 都議選で日本共産党は「共産党と自公の対決」をスローガンにする。確かに国政と違って都議会では野党共闘の芽はない。だからといって共産党だけが自公と対決していると強調するのはいかがなものか。ひと昔前の「自共対決」路線に先祖返りしたのかという誤解を受けかねない。表現にひと工夫必要だと思う。

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