2012年01月22日

イタリアの「近未来」を拓く原動力は何か

戸塚章介さんのブログ「明日へのうた」より転載
http://blogs.yahoo.co.jp/shosuke765
労働運動は社会の米・野菜・肉だ。
2012年01月21日
イタリアの「近未来」を拓く原動力は何か

■戸塚章介(元東京都労働委員会労働者委員)


 昨年11月にバリ島へ行った仲間で昨夜、「日本における反省会」をやった。朝から小雪の舞う天候で出足が心配されたが、14人中スキー旅行の1人をのぞき13人が集まった。男性7人、女性6人。いずれも個性の強い面々。ワインと焼酎のボトルを豪快に空けながら、辛口の「バリの思い出」に浸った。

 個性が強いメンバーということは、普通、チームワークの障害になると思われがちだ。しかしそれが違うんだよね。インドの香辛料が違った辛さで味のハーモニーをつくりだすように、チームワークの質が1段レベルアップするんだよね。それは労働組合や国家についても言えるんだと思う。

 『毎日』外電面の「ローマでおしゃべり 近未来編」という連載コラムが面白い。20日付では、社会学者のフランチェスコ、アルベローニさんが登場。「イタリアが変化の最前線?ありえないね。もともと口先だけの国」「政府そのものが汚職まみれで、経済の3割方は構造的な汚職、不正で動いている」という嘆き節。

 ではイタリアの「近未来」に光は見えないのか。その問いに答えたのが21日付の同コラム。政治活動家ジャンフランコ・マシアさん。彼は「政党や組合など組織の色を排除した集会でローマで最も動員力がある」人物。2年前からベルルスコーニ批判の「ノーBデー」という集会を開いてきた。

 マシアさんは言う。「(変革というとカリスマが大衆を引っ張るイメージがあるが)イタリアの場合はそれはもうない」「ウェブ上で参加者が目標とする政治形態を編み出す『集団の知』が主流になってきた」「100回ほどの集会を催してわかったのは結局、一人ひとりが変わっていくしかないということ」。

 この言葉はおれ流(なんか落合監督みたいだな)に言わせてもらえば「個の尊重」ということだろう。国民一人ひとりが、労働組合で言えば組合員個々が個性を主張する。それが国家や労働組合のチームワークの質を高めることにつながるのだと思う。

 それにしてもこのところ飲み過ぎだよね。この分でいくとおれの「近未来」は真っ暗になる惧れがある。少し自重しないといけない。ほんとの「反省会」か必要だな。
posted by マスコミ9条の会 at 10:14| Comment(0) | 労働運動 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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