2018年07月12日

オウム麻原何故死刑を急いだか 

戸塚章介さんのブログ「明日へのうた」より転載


労働運動は社会の米・野菜・肉だ。

2018年07月09日

オウム麻原何故死刑を急いだか

 6日、オウム真理教の麻原彰晃ら7人の死刑が執行された。安倍首相を中心に若手中堅議員が前夜、赤坂の自民党宿舎で大騒ぎ、そこに死刑執行の書類に判を押したばかりの上川法相も参加していたという。どういう神経の連中なのか。死刑廃止のEU諸国をはじめ世界中から非難の声があるというのに・・・。

 それにしても何故今死刑執行なのか。「松本死刑囚真相を語らず」「捜査の甘さなぜ=vと疑問を呈する7日付『赤旗』の指摘。つまり「警察の責任」に対する究明をぼやかし、うやむやにするためではないか。あれだけの凶暴集団が放置され、地下鉄サリン事件に至ったのは何故なのか。

 『赤旗』は「防げなかった責任警察や行政に」と題して「住民と危険性を告発した」元上九一色村共産党村議竹内精一さんの談話を掲載している。竹内さんは「松本智津夫死刑囚の死刑執行で、事件の主要な真実が明らかにされず終わりになってしまったのが残念です」という。

「オウム真理教が、殺人から地下鉄サリンまで起こしたその経緯、多くの若者が入信し平気で人を殺す集団になっていったかは明らかになっていません」「1989年にオウム真理教が上九一色村に進出して以降、廃液の垂れ流しや堀削による騒音、私たちに対する監視や脅迫などいろいろな問題がありました。松本サリン事件(94年6月27日)のときにも、私たちは最初から『あれはオウムだ』と訴えてきましたが、警察は被害者の河野義行さんを犯人扱いにし、誤認捜査しました」。

 すくなくとも89年には竹内さんたちが警察に違法集団だとして告発していたのだから、真摯にこれを取り上げて捜査していれば後に起こる坂本弁護士一家殺人、松本サリン、地下鉄サリンは防げたかも知れないのだ。何故警察はオウム真理教に対する厳しい対処をしなかったのか。
 
 おれは警察の側に「泳がせ戦術」があったのではないかと疑っている。かつて60年安保闘争時、国会突入など過激行動を繰り返す「全学連主流派」を大衆運動分断のために泳がしていたのと同じ構図だ。泳がせ戦術はもう一歩進んで「つるみ戦法」にまで達していたのかも知れない。

 松本サリン事件も誤認捜査でなくて初めから河野さんを犯人に仕立てていた可能性もある。坂本弁護士殺人事件への甘い捜査も一連の流れで出てくる。それが地下鉄サリンで泳がせをやめて上九一色村が潰された。それを恨んで国松警察庁長官(当時)が狙撃された。約束が違うではないかということだ。

 その辺の事情を全部知っているのが麻原彰晃(松本智津夫)だ。これからどんなきっかけで彼がしゃべりだすかも知れない。口を塞がなければならない。それが今回の死刑執行の真相なのではないか。
posted by マスコミ9条の会 at 20:06| Comment(0) | 新聞報道 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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