2016年12月26日

アベに歴史認識問う質問状

元ワイドショープロデューサー仲築間 卓蔵(なかつくま・たくぞう)のブログ
「テレビ」と「平和」と「憲法」のblogより転載
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2016年12月26日
アベに歴史認識問う質問状

■仲築間 卓蔵(元日本テレビプロデユーサー)


12月26日。朝日新聞。
 安倍晋三首相のハワイ・真珠湾訪問に関し、
 日米の学者ら(映画監督のオリバー・ストーン氏、法学者のリチャード・フォーク・プリンストン大学名誉教授、哲学者の高橋哲哉・東京大学教授、安斉育郎・立命館大学名誉教授)計53人が、首相宛てに歴史認識を問いただす公開質問状を出したという。
 ◆「侵略の定義は定まっていない」とした首相の国会答弁の真意。
 ◆真珠湾のみならず、中国や朝鮮半島、アジア諸国の犠牲者も「慰霊」する意思があるのか
をただしている。
 質問状では
 ◆「日本が攻撃した場所は真珠湾だけではない」と指摘。
  安倍首相が2013年の国会答弁で「侵略の定義は定まっていない」と主張したことにも言及。「連合国およびアジア太平洋諸国に対する戦争と、対中戦争を侵略戦争とは認めないということか」と問いただした。
 また、26日からのハワイ訪問に関し、「中国や朝鮮半島、他のアジア太平洋諸国、他の連合国における数千万にも上る犠牲者の『慰霊』にも行く予定があるか」と質問している。と。

 さて、アベ首相の反応は・・・。
 質問には見向きもしないにちがいない。
 いや、答えることはできないだろう。
 彼の頭の中に「侵略戦争」という文字は入っていないのだから。
 一刻も早く、この恥ずかしさに終止符を打ちたい。
 「アベ退陣」のとりくみを加速化させなければ・・・・・・。
 2017年は、歴史的たたかいの年になる。
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2016年10月25日

映画『渡されたバトン』と新潟知事選

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2016年10月22日

映画『渡されたバトン』と新潟知事選

■仲築間 卓蔵(元日本テレビプロデユーサー)


 地元のニュースの「社会時評」に毎月書いているものの転載です。

 映画『渡されたバトン』(脚本・ジェームス三木、監督・池田博穂)の試写を観たのは4年ほど前である。
 作品の舞台は新潟県巻町(現新潟市)。
 1968年 夏。過疎化のすすむ人口3万人の巻町に異変が起きた。角海浜地区の地価が値上がりしはじめた。
 東北電力が巻町に原発を計画していることを新潟日報がスクープした。
 何十億円もの協力金や保証金。
 町民の意見は真っ二つに分かれた。
 そんな最中、1986年のチェルノブイリ原発事故。建設反対派は「住民投票を実行する会」を結成。推進派の圧力にもかかわらず、投票率44%。その95%が原発反対票という圧勝だったが・・・。この作品は、25年にわたる巻町民のたたかいの歴史。
 10月16日の新潟県知事選で、米山隆一さんが圧勝した。県民と野党共闘の勝利だが、新潟県民のたたかいのルーツは「巻町」にあったといっていいだろう。今回の県知事選勝利は、「渡されたバトン」を、たしかに受けついだ県民の勝利だ。


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2016年08月21日

8月15日桜木町で

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2016年08月19日
8月15日桜木町で

■仲築間 卓蔵(元日本テレビプロデユーサー)


 忙しさにかまけてブログ更新をさぼっていました。
 九条かながわの会は、例年、横浜駅西口高島屋前周辺で「8.15」宣伝・リレートークをしていましたが、
今年から場所を桜木町に移してのとりくみでした。
 横浜駅にくらべて、桜木町駅前は観光客の多さが目立つところです。
 一般的な戦争の話をするよりもと、伝説の歌手二人の話をしました。
 一人は忌野清志郎さんです。若者に人気の人でした。清志郎さんは、地球環境を守ろうと呼びかける「アースデイ」(2005年)に出演し、
歌の合間に語りかけました。「この国の憲法九条を知ってるかい。戦争はしない、戦争に加担しない。愛と平和なんだ。
まるで ジョン・レノンの歌みたいじゃないか」と。
 先日の参院選で、改憲勢力は三分の二の議席を獲得してしまいました。若い人たちの多くは「三分の二」の意味を理解しないまま投票した
といわれています。アベ政権は、早くも南スーダンへの駆けつけ警護を発動しそうです。「殺し」「殺される」事態に直面せざるを得なくなるでしょう。
「そんなはずではなかった」と あらためて気づくことになりそうです。
 憲法違反の自衛隊の海外派兵は なんとしても止めなければなりません。参院選で見せた市民と野党共闘のとりくみを あらためて構築し直して、大きな運動をさらにすすめようじゃありませんか。清志郎さんも 空の上から見守ってくれているでしょう。

 伝説の二人目は美空ひばりさんです。
 演歌一筋と思われていたひばりさん。実は、反戦・平和の歌をうたっています。
「一本の鉛筆」です。
 1974年8月。第1回広島平和音楽祭で歌いました。「一本の鉛筆があれば、戦争は嫌だと私は書く」「あなたを返せと私は書く」「8月6日の朝と書く」
「人間のいのちと 私は書く」と。
 1988年。第15回平和音楽祭で、ひばりさんは再びこの歌をうたいました。健康状態は良くなく、楽屋にベッドを持ち込んでの出演だったといいます。
 そのときのひばりさんの言葉。
「昭和12年(1937年)5月29日生まれ。本名加藤和枝。
私は横浜に生まれました。幼かったわたしにもあの戦争の恐ろしさは忘れることができません。
 みなさまの中には、尊い肉親を失い、悲しさを乗り越えてこられた方がたくさんいらっしゃることでしょう。
 きょうの私の歌が、みなさまの心の、少しでも慰めになりましたら幸せだと思います。
 これから二度とあのような恐ろしい戦争が起こらないよう、みなさまとご一緒に祈りたいと思います。茨の道が続こうと、平和のためにわれ歌う」と。
 そして歌ったのです。「一本の鉛筆」です。
 ひばりさんの言葉にあるように、ひばりさんは横浜大空襲を経験されたのです。
 いま、全国空襲被害者連絡協議会のとりくみが進んでいます。被害者のための「特別措置法」が超党派議員連のみなさんの後押しでこの臨時国会から通常国会にかけて議論されることになります。8月13日には、東京・台東区民館大会議室(320人が集まりました)で「舞台は国会へ」集会を成功させました。このとり組みの推移を、ひばりさんも見守っていることでしょう。
 ドイツ、イギリス、イタリアなどは、とっくの昔に市民に対する被害補償をしています。やっていないのは日本だけです。
 みなさんにも、このとり組みの今後を見守っていてほしい。
 8月だけを「平和の月」にしてはなりません。
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2016年02月13日

蓮池透さんと対談。折しも・・・・。

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2016年02月13日
蓮池透さんと対談。折しも・・・・。

■仲築間 卓蔵(元日本テレビプロデユーサー)


2月12日夕。蓮池透さんと対談。
蓮池さんといえば拉致被害者家族連絡会の元事務局長。
最近、「拉致被害者たちを見殺しにした安倍晋三と冷血な面々」(講談社)を上梓している。
この本、過日衆院予算委員会でも取り上げられて話題になっている。

対談の内容は、拉致問題の経緯から東アジアの平和、拉致問題解決の道筋など多岐にわたった。
折も折、北朝鮮は(日朝合意の)拉致問題調査を「全面中止」したというニュースが飛び込んできた。
拉致問題は完全に暗礁に乗り上げた感である。

対談は、間もなく(「自由メディア」で検索してもらえば)オンエアならぬオンインターネットされます。
お暇なときご覧いただければ幸いです。

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2015年08月19日

佐竹直子記者(北海道新聞釧路報道部)に絶大なエール

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「テレビ」と「平和」と「憲法」のblogより転載
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2015年08月19日
佐竹直子記者(北海道新聞釧路報道部)に絶大なエール

■仲築間 卓蔵(元日本テレビプロデユーサー)


8月15日。日本ジャーナリスト会議JCJ)の「8月集会」。
昔は、曜日を問わず8月15日におこなっていたものだが、近年、参加者が少なくなってきたことから15日前後の土曜日となっていた。ことしは、たまたま土曜日となった。
「8月集会」の目玉は、この一年の優れた記事・番組・出版などを顕彰する「JCJ賞」贈賞と記念講演。昨年の講演は、NHK問題が急浮上したことをうけてNHK出身の小中陽太郎氏だったが、ことしは岸井成格氏。
ことしの参加者は近来になく大勢になるだろうと思っていたが、そのとおり超満員。政治の劣化、メディアの劣化を憂う状況がそうさせたのか、『NEWS23』のアンカーであり『サンデーモーニング』のコメンテーター(いづれもTBS系)の岸井成格氏の講演がそうさせたのか・・・・。

いつものことだが、ぼくのたのしみは受賞者が語る(率直な)受賞のことばである。
5番目に演壇に立ったのが北海道新聞釧路支局の佐竹直子さん。
「ありがとうございますッ」といったのか「やったぁ」といったのか。はっきり聞きとれなかったが、拳を突き上げて受賞のよろこびを表現した。こんなシーンははじめてである。いっしょに「おめでとう!」と拳を突き上げればよかったが、拍手だけになってしまった。

受賞記事は「獄中メモは問う 北海道綴方教育連盟事件」である。
JCJの贈賞理由には「太平洋戦争突入前の1940年から翌年にかけ 道内55人の教員が治安維持法違反容疑で特高に逮捕された北海道綴方教育連盟事件。事件発生から約70年余の2013年、佐竹記者は教員の一人の”獄中メモ”を発見したのを機に、生き証人や家族、関係者を徹底取材。“言論と教育への弾圧”の理不尽と非人間性に迫った。戦争法制強行と連動した教育への国家介入が強まる現代との相似性からも高く評価できる力作だ」とある。

彼女は言う 「戦時下に記された“獄中メモ”がこのタイミングで私の前に現れたことを、偶然とは思えない。現代を生きる私たちに、何かを問いかけているのではないか」「戦後70年。そして綴方事件発生から75年となる今年に、この連載がJCJ賞を受賞したことが、悔恨すべき過去が繰り返されないための警鐘となることを 強く願います」「JCJ賞は わたしの背中を押してくれた」と再度拳を突き上げた。大きな拍手が湧いたのはいうまでもない。


彼女は、北海道新聞釧路支局の記者だが正社員ではない。関連会社からの派遣記者である。
いま、地方紙から「派遣記者」が進んでいると聞く。この流れが大手紙に波及するのも時間の問題かもしれない。「派遣」であれば、その身分は不安定極まりない。メディアの「劣化」がいわれているが、権力に都合が悪いことを報道すればするほど、彼女たちの身分はさらに不安定になるであろうことは容易に想像がつく。権力の意向を気にする傾向が強まっているいま、メディア側の体制の「劣化」が、こころある記者を排除することになるであろうことも想像できる。

佐竹さんのことで評価したいのは、彼女の感性と努力はもちろんだが、この連載を支持した人たち(読者とデスク関係者)である。
記者とデスクと読者の一体感が、記者の背中を押すことになる。
連載を後押ししたデスク氏の話しも聞きたかったが、ムリだったのだろう。
北海道新聞労働組合の評価も聞きたいところである。

最後に、この連載に目をつけ、JCJ賞に推薦した人にも敬意を払いたい。地方紙の、そのまた地方支局の連載に目をつけたことがすばらしい。
JCJ賞の役割をあらためて認識した。「JCJ賞」も捨てたものではない。

その他の受賞に触れたいが、この稿では佐竹直子記者へのエールだけにしておくことにしよう。
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2015年06月02日

紙芝居『「戦争する国」に させてたまるか!』・・・ぜひ ご活用を。

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2015年06月02日
紙芝居『「戦争する国」に させてたまるか!』・・・ぜひ ご活用を。

■仲築間 卓蔵(元日本テレビプロデユーサー)


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衆院安保法制特別委員会。「戦争法案」審議。
「国民のいのちを守る」といい、「国際平和支援」といいつづけていますが、審議がすすむにつれてなにがなんでも自衛隊を「戦場」に派遣したいというアベ政権の思惑ははっきりしてきているようです。
自民党議員のうち、何人がこの法案の内容を熟知しているのでしょうか。心の内では「こんな法案を通していいのか」と思いながら、表立って発言できない・・・。与党の中の雰囲気は揺れ動いているのではないでしょうか。
世論調査では、国民の8割が「法案の中身がわからない」といっています。

有楽町マリオン前や、地元の根岸線沿線「九条の会連絡会」の連続駅頭宣伝をやっていますが、市民のみなさんのチラシの受けとりはかつてない反応です。「戦争法案」の中身はよくわからないが「なんとなく危険なものを感じる」空気が広がっているように思えます。

「戦争法案」の中身を さらに知ってもらおうと九条の会東京連絡会は紙芝居『「戦争する国」に させてたまるか!』をつくりました。
アベ首相が、国会も、国民も、沖縄も足蹴にしてオバマ大統領と(いつでもどこでも 切れ目なく)アメリカの戦争に協力することを「日米新ガイドライン」で約束しました。「秘密保護法」「集団的自衛権容認の閣議決定」は、そのための布石でした。
いま審議されているのは、それを具体化する「法整備」。

やり方は「ヒトラー」そっくり。ワイマール憲法をふみつけて「全権委任法」をつくって独裁政治に突入しました。
アベ首相は・・・。日本国憲法を踏みつけて「戦争法案」。

紙芝居『「戦争する国」に させてたまるか!』は、ヒトラーとの対比、戦争の実態、「戦争法案廃案」への決意を、わかりやすく表現したつもりです。
演じる時間は18分程度。
送られた箱に少し手を加えれば、紙芝居の舞台は簡単にできます。
値段は 送料込み(いつでもどこでも全国一律)3500円。
小集会用に手頃です。
申し込みは 九条の会東京連絡会。
      TEL 03−3518−4866
      FAX 03−3518−4867
これからおおよそ2か月。「戦争法案」の危険性を訴えましょう。廃案に追い込みましょう。
そのためのお役に立てたら幸いです。
よろしくおねがいいたいます。
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2015年01月06日

紅白歌合戦

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2015年01月05日
紅白歌合戦

■仲築間 卓蔵(元日本テレビプロデユーサー)


昨年末の総選挙。日本共産党の大躍進ぶり。この国の政治が じわりと変わりそうな気配です。
 ことしもよろしくお願いいたします。
 さて、大晦日のNHK『紅白歌合戦』。本番が近づくにつれて『紅白』の宣伝の仕方は尋常ではありませんでしたねえ。
 宣伝するからにはそれなりの趣向があるのだろうと期待しましたが、番組の構成は 若者層をターゲットにした歌手からスタート。これも「視聴率対策か」といささかがっかりでしたが、終盤になって 思わず身を乗り出してしまいました。

 横浜のコンサート会場から サザンオールスターズのサプライズ出演(出演は数日前にきまったとか)。桑田佳祐がちょび髭をつけて登場しました。髭についてのコメントはありませんでしたが、どう見ても独裁者ヒトラーもどきです。笑っちゃいましたねえ。
 歌は『ピースとハイライト』。歌詞は著作権に触れそうなので紹介できませんが、内容はまず「教科書問題」。学生たちが知っておかねばならない近現代史を教えてもらえていないことへの疑問の吐露です。つづいて「集団的自衛行使容認の閣議決定」「解釈改憲」への疑問と怒り・・・。鋭いアベ批判です。目を見張った人も多かったのではないですかね。感動しましたよ。
 琉球大学の高嶋伸欣名誉教授は ご自身のブログで「サザンの今回の行動は、私たち”ゆでガエル”になりかかっている者への警鐘でもあるように思えます」と書かれています。

 アイドルグループ「嵐」の『GUTS!』も聴かせましたねえ。悩んでいる同世代の若者に、「君はひとりじゃない」と呼びかける応援歌です。

 サザンにしろ「嵐」にしろ、市民の怒りを知っているが故のメッセージソングです。そのメッセージ性が投票者に伝わり 「白組優勝」という結果になったと思いますね。

 桑田佳祐がらみでおもしろかったのは1月3日の『長嶋茂雄の真実』(TBS系)です。長嶋さんが倒れたとき 実は生死の境目だったことがあきらかになるなど現役時代の思い出のシーンや懸命にリハビリにとりくむ姿を追った長時間番組でしたが、最後に登場したのは桑田佳祐。桑田は 長嶋さんをうたった『栄光の男』を披露しました。長嶋さんのコメントは 「(桑田佳祐さんは)歌の他でもすばらしい方ですね」。
 あの?長嶋さんですら 桑田の「社会性」を認めているという一コマだったのです。

 国民的番組(といわれていた)『紅白』の一角で、ミュージシャンも発言しはじめました。アベさんがまた「けしからん」と言いそうですね。アベさんの裸の王様ぶりが またあきらかになるでしょう。
 とかく批判の多いNHKですが、激励しようじゃありませんか。

 吉田松陰の妹が主人公という大河ドラマがスタートしましたね。
 萩が舞台です。萩といえば山口県。山口県といえばアベ首相の地元。このドラマ、山口県の宣伝になってしまうのか それとも意(?)に反して幕末をどう描こうとしているのか・・・。ことしのNHKは 要注目ということになりますね。

 みなさん 煌く未年にしましょう。
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2014年12月08日

ほんとうにすべての野党がだらしなく、ダメなのでしょうか。

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2014年12月7日
ほんとうにすべての野党がだらしなく、ダメなのでしょうか。

■仲築間 卓蔵(元日本テレビプロデユーサー)


 いつも日本共産党に辛口意見をのべている浅井基文さん(元外交官で政治学者)が、ブログに大要次のようなことを書かれています。
 「近ごろのマスメディア各社の世論調査の結果を見ていると、一見、理解不能の現象が現れています。それは、安倍政権に対する支持は軒並み低下している一方で、今回の総選挙の結果に関しては自民党の一人勝ちを許す有権者の投票行動になりそうだ」というものです。
 例えば、共同通信が11月30日に明らかにした世論調査によれば、安倍政権に対する支持率は43.6%であるのに対して不支持率は47.3%であり、2012年末に安倍政権が登場して以来はじめて不支持が支持を上回ったと指摘されました。

 しかも、アベノミクスに対する評価に関しても、回答者のなんと84.2%もの人が経済回復の効果を実感していないと答えたというのです。
 それだけではありません。集団的自衛権の行使に関しても、回答者の53.3%が反対、安倍政権が推進しようとしている原子力発電再開に対しても過半数の国民が反対です。ほかの世論調査の結果もほぼ同じ結果です。
 なぜこのような一見理解不能の現象が現れているのでしょうか。

 明らかなことは、安倍政権 ひいては自公政治に対して”自民党以外に期待が持てない”と判断しているということ以外にありません。
 いったんは政権をとった民主党の惨憺たる結果の後遺症は、ひとり民主党の党勢挽回を不能にしているだけではなく、民主党に対する期待を込めて投票した主権者・国民を幻滅させ、今日なお深い傷跡を残しているということです。
 しかも、その後の野党乱立現象も多くの主権者・国民にとっては”分けのわからないコップの中の嵐”以外の何ものでもなく、ますます”野党”勢力に対する幻滅感を深める方向に働いていると思われます」
と。

 浅井さんはつづけます。「しかし、本当にすべての野党がだらしなく、ダメなのでしょうか。そうではなく、主権者・国民が”野党は全部ダメだ”と考えてしまうところに本当の問題があるのではないでしょうか。端的に言えば、民主党、維新、次世代、改革などは”目くそ鼻くそ”だとは私も思いますが、共産党は違うと思うのです」
 「憲法をはじめとする内政問題の多くと平和・安全保障問題に関しては、共産党の認識・主張・政策は説得力のある内容があります。端的に言えば、自民党政治・自公政治に対する主権者・国民の批判の受け皿は共産党であるということです」と。

 さらにつづけます。「安倍政治に代表される今日の保守政治(私は民主、維新、次世代、改革も含めています)の危険性ははいまや、日本の針路を決定的に誤らせ、日本を世界的に追いやる段階に来ていることは間違いありません。私たち主権者・国民が今度の総選挙でまなじりを決した投票行動に踏み切ること、即ち大挙して(比例)及びその候補(小選挙区)に日本の進路を託してみるという意思決定のみが保守政治の暴走をチェックできると確信します」と。

 つぎの言葉で(共産党嫌いだった人も)気楽になります。「共産党が大躍進して、主権者・国民の信託を裏切ることがあれば、その時は私たちが改めて共産党を懲らしめれば済むだけの話しです」 「自民党が目の色を変えるだけの共産党の大躍進が日本政治をこれ以上誤らせないためには不可決です」と。

 浅井さんは、「ニューヨークタイムズ紙社説の安倍政治批判」を次のように紹介しています。
 「12月3日付けのニューヨークタイムズ紙は、『日本における歴史のごまかし』と題する社説を掲げ、第二次世界大戦における不名誉な歴史をごまかそうとする、安倍政権に代表される日本の右翼勢力の動きを批判しました。社説は衆議院の総選挙については何も触れていませんが、この時期にこのような内容の社説を発表することは、同紙が安倍政治に代表される日本政治の危険性に対する警告の意味を込めていることは明らかだと思います」として、社説全文も紹介しています。機会があったら読んでみてください。

 歴史的な総選挙だけに、「まなじりを決した投票行動に踏み切ること、即ち大挙して共産党(比例)及びその候補(小選挙区)に日本の進路を託してみるという意思決定のみが保守政治の暴走をチェックできると確信します」という浅井さんの言葉に感動したものですから、ついつい紹介してしまいました。
 投票まであと7日です。「あのときああしていれば・・・」と後悔したくありませんよね。
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2014年10月21日

閣僚「連鎖辞任」のはじまりか・・・・

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2014年10月20日
閣僚「連鎖辞任」のはじまりか・・・・

■仲築間 卓蔵(元日本テレビプロデユーサー)


 別に驚くこともないが、お嬢さん大臣・小渕経産相と「うちわ」の松島法務相が辞任した。一日に二人の大臣辞任は前代未聞のようだ。「連鎖辞任」のはじまりか、国民生活そっちのけの「戦争できる国準備内閣」崩壊のはじまりか。

 崩壊の予兆は数えきれないが、その一つが「秘密保護法」だ。
 安倍内閣は14日の閣議で、昨年末に成立を強行させた秘密保護法を12月10日に施行するため、特定秘密の指定や解除のルールなどを定めた運用基準と政令を決定したが、運用基準の決定にあたっては自民党総務会で異論が噴出していたし、国民の「知る権利」に対する懸念など、一旦了承が先送りになっていたものだ。

 間髪を入れず、日本ペンクラブ、日本弁護士連合会などが「毅然としてたたかう」意志を表明した。
 マスコミ関連九条の会連絡会や日本ジャーナリスト会議、自由法曹団、マスコミ文化情報労組会議、婦人団体による「STOP秘密保護法」共同行動、「秘密保護法廃止に!」実行委員会などのとりくみはさらに大きくなっていくことになる。

 10月19日の『サンデーモーニング』(TBS系)が時間をかけてとり上げていた。
 「過去に起こったこと(沖縄密約をスクープして逮捕された”西山事件”)をイメージしてみればことの重大さがわかる」(寺島実郎氏)、「西山事件は40年前、取材や報道が制約されることがまず起きて、国民の知る権利・基本的人権・プライバシー侵害する恐れがある。この法律の問題点、あげていくとキリがない。天下の悪法と呼んでいるが、こんなひどい法律はない」(岸井成格氏)、「原発、メルトダウンを2か月隠すは、スピーディは隠すは、甲状腺がん原因特定できないは・・・、いくつかの事例を見ても、権力者はパワーをもっている。自分の都合のいい理由で情報が閉じられる。権限のないチェック機関だとすると、球団と審判がグルになったら野球の試合にならない。自主規制、法律の脅しでわれわれはいろんなことを知ることができなくなる。強く反対する」(金子勝・慶応大学教授)、司会の関口宏氏は、「そういう危険性がありますね」と結んだ。

 「治安維持法がつくられた時、それがそんなに恐ろしい法律だと感じた人は殆どいなかった。それが、5年経って牙をむき出時には誰もどうしようも出来なくなっていた」という加藤周一氏の言葉を思い出す。
 そこで気になっているのは、「まさか・・・」と思っている人の多さだ。「戦争できる国にさせない」決意の市民とメディアが「総がかり」で立ち上がれば、安倍内閣崩壊は時間の問題といえよう。

 (これは、10月26日付けしんぶん「赤旗」日曜版”メディアをよむ”をふくらませたものです)

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2014年09月06日

『花子とアン』とNHKと沖縄

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2014年9月05日
『花子とアン』とNHKと沖縄

■仲築間 卓蔵(元日本テレビプロデユーサー)


 8月18日。辺野古沖の海底ボーリング(掘削)調査が強行された。琉球新報は19日の社説“辺野古掘削開始 自然破壊恥じぬ政府の厚顔”と題して「あの美しい海に、ついに穴がうがたれた。(中略)沖縄に対し日米両政府がとっている姿勢は近代以前の専制君主的反民主主義だ。沖縄は民主主義的手段で民意をはっきり示し、国際社会に堂々と訴えればよい。国際社会の良識がどちらを支持するかは火を見るより明らかだ。沖縄の海に穴をうがつか否か、沖縄の土地に軍隊を置くか否か、決めるのはウチナーンチュである」と。

 同じ頃、沖縄で活動している人からメールが届いた。「海上保安庁のゴムボートが一斉に私たちの3艇のカヌーの方に、水しぶきをあげて向かってきた。真っ黒いゴムボートに黒いウエットスーツを着た保安員が7人づつ乗って何艇も向かってくるのにはさすがにゾッとした。“安全のため”と警告を発する。二度言ったかと思ったら、一斉に“確保っ”と襲いかかってきた」「海を埋めた船の数に、誰かが“沖縄戦の時(米軍の艦艇)もこうだったのか!”と叫んだ」「小さな抗議船と2隻のゴムボート、カヌー12艇(あと5艇は大浦湾側にいた)に、大型巡視船、ゴムボート、チャーター船が海を埋め、追いかけまわし襲いかかる。少なくとも10年前は、海上保安庁は“海での安全を守る”に徹して後方にいたが、今回は海上保安庁が前面に出て防衛局は後ろに引っこみ、(沖縄タイムスによれば)“抗議船排除に失敗したらおまえたちに未来はない”と脅しをかけられ、反対派に襲いかかる」「辺野古では国民の命が軽視されています。海上保安庁は防衛省や政府の方ばかり向いているんです」と。東京でウロウロしていて支援に行けない身としては“隔靴掻痒”である。

 テレビはどう伝えたか・・・。少なくともテレ朝、TBSは米軍キャンプ・シュワブ前抗議集会の模様をとりあげ、反対派の声を紹介していた。目を引いたのは8月24日の『サンデーモーニング』(TBS)だ。「ボーリング調査(21か所で予定)、最大50メートルの穴を掘り地盤の強化などを調べる」と説明。仲井真知事のコメントは「土地調査は予想されているプロセス。反対派の人もいることはわかっているが、お互いに抑制を利かせて、大のおとなはやるべきだ」とまるで他人事である。司会の関口宏さんが一言つぶやいた。「その大のおとなが11月の県知事選で(知事を)選ぶというわけですね」と。
 コメンテーターの一人の目加田説子さん(中央大学教授)は「既成事実化しようということですよね。悲しいのは、地元の方同士で対峙せざるを得ない構図がつくりだされていること」「高江でヘリパッド建設が進められている。沖縄の負担軽減になっていないことをわれわれは知っておく必要がある」と。

 NHKはどう伝えたか・・・。ボーリング調査開始の18日、『ニュースウオッチ9』はわずか40秒報道しただけ。日本地図を作った伊能忠敬と弟子・間宮林蔵の話は8分。「政府が右といったことを左というわけにはいかない」という籾井会長発言をいまだに忖度しているとしか思えない。ついでに言えば、安倍改造内閣が発足した9月3日の同番組。新閣僚インタビューを延々。そこに「意見」はない。その日の「日刊ゲンダイ」は“この国の政府は 愚者の集団か”と痛烈。イギリスのフィナンシャルタイムスは「安倍の第3の矢は、軍国主義か」と評しているという。NHKのあすは暗澹である。

 一方、朝ドラの『花子とアン』。花子の親友・蓮子(柳原白蓮のモデル)は、「戦地へやるために純平(息子)を生み育ててはいない」「わたしは時代の波に平伏したりしない。言いたいことを言い、書きたいことを書くわ」と言って花子と決別した。その後の番組『あさイチ』の出演者の一人が、「蓮さまの言っていること、よくわかる」とコメントしていた。“NHK 朝ドラだけは平和主義”という川柳そのままである。


◆余談だが
こんな話を聞いた。「広島の安佐南区八木地区は、かつて“蛇落地悪谷”(じゃらくあしや)と呼ばれていた」という。「“蛇が降りるように水害がおきる悪い谷”とされていた」という。「その地名が変更された。そして土地開発が進んだ」と。となると、被災者は騙されていたことになる。まさに「人災」である。土地開発地域だったという報道はなされたが、‘蛇落地悪谷“という伝え方はなかったのではないだろうか。知らなかったのか、知っていて伝えなかったのか・・・。気になることの一つだ。

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2014年08月07日

8月6日の朝

元ワイドショープロデューサー仲築間 卓蔵(なかつくま・たくぞう)のブログ
「テレビ」と「平和」と「憲法」のblogより転載
http://blog.goo.ne.jp/takuzou4108
2014年8月06日
8月6日の朝

■仲築間 卓蔵(元日本テレビプロデユーサー)


 8月6日 朝。このところ平和記念式典はテレビの前での参加である。
 8時15分、鐘の音を合図で黙とうした。
 原爆投下から69年。この日の広島は雨。43年ぶりの雨の中の式典だという。45000人が参加したという。ケネディ・アメリカ大使の姿もあった。

 松井一実・広島市長の「平和宣言」。「その年のうちに14万人が命を落とした」「戦争文化ではなく、平和文化をつくっていく努力を怠らないことの大切さ」「人類の未来を決めるのはみなさん一人ひとり」と。そして、日本政府に対して「日本国憲法の崇高な平和主義のもとで69年間戦争をしなかった事実を重く受け止める必要があります」(集団的自衛権容認については触れなかったが)「今後とも名実ともに平和国家の道を歩み続け、核保有国と非核保有国の橋渡し役としてNPT体制を強化する役割を果たしてください」と訴えた。

 安倍首相も壇上に立った。
 「世界恒久平和のために力を注ぎます」「核廃絶に力を尽くすことを惜しまない」「わたしたちには核兵器のない世界を実現する責務があります」と・・・・。言うこととやっていることの落差の大きさを、この場でも感じてしまう。彼の言う「平和」という言葉が空しく雨空に消えた。拍手があったが、まばらである。

 広島の小学校6年生の田村怜子さんと牟田悠一郎くんが作文を読んだ。原稿は用意していたが、二人とも見ることなく語りはじめた。
 「当たり前であることが平和なのだと気づきました。平和とは何か、自分で考え友だちとも意見を交流しています」「みなさん、広島で待っています。平和について、これからについて、共に語り合いましょう」と。
 田村さんの祖母、牟田くんの祖父は被爆者である。

 式典の中継はNHKだけ(8時〜8時37分)。番組は「安らかに眠ってください。過ちは繰り返しませぬから」と刻まれた碑を映しながら、「あらためてかみしめる8.6のヒロシマです」と結んだ。

 民放キイ局にチャンネルを回してみた。どこも式典中継は なし。
 延々とやっていたのは理化学研究所の笹井氏自殺問題だった。

 『花子とアン』につづく『あさイチ』は”戦争を考える”終戦69年 子どもたちと戦争”。ひとりの子どもが紹介した「祖父の言葉」が印象的だった。祖父は、「(・・・・過ちは繰り返しませぬから)というこの誓いの言葉が生きている限り、平和はつづけられる」と言っていたという。
この「誓い」、あだやおろそかにはできない。

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2014年07月04日

老いても青春。そして集団的自衛権。

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2014年7月03日
老いても青春。そして集団的自衛権。

■仲築間 卓蔵(元日本テレビプロデユーサー)


(民放関東シニアの会会報に載せたものの転載です)

 集団的自衛権行使容認の閣議決定を目前にして、6月30日夕方から7月1日にかけて首相官邸前では休むことのない抗議行動が展開された。

 6月30日の行動に参加したかったが、九条の会東京連絡会の総括会議のため残念ながら不参加。残念さをとり戻すために、7月1日の「解釈で憲法9条を壊すな!実行委員会」と「戦争をさせない1000人委員会」が呼びかけた行動に駆けつけた。

 9時半開会予定だが、官邸前は人・人・人の波。抗議行動の広がりを察知してか、歩道上に鉄柵が設置されていた。従来の行動には見られなかった光景である。集会は「鉄柵設置」に対する抗議からはじまった。怒りの強さ、道理ある抗議で警察当局はついに鉄柵を撤去した。緊急の呼びかけだったが、参加者は2000人を超えた。「解釈改憲絶対反対」「閣議決定絶対反対」のシュプレヒコールが官邸に、国会議事堂に轟き渡った。

 女子大学院生が飛び入りでマイクを握った。「先生に“官邸前行動に参加します”といったら快く送り出してくれた。学友たちも“がんばってきてね”と励ましてくれた。戦争する国、絶対反対です!」と。歯切れのいい発言に大きな拍手が湧いた。

 閣議決定が早まりそうだという情報で、予定になかった院内集会が14時から、
さらに15時からの官邸前行動が提起された。

 12時15分からは「憲法共同センター」の呼びかけによる行動。17時からも実行委員会と1000人委員会による行動が展開された。
 反対の声が渦巻く中で、閣議決定はおこなわれた。「原発ムラ」という言葉がある。政・財・官・学に報道が参加している「ムラ」である。この日、「戦争ムラ」が現出した。「平和の党」を自負していた公明党が、その冠を投げ捨てて「戦争ムラ」の一員になった。

 一連の行動に「一人参加」や「子ども連れ参加」が目立ったのも特徴的だ。60年安保とは様相が違う。この国を「戦争する国にさせてはならない!」の思いの強さをひしひしと感じた。本来なら、マスコミ関連労働組合は「統一スト権」を確立して立ち上がるはずだろうが、残念ながらそうはなっていない。であれば、われらができることをやっていこう。

 アメリカの詩人、サミュエル・ウルマンに『青春の詩』というのがある。「年を重ねただけでは人は老いない。理想を失うときに、初めて老いがくる」と。青春とは、人生のある期間をいうのではなく、心の様相をいうのだと歌う。その胸中に燃え盛るものがあるかぎり、人は若さを失わないのだ。情熱を失うわけにはいかない。次世代に「平和な国」を渡すのは、われらなのだから。

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2014年06月07日

「歌舞伎みたいだった」の感想があった6.4の「つどい」

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2014年6月06日
「歌舞伎みたいだった」の感想があった6.4の「つどい」

■仲築間 卓蔵(元日本テレビプロデユーサー)


6月4日(水)中野ゼロホール。『戦争する国 ゴメンです』のつどい。
九条の会東京連絡会と都内各地九条の会でとりくんだ実行委員会主催です。
どのくらいいらっしゃってくれるか心配でしたが、ふたを開けてみたらなんと1200人。満杯。
ご参加 ありがとうございました。
 開会前にはイヴ・モンタンの「さくらんぼ実る頃」などシャンソン曲を流しましたが いかがでしたかね。

 開会前のベルで会場は真っ暗になります。
 緞帳が上がると、ピーッという鋭い笛の音。
 舞台明るくなると、そこに5人の若者たちによる「ざ・五人囃子」の笛、太鼓、鼓、鐘、うたです。谷川俊太郎の詩「死んだ男の残したものは」をとり入れた曲は斬新でしたねえ。「和」のコラボレーションは見事です。
「歌舞伎みたいだった」という感想がありましたが、きっとこのオープニングのことでしょう。
 次いで登場するのが松元ヒロさん。
 今回は司会者なしなのでやりにくかったのでは・・と思っていましたが、ヒロさんは「なんの抵抗もなかったよ」といってくれた。
 後半の「わたしは憲法です」という憲法の一人称でのおしゃべりはヒロさんの発明品です。痛快な風刺コントに会場は大うけでした。
 
 事務局の高岡さんが開会のあいさつ、といっても講演者の紹介です。なにせ司会者なしですから、どなたに何分話してもらうかをみなさんにお伝えしなければなりません。
 休憩なしで3人の講演。
 元外務省国際情報局長の孫崎亨さんは、「集団的自衛権の容認の真の目的がアメリカの戦争で自衛隊に”傭兵”の役割を果たさせることだ」と。
 学習院大学教授の青井未帆さんは、「憲法九条があり、自衛隊が海外で一人も殺さなかったことで、日本は国際的な評価を得てきた」「憲法の理想を安倍政権に突きつけることが、私たちの責務です」と。
 九条の会の事務局長・東大教授の小森陽一さんは「全国各地の九条の会の地道な取り組みで、イラク戦争のころは少数だった”憲法を変えなくていい”という世論を多数に押し上げた」「安倍政権の暴走を止める共同を広げよう」と。(ぼくは舞台の袖で進行役をつとめていたので、この項はしんぶん「赤旗」の記事を拝借しました)。

 講演が終わると、各地九条の会の代表が舞台袖から、下手の階段から、幟・プラカード・横断幕をもって登場です。舞台は一杯になった。
 代表して「あきる野九条の会」「北足立九条の会」「東京宗教者平和の会」「西片町教会九条の会」「ピースナイト9実行委員会」の若者たちがそれぞれ2分の発言です。
 みなさんに囲まれた形で東京連絡会事務局長の島田さんが「戦争する国にさせないように運動を広げよう」と訴えかけました。
 予想を上回るカンパが寄せられたそうです。
 イヴ・モンタンの「セ・シ・ボン」がみなさんを送り出しました。
 みなさん、ご参加ありがとうございました。

 ◆さて、つぎは「九条の会」本体の講演会。

 渋谷公会堂
 6月10日(火)17時開場。18時開会です。
   中身は 金 泳鎬 さん(韓国壇国大学硯座)
       池田香代子さん(翻訳家・世界平和アピール七人委員会)

ここで休憩をはさんで
        阪田雅裕さん(元法制局長官)のビデオメッセージです。
         阪田さんは 残念ながらこの日は海外なのです。
         コンパクトな 鋭いメッセージだそうです。

       そして
       大江健三郎さん
       奥平康弘 さん
       澤地久枝 さん です。

 どのような「檄」が伝わってくるか・・・期待してご参加ください。

 ◆九条の会のとり組みはさらにつづきます。
 7月7日は「九条かながわの会」のつどい。
      18時開場 18時30分開会。
 お話は このところ全国を飛び回っている元外務省国際情報局長の孫崎亨さん。

 4日、中野ゼロホールでお会いして「7月7日 よろしくおねがいします」と挨拶いたしました。
 7月7日の講演依頼を電話でしたのですよ。元外務省国際情報局長という肩書にビビっておそるおそる電話しましたら、なんと 気さくな返事が返ってきたのにびっくり。
 中野ゼロホールでそのことをお話ししたら大声でお笑いになりましたよ。
 ほんとに気さくな人です。
 今回は 孫崎さんの独り舞台です。
 司会は なんとぼくがやります。

 この日は七夕。舞台を「七夕」風にしたいけれど、どうなりますか。
 質問時間はたっぷりあります。
 どうぞ気軽にお越しください。孫崎さんの気さくな しかし「鋭い」話をお楽しみに。

 場所は 桜木町駅前。健康福祉総合センター 4階ホール でーす。
 お待ちしています。
 戦争する国を 次世代に渡すわけにはいきません!

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2014年05月20日

「国民のいのちを守る」をワンイシュウにした記者会見

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2014年5月20日
「国民のいのちを守る」をワンイシュウにした記者会見

■仲築間 卓蔵(元日本テレビプロデユーサー)


 5月15日の安倍首相の記者会見。
 お友達を集めてつくった私的諮問機関「安保法制懇」(安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会)の報告書をうけての会見だった。
 報告書は、「憲法解釈を変更し、集団的自衛権行使容認を求める」もの。集団的自衛権行使を禁止してきたいままでの政府解釈を「適当でない」とし、その容認を要求している。
 首相記者会見は、その日のうちにおこなわれた。「報告書が独り歩きするのを防ぐため」の会見だとか。会見の内容は、”独り歩きを防ぐ”どころではなかった。報告書を「安倍流」に解釈し、ひたすら国民に理解を求めるものになった。

 大きなパネル2枚が掲げられた「異例」といえる手法である。1枚は”邦人輸送中の米艦船の防護”。米艦船に乗った母子の絵が大きく描かれている。絵を大きくしたのは安倍首相の指示だったという。もう一枚は”駆け付け警護”。日本NGO・PKO要員が攻撃される絵入りである。現地人の母子を診療する絵が、ここでも大きく描かれている。
 30数分の会見で飛び出した言葉は、「国民のいのちを守る」。なんと16回も。
 「いのちを守る」は、「いのちを捨ててください」に聞こえた。
 記者の質問に対する返答はまるでとんちんかん。かみ合った返答はない。「お友達懇談会といわれているが・・」の質問は・・・無視された。

 各局とも、この記者会見報道に力を入れていたが、気になるのでNHKに注目した。
 その日の『ニュースウオッチ9』。当然、安倍会見からはじまるだろうと思っていたら、導入部は”ベトナム反中デモ、台湾企業に被害、日本人社会にも影響”である。漢字で書かれた看板の工場が襲われたこと、安全のために休校した日本人学校のことが紹介されて、そして「集団的自衛権報告書の提出受けて」につなげていった。その構成は意図的である。

 キャスターは、「中国とベトナムの対立、収拾の見通しが立ちません」と切り出した。アナウンサーが、「この事態を、安倍総理大臣は他人事ではないと述べました」とつづき。礒崎陽輔・安保担当首席補佐官をゲストに「集団的自衛権報告書」に入った。
 安倍首相の「日本人を守ることができない。そんなことでいいんでしょうか」という発言を、映像で「補強」した番組になった。NHKは、安倍首相のお友達局になったのか・・・そんなことまで感じさせる番組構成なのだ。

 だが、一方で翌16日の『NHKスペシャル』は見事だった。蜻協二(元内閣官房副長官補)中野晃一(上智大学教授)、礒崎陽輔(首相補佐官)、北岡伸一(安保法制懇座長代理)各氏による冷静な討論は、視聴者に判断材料を提供していた。これからのNHKの伝え方に注目である。

 戦争する国 ゴメンです!。憲法九条を壊すな!の「運動の高まり」と「NHKの報道姿勢」は無関係ではない。「メディアは、時の流れに合わせてタクトを振る」という言葉があるが、「時の流れ」をつくるのはわたしたち一人ひとり。うかうかしてはいられない。
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2014年02月27日

浅田真央ちゃん 見直しました!

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2014年2月26日
浅田真央ちゃん 見直しました!

■仲築間 卓蔵(元日本テレビプロデユーサー)


 安倍首相の「暴走」ぶり、取り巻き連中のひどさ加減、挙句の果てにNHK会長の「虎の威をかるキツネ」ぶり・・・。脳みそに泥をかけられつづけているきょうこの頃に愛想がつきていたなかで、浅田真央ちゃんの発言に脱帽です。
 25日。真央ちゃんは日本外国特派員協会の記者会見に臨んだ。
 外国特派員協会だけに、質問内容も一味違いましたね。

 森元総理の発言に関してだった。
 森元総理の発言とは・・・「見事にひっくり返りましたね。あの子、大事なときには必ず転ぶんですよ」である。この人の頭の中はどうなっているんでしょう。いまさら(もともと森さんに感性を求めても仕方がない)そんなことを言ってもはじまりませんね。

 真央ちゃんは冷静でした。こんな彼女を見たのははじめてです。
 「私自身、それを聞いたときは終わった後だったので、あゝ”そんなこと言っていたんだな”って思ったんですけど、人間なので失敗することもありますし、しょうがないとは言えないと思うんですけど、やはり、自分も失敗したくて失敗しているわけではないので、それはちょっと違うのかな と思ったんですけど・・・」と。
 記者の質問も日本の記者ではできないものでした。「あと5年間、森元総理は東京五輪組織委員会の会長を務めるけど、日本人は耐えられると思うでしょうか?」・・・・真央ちゃんがどう応えるか、固唾をのんで聞きましたね。
 彼女は、一瞬、戸惑ったように見えましたが、「私は何とも思っていないんですけど、多分、森さんがああいう発言をしてしまったことについて、少し後悔しているのではないかと・・」と答えたのです。会場から拍手が起きていましたねえ。

 なんと、「文化的アンバサダー(大使)としてお伺いします。今後、日韓関係をどう改善していけばいいでしょう」という質問が出た。「おいおい そこまで訊くか」と思いましたよ。ここでも固唾をのんだ。
 真央ちゃんは、笑顔で「私が何か言うことはできないと思います」と、軽く受け流した。そして、「でも、私とキム・ヨナ選手は小さな頃からライバルとしてたくさんのメディアの方に注目されてきましたが、リンクを離れれば普通にお話をしたりとか、友だちのような関係だと思っているので・・・」とキム・ヨナ選手との話で交わした。
 オリンピックの結果は残念ながら6位に終わったが、「今回のフリーでは悔いなく最後をを終わりたいという気持ちで、いま、悔いなく終わった気持ちでいます」と締めくくった。

 臆さない・・・清々しい・・・。国際舞台で鍛えられた成果が、こんな場面にも現れるのだと感心しましたよ。真央ちゃんを見直したし「誇り」にさえ思うようになった。
 まだまだフィギュア人生をつづけてほしいなあ。

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2013年12月17日

米軍ヘリ墜落と「秘密保護法」

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2013年12月17日
米軍ヘリ墜落と「秘密保護法」

■仲築間 卓蔵(元日本テレビプロデユーサー)


 米軍ヘリが不時着に失敗して横転し大破した。尾翼は折れ、回転翼は吹き飛んでいる。
 12月16日。神奈川県三浦市の埋め立て地。
 近隣は水産加工場や水産物の直売所があり、休日にはたくさんの観光客が訪れる場所。その埋め立て地は休日は駐車場として使われているという。
 この事故が土日だったらと思うとぞっとする。
 米軍機事故の危険性があらためて浮き彫りになった。
 神奈川県警が規制線を張ったようだが、その内側にアメリカ軍が規制線を張り巡らして立ち入りを禁止した。
 日本側に調査権はない。「日米地位協定」だ。文句も言えない。日本はアメリカの州以下である。

 厚木基地によるとヘリは、在日米海軍横須賀基地に配備されている原子力空母ジョージ・ワシントンの艦載機で、今年初めに厚木基地に所属。事故当時は飛行訓練中だったというが具体的なルートは明らかにしていない(東京新聞)。
 「ヘリはどこに向かっていたのか?」の質問に、「それは秘密」だと。われわれの周囲は、すでに「秘密」だらけである。そこに「国民の安全」という視点はない。

 そこで「秘密保護法」だ。
 12月5日、あれが採決か!といえる無謀さで特別委員会で「採決」された。
 翌6日、日比谷野音は1万5千人であふれた。国会デモ、銀座デモで「秘密保護法絶対廃案!」「強行採決絶対反対!」の声が轟き渡った。
 深夜11時過ぎ、自民・公明によって成立は強行された。
 
 12日。11・21、12・6集会を成功させてきた実行委員会の総括会議がおこなわれた。
 ぼくは、はじめてその会議に参加させてもらった。「諦めるわけにはいかない」「この運動を続けてほしい」という思いからだった。
 みんなへこたれてはいなかった。
 そこで話し合われたことは
◆いままでの『「秘密保護法」廃案へ!実行委員会』を、『「秘密保護法」廃止へ!実行委員会』に改称して取り組みを発展させる。
◆まだ「秘密保護法」の危険性を知らない人がいる。知らせていこう。
◆廃止に向けての署名にとりくむ。
◆通常国会開会日に国会包囲行動を提起する。
◆法案に賛成した議員は130人。反対した議員は82人。この名前をあらためて明らかにし、宣伝する。
◆来年7月に予定される「国際シンポジューム」を大きく成功させる。
 だ。
 60年安保闘争は組織された労働者と学生が中心だったが、「秘密保護法」阻止のとりくみはあの時代とは大きく様変わりしている。「諦めない市民」が中心である。
 施行させない!廃止させよう!のとりくみは、さらに大きく発展していく予感がする。
 来年は、「秘密保護法」廃止!の年になる。この国を、安倍さんに任せておくわけにはいかないでしょう。
 こころして年を越そう。
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2013年11月10日

ハワイアンズセンター・ちょっとした感動

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2013年11月09日
ハワイアンズセンター・ちょっとした感動

■仲築間 卓蔵(元日本テレビプロデユーサー)


 スパリゾートハワイアンズというのにいってきましたよ。
 国民救援会・鎌倉の連中と、「ふくしま支援」の名目での懇親旅行だった。
 かつては「常磐ハワイセンター」といっていたところです。片道4時間はかかるバスの旅なので若干疲れはしましたが、名物のハワイアンショーにちょっとした感動を覚えましたね。
 この場所。もともとは常磐炭鉱だった。石炭産業の衰退とともに町の活性も失った。若い女性たちが立ち上がってフラダンスを勉強しはじめて、やがて成功する話は映画『フラガール』にもなった。ぼくはまだ観ていないが、今回の旅で機会があったらこの映画を観てみたいと思うようになりましたね。
 旅は11月5日〜6日の1泊2日。連休明けだというのに満員だといいます。満員だと2000人ちかくになる。
 食事はバイキング。満足いく中身ではなかったが、ハワイアンショーを観て、その不満は解消したのですよ。
 このショー。夜は8時30分から1時間、昼は1時30分から1時間。水着があればプールもあるしウオーターシュートなんかもあって楽しむことができるが、水着がないと時間をつぶすのが大変。「麻雀はある?」と聞いたら「自動でなく手積みのものなら」というので、さっそく注文。食事とショーの時間以外は麻雀ゲームという過ごし方をしてしまった。

 しかし、ハワイアンショーには感動しましたね。フラダンスを見続けるのかと(たいした期待もせず)会場に出かけましたが、それが間もなく「感動」に変わったのです。
 どこに感動したの ですか?。ハワイアンメロディーに乗ったおきまりのフラダンス、ポリネシアの「火の踊り」などですから なんとなく見過ごせば「ハワイの雰囲気を楽しむ」だけで見終える人もいたでしょう。
 ぼくの感動は、演目の中に「アイナふくしま」というのがあったのです。紹介アナウンスによれば「アイナというのは”わたしの”という意味です」と。
 3.11で、このハワイアンセンターも被害を受けました。復活したのが昨年の2月だそうです。復活した喜びは大きかったでしょう。

 ハワイ語の「アイナ」というのは land(土地)という意味だそうです。しかし「アイナ」にはもっと深い意味があり、直訳すると「食べさせてくれるもの」「生を与えてくれるもの」となるそうです。
 同じ島国である日本で生まれ育ったわれわれとは自然美に対して感覚的に多くの共通点がある。まして、福島の人たちの「かつての福島をとり戻したい」という願いとハワイの自然への憧憬はダブっているに違いありません。「アイナふくしま」・・・・ただそれだけに感動したのです。
 『上を向いて歩こう』も演じましたね。なにかにつけて聴く曲ですが、ここで観る『上を向いて歩こう』のフラダンスは、一味も二味も違った印象をもたされます。

 これから訪れる方々は、ぜひ 『アイナふくしま』『上を向いて歩こう』のフラダンスを 何気なくでなく 「思い」をこめて堪能してほしい。
 1500人収容の会場も満員。どれだけの人が『アイナふくしま』の「思い」に触れたのでしょうか・・・・・。
 久しぶりに書き換えたブログなのに、ハワイアンショーの宣伝になってしまいました。
 ふくしまを忘れません。
 オリンピックより 福島だーー!!

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2013年08月08日

広島平和記念式典と映画『Emperor』

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2013年08月08日
広島平和記念式典と映画『Emperor』

■仲築間 卓蔵(元日本テレビプロデユーサー)


 8月6日。広島平和記念式典。8時15分。テレビの前で鐘の音を聞きながら黙とうした。
 松井一実・広島市長は平和宣言で、「・・・無差別に多くの市民の命を奪い、人生をも一変させ、また、終生ににわたり心身を苛み続ける原爆は、非人道兵器の極みであり”絶対悪”です」「・・・世界の為政者の皆さん、いつまで、疑心暗鬼に陥っているのですか。威嚇によって国の安全を守り続けることができると思っているのですか」と呼びかけた。そして、「東日本では大震災や原発事故の影響に苦しみながら故郷の再生に向けた懸命な努力が続いています。復興の困難を知る広島市民は被災者の皆さんの思いに寄り添い、応援し続けます。そして、日本政府が国民の暮らしと安全を最優先にした責任あるエネルギー政策を早期に構築し、実行することを強く求めます」と結んだ。
 安倍首相のあいさつはどうだったか。「非核三原則を堅持しつつ、核兵器廃絶に、恒久平和の実現に力を惜しまぬことをお誓いする」といった。テレビ画面に向かって思わず「非核三原則をなし崩しにしようとしているではないか」「安倍政権は、4月のNPT再検討会議準備委員会で、核兵器の非人道性を告発する共同声明(80ヵ国賛同)への署名を拒否しているではないか」と叫んでしまった。「口から出まかせのあいさつ」とはこういうのをいうのだろう。これが日本の首相かと思うと、哀しい。

 市内の小学生が「平和への誓い」を読んだ。原爆の惨状を祖母から聞いたとき、「涙が出て、震えが止まりませんでした」と。「平和は、わたしたち自らがつくりだすものです」「大切なのは、わたしたち一人一人の行動なのです。さあ、一緒に平和をつくりましょう。大切なバトンをつなぐために」・・・と。
 感動した。この子たちの言葉が、安倍首相に届いたとは思えない。
 広島と安倍首相の「距離の遠さ」を、あらためて実感した一瞬だった。

 テレビ報道はどうだったか。
 NHKは8時から37分間中継した。広島では各局とも特別番組を編成してるはずである。だが、民放キイ局は・・沖縄のヘリ墜落事件だった。たしかに大事件である。だが、中断して8時15分の「鐘の音」ぐらいは伝えてほしかった。「ヘリ墜落」と「原爆」・・・・無関係ではない。わずかな時間のカットイン(番組中に画面を挿入する手法)すれば、訴える効果はさらに増したのではなかろうか。そんなことを考える人はいなかったのだろうか。

 8月5日、空き時間を利用してアメリカ映画『Emperor』(「終戦のエンペラー」)を観た。
 原爆投下・・・マッカーサーが厚木に降り立つところからはじまる。
 戦犯裁判に昭和天皇をかけるべきかどうか・・・。マッカーサーは日本通の准将に調査を命じる。
 物語は、その准将と日本女性の恋をタテ軸に展開していく。
 天皇の責任の「証拠」は見出すことはできなかった。
 准将が探し求めていた恋人は、大空襲で死んでいた。

 上映開始寸前なのに、チケット売り場は行列だった。
 この回はムリかな と思ったが、そうでもなかった。空席は目立ったが、観客の入りはいい。
 映画が終わってエンディングロールが出るが、誰も立とうとしない。ぼくは真ん中の席なので、出るわけにはいかない。
 仕方なく座っていたが、終わった後の場内の雰囲気は・・・なんと表現すればいいか・・「異様」といったらいいか。「静寂」である。観終った人たちは きっと「どのように解釈したらいいんだろう?」と「困惑」している「静寂」だと思えた。日本ではとり上げ難い終戦裏面史をとり上げるのではないかと期待したが、それはない。つまり、「製作意図」が「不明」なのだ。それが「奇妙な静寂」となったと思える。
 昭和天皇が「責任は私にある。国民にはない」とマッカーサーに語りかける。それがいいたかったのか・・。
 観客は、昭和天皇とマッカーサーの(有名な)ツーショットの写真の真実を知りたくて足を運んだと思われる。ツーショットの写真を利用し、終戦の日に合わせた「きわもの映画」といったら言い過ぎだろうか。

posted by マスコミ9条の会 at 05:42| Comment(1) | 仲築間 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年07月18日

ドラマ「半沢直樹」と参院選

元ワイドショープロデューサー仲築間 卓蔵(なかつくま・たくぞう)のブログ
「テレビ」と「平和」と「憲法」のblogより転載
http://blog.goo.ne.jp/takuzou4108
2013年07月18日
ドラマ「半沢直樹」と参院選

■仲築間 卓蔵(元日本テレビプロデユーサー)


 TBS系ドラマ”日曜劇場”は、航空自衛隊肝いりの『空飛ぶ広報室』で、「ドラマのTBS]といわれていた名誉が一気に地に落ちてしまったが、名誉も回復しそうだ。『空飛ぶ…』の後に登場した『半沢直樹』がそれである。
 人の名前がタイトルというのは珍しい。どんなものかと観てみたが、初回から引き込まれてしまった。舞台は”銀行”である。銀行からの融資を断られて自殺に追い込まれた中小企業経営者の父親の姿を見て、半沢直樹は銀行に就職する。銀行内の”成果主義””出世主義”に直面することになる。どこにでもある会社内の”自己保身”である。堺雅人の演技がまた痛快である。
 父親と同じ運命をたどりそうな中小企業経営者。「銀行は”単なる金貸しではないか”」とする金融庁の役人。融資ミスを直樹の責任にして身を守ろうとする上司。・・・まるで時代劇を見ているような展開である。
 銀行の果たすべき「社会的責任」に迫る予感のドラマだ。毅然とした姿勢をどこまで貫いていくか・・・楽しみである。TBSさん。やればできるじゃありませんか。視聴率もいいのじゃないかと思いますが、どうですか?

 さて、終盤戦の参院選挙です。
 『半沢直樹』が銀行の社会的責任を追及していく(であろう)なかでの参院選ですが、9つもある政党は「国家的責任」を果たそうとしているのでしょうか。
 ぼくは神奈川在住ですから、神奈川の候補を見てみます。
 ◆自民党候補は、「国防軍創設の憲法改悪を推進。アンケートに「核武装を検討」と回答(毎日新聞)。消費税増税を推進。歯科医師にもかかわらず医療制度破壊につながるTPP推進です。
 ◆民主党候補は、「命を守りたい、健康を守りたい」といいながら、命と健康にもっとも悪い影響を及ぼす消費税増税、社会保障改悪を自公とともに合意・強行(「税と社会保障の一体改革」)。命にかかわる原発再稼働「NO」と言えない人です。
 ◆公明党候補は、自民党とともに消費税増税、改憲に賛成、原発再稼働と原発輸出を容認。このような肝心な問題には触れず、「政治の安定」をいうばかり。「政治の安定」は「独裁の定着」です。
 ◆みんなの党候補は、もともと自民党以上に社会保障切り下げや雇用ルールを破壊する規制緩和を推進。農業と医療制度、雇用破壊を招くTPP参加に賛成。改憲を公言し、自衛隊増強と日米同盟強化を推進する人物。
 ◆維新の党候補は、消費税増税、改憲、TPP、原発再稼働推進。橋下共同代表は「所得を増やす政治への転換」は「できるわけがない」と攻撃、「最低賃金制の廃止」まで主張しています。

 今後3年間、国政選挙はないといわれています。安倍政権の「暴走」に手を貸すこれらの党に「貴重な」一票を投じていいのでしょうか。
 ぼくが常に持ち歩いているポスターがあります。1930年前後のナチスのポスターです。「われわれの 最後の 希望 ヒトラー」と書いてあります。ドイツのその後は悲惨でした。このまま手を拱いていたらあの時代に立ち戻ることになる。
 都議選で日本共産党は倍増しました。東京は変わり始めるでしょう。こんどは国政の番です。
 歴史認識に決着をつけ、北東アジアのみならず、アジアに、世界に、信頼される「確固たる地位を」築いていきたい。日本共産党の躍進で、それを現実のものにしたい!。参院選は、誰のためでもない、あなたの、ぼくの、そして次世代につながる選択です。「あのとき、ああしておけばよかった」と後悔したくない!。

posted by マスコミ9条の会 at 16:20| Comment(1) | 仲築間 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年05月26日

行列ができなくなった橋下徹(維新の会代表)

元ワイドショープロデューサー仲築間 卓蔵(なかつくま・たくぞう)のブログ
「テレビ」と「平和」と「憲法」のblogより転載
http://blog.goo.ne.jp/takuzou4108
2013年05月25日
行列ができなくなった橋下徹(維新の会代表)

■仲築間 卓蔵(元日本テレビプロデユーサー)


 大阪よみうりテレビ発(日本テレビ系)『ウエークアップ』(土曜 8時〜)。
 『ウエークアップ』といえば、なぜか橋下徹氏の出演回数が多い番組でした。彼の人目を惹く?キャラクターが視聴率に影響していたのかもしれません。

 5月25日放送は「緊急告白!”維新・橋下氏”出演 なぜ発言」というタイトルで生出演です。
 辛坊治郎キャスターの、「きょうは大阪市のバス・地下鉄の民営化問題で話を聞く予定だったが、そうはいかなくなった」という発言からはじまりました。旧日本軍の「慰安婦」の制度を正当化する橋下氏(日本維新の会共同代表)の暴言に、国内外から強い怒りと批判が沸き起こっているときだけに、さすがの『ウエークアップ』も取り上げざるを得なくなったのでしょう。
 いつもなら橋下氏に同調的だったコメンテーター橋本五郎氏(読売新聞)、岩田公雄氏(よみうりテレビ)も、今回は「あの発言に大きな影響が出ると考えなかったのか」と質問していました。

 しかし、橋下氏の答えは「(批判に対して)違うことは違うといいたかった」「軍は女性を必要としていたではないですか」「なぜ、日本だけが批難されなければならないのか」と。
 そして、「批判は承知していた」「米軍やアメリカ国民には謝罪しなければならないと思っている」といいながら、「女性蔑視している気はないが、戦場の”性”の問題をタブー視してはならない」と。そこには人権感覚は皆無です。「これが弁護士なのか」と呆れて見ていた人もいたでしょう。「過去を直視して未来につなげましょう」という言葉を発するにいたっては、「呆れる」を通り越して情けなくなってしまいましたねえ。彼の一連の暴言は「過去を直視していない」ことからはじまっていることに、まるで気づいていないのです。それが情けない。

 西ドイツのヴァイツゼッカー大統領が「過去に目を向けないものは未来が見えなくなる」(終戦40年の演説)は有名です。西ドイツはナチス政権時代を反省し、謝罪し、賠償し、いまなおナチスの犯罪を追及しつづけています。ドイツが、欧州で信頼される地位を築いているのは、真摯な反省があったればこそなのです。韓国大統領も「過去に起きたことを誠実に認めなければ、明日はありません」と演説しています。橋下氏の「過去を直視し」は、そのまま自身に跳ね返ってくる言葉です。維新の会は「歴史認識については、党として(考え方を)統一しない」そうです。維新の会は「歴史認識」について今後も右往左往するに違いありません。憲法「改正」について歩調を合わせてきたみんなの党の渡辺代表からも「口でのし上がった人は、口で失敗する」と酷評されていましたね。

 問題は番組の結末です。キャスターもいくつか強面で質問していましたが、結果は橋本氏の一方的な発言で終わったといっていいでしょう。最後にコメンテーター諸氏の感想ぐらいはあると思っていましたが、それもなしの尻切れで終わってしまいました。なんのことはない、橋下氏にしゃべらせる場を提供しただけの結末なのです。

 そもそも、橋下氏を弁護士の肩書で使ったのは『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系・日曜夜9時〜)でした。番組HPによれば「(彼の出演時には)弁護士軍団の中では、最も若い弁護士であった。橋下の主張が他の3人と異なるケースが多く、”皆さんの意見は古い”などと言って新しさを求めるような形で流すことが多い。また、明らかにウケ狙いの意見を言って人を笑わせようとすることがよくある」と紹介されている。その頃(2003年4月〜)を思い出してみると、「おかしな弁護士もいるものだな」程度で見ていたものだが、その「おかしな弁護士ぶり」が注目されるようになったのだから、テレビの影響力の「怖さ」をあらためて知ることになってしまいます。
 日本テレビ系列では、その彼を使い続けましたね。名が知れるようになると「色気」が出てきます。この「異色」の弁護士は思いがけない「人気」に乗ってしまったのですね。橋本「人気」をつくり上げたのはまぎれもなくテレビです。だから、面と向かって批判するとなると「矛先が鈍る」ことになるでしょうね。そこがまた怖い。

 番組終了後、出演者と短時間でも話をするものですが、この番組ではどうなのでしょうか。まさか「きょうの出演で、一山越えましたね」などと笑い合ったりなんかしていないでしょうねぇ。ワイドショー経験者としたら、そんなことまで想像してしまうのですよ。

posted by マスコミ9条の会 at 06:44| Comment(0) | 仲築間 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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