2017年03月12日

11522 塞ぎ始めたか?

水久保文明さんのブログ「ヘボやんの独り言」より転載
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17年03月12日
11522 塞ぎ始めたか?

■水久保文明(JCJ会員 千代田区労協事務局長 元毎日新聞労組書記)


 昨11日午後7時のNHKニュース、アベさんは1回しか出てこなかった。違和感を覚えた。そしてきょうの新聞の「首相日々」欄。ここでも違和感。以下。

                           ◇=◇=◇
 午前/公邸で過ごす。

 午後/2時10分東京・隼町の国立劇場。30分政府主催の「東日本大震災6周年追悼式」に参列し式辞、献花。3時42分東京富ヶ谷の私邸。
                           ◇=◇=◇

 これだけである。

 「被災者に寄り添う」と豪語していた人の3.11の過ごし方とは思えない。これでは内籠りである。「福島第一原発の事故はコントロールされている」などと世界に堂々とウソを言った、その人の対応とは思えない。被災者のことを思っている≠アとを国民に示すチャンスだったはずの3.11。「目立ちたがり屋」のこの人らしくない。

 どうかしたか。もしかしたら、病気の再発では? と思ったりして……。

★脈絡のないきょうの一行
始まった都議会の百条委員会。早くも石原元都知事の発言と関係者のそれが食い違い。徹底究明を。

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2017年03月11日

11521 途切れた森友学園ナマ中継

水久保文明さんのブログ「ヘボやんの独り言」より転載
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17年03月11日
11521 途切れた森友学園ナマ中継

■水久保文明(JCJ会員 千代田区労協事務局長 元毎日新聞労組書記)


 昨日、鬼のかく乱≠起こしてしまった。十数年ぶりだろうか、高熱を発してしまったのだ。咳が出て、鼻水とくしゃみが断続的に出る様はてっきり花粉症だと勝手に思いこんでいた。が、身体中が筋肉痛を起こしたように痛い。そこで思い当たった。高熱だ。

 体温計は案の定、37.8度を指していた。やや慌てた。タイミングがいいというか、金曜日は私にとっては定休日である。さらにこの日はもともと、東電第一原発近くの国道6号線沿いの放射線調査を予定していたが、相棒の都合が悪くなり延期したばかりだった。これも良かった。

 解熱剤を服用して、朝から布団にもぐり込んだ。イヌやネコもそうだが、動物は体調が悪くなったらじっとしているにかぎる。その法則は、私にも当てはまる。午後になって少しだが熱が下がった。

 何気にテレビのスイッチを入れたら、森友学園の籠池理事長が記者会見をやっていた。私は初めてその様子を見たが、よくもああまで、中身のない話ができるものだと感心しながら聞いていた。本人が30分ほど喋りまくっただろうか、今度は記者が質問する番になったら、いきなりテレビ画面が官邸前に切り替わった。

 出てきたのはあのカオだ。何事かと思いきや「南スーダンから自衛隊PKOを撤退する」という発表だった。これは大歓迎である。戦闘状態の南スーダンは、もしかすると戦後初めての戦死者を出す恐れをはらんでおり、それを食い止めることができるからだ。が、ヘン。撤退は5月末だという。

 5月撤退だったら、森友学園の理事長が記者会見している最中ではなく、時間をずらすとか、翌日にするとかいう方法があったはずである。にもかかわらず、そこにぶつけてきた。胡散臭さを感じないのは、よほど政治的に鈍感な人である。

 敢えてぶつけてきた理由は2つあると思う。一つは、籠池理事長が何をしゃべりだすか不安でならなかったのだ。記者の質問に入る前に、国民の目を官邸前に釘づけにすることによって、その質問を国民に聞かせることを阻止したかったのだ。ラジオではそのテープが流されたが、テレビは結局素通りしただけであった。官邸の目論見は成功した。

 もう一つは、森友学園疑惑で内閣支持率が急激に下がっている。それを食い止める策として用いられたのが南スーダン撤退だったのではなかろうか。(見ていていただきたい。恐らく、これで支持率は少し持ち直すと思う)もともと南スーダンが危ないことは、官邸も分かっていたはずである。撤退発表のタイミングを見計らっていた、と考えるのが妥当ではなかろうか。

 それにつけても、株価と支持率を上げることに執心な内閣であることをまたしても印象付けた。が、籠池理事長の記者会見は日本会議にマインドコントロールされたと思いたくなる、一種の宗教的な強気の発言が散見された。ところが時折、暗い顔をみせ北朝鮮のように消される≠アとはないだろうが、「この人、自殺するんじゃないか」と感じたのは私だけだっただろうか。

★脈絡のないきょうの一行
サムライ・ニッポン、WBCで3連勝。やるねー。

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11520 東日本大震災あれから6年

水久保文明さんのブログ「ヘボやんの独り言」より転載
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17年03月11日
11520 東日本大震災あれから6年

■水久保文明(JCJ会員 千代田区労協事務局長 元毎日新聞労組書記)


 6年の歳月が経た。未だに2500人を超える行方不明者を残したまま、そして人々のこころが、いまだ癒えぬままに……。

 忘れてはならないこの大震災、直後の写真を見ながら改めて考えてみたい。(名取市閖上の写真は、仙台市在住の友人・佐藤康雄氏が撮影したもの)

【名取市・閖上の日和山/撮影日・3月29日】
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 今では、観光のスポットとなった日和山。震災から18日目の山頂の様子である。山頂といっても10b足らずの小高い場所。まったく手つかず状態である。そこに流れ着いた家屋が痛々しい。この地域は名取市で一番多い犠牲者を出している。

【その日和山山頂から海方面/撮影日・3月29日】
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 家屋が流れ着いた山頂から、海方面。調査にきたのだろうか、自衛隊員の姿が見える。階段下のバイクは友人の物。その先の空き地は、現在ではこの地を訪れた人たちの駐車場になっている。この風景、忘れてはならない。

【石巻市街地/撮影・4月16日】
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 旧市役所に近い商店街。この辺りも津波に襲われた。整頓はされていたが、がれきが置かれたままになっていた。写真一番手前のおもちゃの飛行機の持ち主は、無事だったのだろうか。元気に過ごしているのだろうか。

【石巻市・日本製紙の紙倉庫/撮影・4月16日】
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 私たちが訪ねたとき、周辺はヘドロの臭いが充満していた。1年後にはこの倉庫はきれいに撤去され、レールも車両が通れるように整備されていた。企業の復旧は早かった。一般住宅もこのくらいのスピードがあれば……と思うのはないものねだりか。

【亘理町荒浜地区の被災現場/撮影・4月16日】
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 この地を訪ねたときは、言葉がなかった。津波の恐ろしさを見せつけられた思いだった。ここも、閖上と同じように多くの犠牲者を出したところである。日常生活に使う毛布や布団などの剥き出し状態は、「ここでくらしていた人たちがいたのだ」という実感が押し寄せ、涙を誘った。写真撮影場所の真後ろは阿武隈川の河口になっている。その土手のサクラの木につぼみを見つけた。あの津波に負けず、生き続けていることに感動すら覚えた。

【亘理町の一角に打ち上げられた漁船/撮影・4月16日】
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 その現場から、車で5分ほど陸地に入ったところで見つけた漁船。海からの距離にすれば5、6キロはあるだろう。この船の持ち主は大丈夫だったのだろうか。写真を撮りながら、沈黙の時間がつづいた。

 紙数の関係で6枚だけしか紹介できないが、「3.11を忘れない」一助にしていただければ幸いである。

★脈絡のないきょうの一行
いきなり南スーダンから自衛隊PKO撤退表明。森友学園で下がった支持率の回復策に利用?

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2017年03月10日

ますます酷くなる腰の痛み

戸塚章介さんのブログ「明日へのうた」より転載
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労働運動は社会の米・野菜・肉だ。
2017年03月10日
ますます酷くなる腰の痛み

■戸塚章介(元東京都労働委員会労働者委員)


 2月23日の本ブログで獰猛な腰痛の辛さを記したが、その後ますます酷くなっている。24日は新聞九条幹事会。おれが宛名シールを持っていかなければ会報を郵送できない。大変な苦労をして本郷の新聞労連まで往復する。いつもは会議が終わってからみんなと飲みに行くのだが、しょぼんと1人で帰った。

 25日土曜の午前、整骨院で鍼治療をした。マッサージの後で右腰の患部に4本。鍼自身の痛みはなかったが、全然効き目がない。腰を曲げて痛みをこらえながらそろそろ歩く。幸い自転車には乗れるので、いちいち女房に送り迎えを頼まないで済むのが助かる。26日には1カ月半ぶりに床屋へ行った。

 3月6日からの韓国旅行は娘に断ってキャンセルにした。女房と2人で行くそうだ。27日は新松戸診療所の定期検診。三浦先生に腰の痛みを訴えたら注射を打ってくれた。しかしそれも全く効かない。痛み止めの錠剤と副作用防止の胃薬をどっさりくれたが、効かない上に胃酸が喉に上がってくるので数回で止めた。その日の夕方、整骨院へ行ったら「注射したなら鍼は止めましょう」とマッサージだけだった。

 28日は新聞OB会役員会。やはり湯島からタクシーで本郷へ。この日は夕方6時から東京法律事務所で明乳弁護団会議。出席すると約束してあったので地下鉄で本郷三丁目から四谷へ。腰痛の話をすると出席者のほとんどが経験者。みんな苦労している。結局一度、整形外科へ行くべしということになった。

 3月1日、10時に整骨院へ行き「整形外科へ行くのでしばらくこちらは休む」と断る。その足で五香駅前の整形外科を覗いたら物凄い混みよう。飛び込みではいつ診てもらえるか分からないのでとりあえず帰宅。女房に相談したら「前にかかったことのある新八柱整形外科はどうか」と言い車で連れて行ってくれた。ここも患者で一杯。11時に来院して呼び出されたのが12時半。レントゲンを4枚撮られた。

 診察室に入ると院長の菊池医師がレントゲン写真を見て「骨が少し変形してますね」と一言。病名も言わず「湿布薬を出しましょう」と言うから「前に湿布で皮膚がかぶれました」と言ったら「では塗り薬を出しときましょう」と処方箋。後で駅前の薬局で受け取ったのはアンメルツのような棒状の塗り薬。患部に塗るとすーっとするがそれだけのこと。夜は斉藤さんと女房と3人で歌声ゴリのタンゴコンサートへ。

 6日から9日までは1人暮らし。自転車で買い物や駅前のやきとり屋へは行けるので不自由はない。この間整形外科も整骨院も行かずに様子を見ていたが痛みはますます酷くなる。今朝整骨院に「またお世話になります」と電話して先ほど行ってきた。鍼を腰と足に計6本打った。しばらく辛抱するしかないかと諦めている。
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2017年03月08日

海外旅行・第1回バリわくわく旅行(2007年)

戸塚章介さんのブログ「明日へのうた」より転載
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労働運動は社会の米・野菜・肉だ。
2017年03月08日
海外旅行・第1回バリわくわく旅行(2007年)

■戸塚章介(元東京都労働委員会労働者委員)


 その後何回も開催されたバリわくわく旅行の第1回。斉藤哲成さんとおれとで企画・運営した。メンバーは斉藤・戸塚・川合夫妻、石坂、窪添、清水、大坂、阿南さんら。気心の知れた仲間たちだ。

 バリ・デンパサールまで、当時はJALの直行便があった。成田発15:55、デンパサール着22:25(現地時間)。空港を出たら23:20、出迎えの車に分乗してウブドへ。着いたら日付が変わっていた。ビンタンビールで喉をうるおしただけで、各コテージに散らばりすぐベッドに入った。

 13日は朝食後デンパサールへ出て午前中、歴史博物館と独立戦争記念塔の見学。帰り道の露店でドリアンを7個買う。15万ルピア(2100円)。7時からカフェ・ビンタンで夕食。隣のコテージを経営する鈴木正峯さんの69歳の誕生祝いあり。鈴木さんは2年前に亡くなった小倉三千雄さんと同窓生だ。

 翌日は朝早くキンタマーニ高原に出発。高原の入り口で入村料20万ルピア(全員分)とられる。湖と火山が見渡せるスケールの大きい高原だ。ピタロカンというバイキングレストランでランチ。午後はタンバクシリンやゴアガジャという名の有名寺院をお参りしながら帰ってきた。夕方からウブド市内でケチャダンスの鑑賞。10人で50万ルピア。1人600円というところか。おれは2度目なので感激なし。

 15日午前は美術鑑賞。ネカ美術館とブランコ美術館。昼にビラビンタンに戻りカフェ・ビンタンで昼食。夜の日本・バリ親善パーティに備えてコテージで待機。パーティはミーティングルーム前の芝生の広場で、地元楽団の演奏付きだ。豚の丸焼きが出て誰か忘れたが誕生月の人がナイフカットした。

 16日、バリ島最大のブサキ寺院へ。長い参道と石段。昨夜のパーティの騒ぎ過ぎで足と心臓が辛い。やっと本殿らしきところに辿り着き参拝の真似ごとをする。昼飯は見晴らし抜群のブリ・ボヤ・レストランで食い放題かつ飲み放題。それで1人当たり1500円。食事中に猛烈なスコールがきたがすぐ晴れた。

 帰国の日17日は午前中荷物の整理をして昼飯はカフェ・ビンタン。午後3時にビラビンタンに別れを告げ、空港に近いジンパラン海岸へ。バラック建てのレストランが並び、砂浜にテーブルと椅子を置いて魚のバーベキューを食わせる。ロケーションは素晴らしいのだが、値段の割にそんなにうまいものではない。それにワインが高過ぎる。23:55にデンパサールを発って18日7:50に成田に着いた。
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11519 首相夫人は「公人」である

水久保文明さんのブログ「ヘボやんの独り言」より転載
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17年03月08日
11519 首相夫人は「公人」である

■水久保文明(JCJ会員 千代田区労協事務局長 元毎日新聞労組書記)


 森友学園への国有地売却をめぐる疑惑が、メディアでも国会でも取り上げられ、安倍首相は苦しい対応を迫られている。その議論で、首相の配偶者・安倍昭恵さんが森友学園の名誉校長(事件発覚後、辞退)になった問題で、首相の夫人は「私人か公人か」が議論になっている。

 これはもう明らかだ。言うまでもなく彼女は「公人」である。

 昭恵夫人の講演にお役所から5人もついて行ったという国会答弁があった。そのお役人の旅費は自腹だったらしい。誰がそんなこと信じるだろうか。当事者のお役人に聞いてみたいものだが、もしかすると相当なストーカーかもしれない。いや、アッキーの追っかけ≠ゥもしれない(笑)。いずれにしろ物好きな役人である。

 というのは冗談だが、その後「民進党の辻元清美衆院議員の質問主意書に対する答弁書によると、14年⒓月6日と15年9月5日の2回の講演に職員が同行した。」(3月7日・朝日デジタル)という。2回も、である。これが「私人」への対応だろうか。

 世間の常識は政界の非常識だから仕方ないとしても、これはやはり看過できない。コトが土地売買に関して国民の財産がからんでいるからだ。教育勅語が好きで、安保法制が成立したことを嬉しがることは結構である。しかしそれを子どもたちに合唱させるなど、これはとんでもないことだ。

 これが逆に、日本の学校で北朝鮮・金正恩賛美が行われていたらどうなるか。おそらくその学校は即座に閉校だろう。子どもに教育勅語賛美、安保法制成立を賛美させることは所を変えれば、北朝鮮賛美と同じではないか。これは明らかに教育基本法に逸脱している。それを放置してきた政府と大阪府の責任も問われなければなるまい。

 横道にそれてしまったが、安倍首相は(税金で)海外を歩きまくっている。その数を自慢げに話すことがあるが、そのほとんどに昭恵夫人は同行している。その際の交通費や宿泊費は、誰が出しているのだろうか。国ではないのか。

 国ということは、公費であり夫人はその瞬間から「公人」ではないのか。交通費などをご本人が出していることはあり得ないし、もしそうだとしたら世界の笑いものになる。

 たまたま珍しくテレビを見る機会があり、ちょうど参議院の予算委員会の最中だった。共産党・小池晃議員の質問に「まるで妻を犯罪者扱いしている」と安倍首相は気色ばんだ。この人、実に分かりやすいのだが自分の都合の悪いことになると気色ばむ。笑ってしまった。質問がかなり真実に近かかったのだろう。

 アメリカ大統領の夫人は「ファーストレディ」として公人扱いになっている。アメリカが大好きな安倍さん、配偶者の昭恵さんを公人扱いにしてくださいよ。

★脈絡のないきょうの一行
森友学園の不祥事、時間が経つに連れいろいろと明らかに。これでは学校運営の資格なしだ。
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2017年03月06日

宅急便職場の過重労働と「通販」の横暴

戸塚章介さんのブログ「明日へのうた」より転載
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労働運動は社会の米・野菜・肉だ。
2017年03月06日
宅急便職場の過重労働と「通販」の横暴

■戸塚章介(元東京都労働委員会労働者委員)


 宅配便最大手のヤマト運輸に関する報道が目立つ。「宅配便、ネット通販重荷」「人手追いつかず」「再配達コストかさむ」(3月4日付『毎日』)。「ヤマト未払い残業代支給」「5.8万人調査へ」(4日付『毎日』夕刊)。「ヤマト未払い残業代支給へ」「7万人調査 労働者と共産党追及実る」(5日付『赤旗』)。

 「インターネット通販の普及で宅配便の取扱量が急増し、宅配便最大手のヤマト運輸が荷物の引き受けや配達時間の見直しに乗り出した。ドライバーも足りず、荷物を配達しきれなくなっているためだ。ネットで注文し、時間を指定して商品を受け取るという日本で進化を続けた宅配サービスが転機を迎えている」。

 ヤマト運輸がクロネコメール便を廃止したのが15年3月。その時も人手不足と労働者の低賃金が指摘されたが、職場事情はさらに深刻化している。ヤマト運輸労組にこんな悲鳴が寄せられているという。

 「東京都内のあるドライバーは午前8時頃、荷物の集配所である《宅配便センター》に出勤。午前中いっぱい配達した後、昼にセンターに戻って食事や休憩。午後は再び荷物を積んで配達や集荷に走る。午後に集めた荷物を各地に送り出すため、夕方にはセンターに戻り、夜は再び配達に出る。昼間に配達がさばききれないことに加え、夜間の配達指定も多く、午後8〜9時が特に忙しい」。

 こんなに仕事をしても残業代がきちんと支払われていなかった。『赤旗』記事によれば「同社の宅配ドライバーは、専用端末を使って勤務時間を管理。しかし、端末の電源を入れる前や端末返却後にも仕事が行われており、サービス残業が常態化していました」という。未払い残業代は数百億円の可能性がある。

 現場の過重労働の改善に、連合・運輸労連傘下のヤマト運輸労組も取り組みを始めた。17年春闘労使交渉で「宅配荷物総量をこれ以上増加させないこと」「まず、18年3月期の宅配個数を17年3月期を上回らない水準にすること」を要求する方針だ。おれには少し生ぬるい要求に見えるが、企業内組合が会社の業務内容に注文を付けるという意味では画期的なことだとも言えよう。

 宅配便危機の根源にはインターネット通販業界の横暴がある。彼らは大口発注をたてに厳しい割引条件を押し付けている。労働組合は企業内の要求だけでなく、これらの構造的問題にも取り組む必要があるのではないか。
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2017年03月04日

海外旅行・ハンガリー(2006年)C

戸塚章介さんのブログ「明日へのうた」より転載
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労働運動は社会の米・野菜・肉だ。
2017年03月04日
海外旅行・ハンガリー(2006年)C

■戸塚章介(元東京都労働委員会労働者委員)


 国会議事堂訪問の後、市内のレストランで昼飯を食べ、午後は観光地セントエンドレへ。ここは3度目。おれはセンテンドルというんだと思っていた。夕方からドナウ川の遊覧船。ワイン、食事付き。3年前の花火大会を思い出した。ジョルジュさんの家族も一緒で、心和むディナークルージングだった。

 12日は早朝にホテルを出て、ドナウ川の船着き場から9時発の国際航路でウィーンへ向かう。空は雲一つない青空、風もなく波静かなドナウ川。ワインを飲みながらの快適な5時間の水中翼船の船旅だった。

 《ドナウ川は歴史上いろんな物語を生み、歌を生み、国民の生活を育んできた川です。私たち旅人の心を癒し活力を与え、旅人とともに毎日悲しみ、喜び、そして川はとうとうと流れている。橋がありました。橋があるということはここに生活があるということです。ドナウ川には土手、堤防がありません。水量によって川幅が広くなったり狭くなったりします。見上げる丘の上に白いお城が見えます》。

 途中スロバキアを通過して、2時15分にウィーンに着いた。船着き場に待っていたバスに乗って市内観光。ウィーンは森の都と呼ばれ、町の面積に対して緑の比率がヨーロッパ一高いそうだ。バロック建築の建物が多く街並みは厳かだ。昨日一昨日とEUの会議があったとかで道は混んでいた。

 夕食はホテルを出て、市内の観光客向けのレストランでとる。この店はばかでかくて、客がいっぱいで、料理の出方が遅くて、ワインが高くて、サービスが悪いことおびただしい。口直しにどこかで飲みたかったが勝手が分からないので、ホテルに帰って各自持参のウィスキーなど持ち寄って酒盛りをした。

 翌13日の午前中はショーンブルン宮殿を見学。おれはこの宮殿は3度目なのでさしたる感動はない。11:20空港へ向かう。14:05発のオーストリア航空便で機中泊。14日08:40成田着。

 ハンガリーは92年、01年、03年に続いて4回目、この旅行が最後になった。旅行の企画・運営に当たったジョルジュさんも井川君も亡くなった。この最後の旅行から11年経つ。EUに加盟したハンガリーだが、経済的にも政治的にも大変らしい。特に難民受け入れ問題では欧州の国々から批判されているようだ。もうおれにはハンガリーへ行く体力はないが、できればもう一度ドナウ川の遊覧船でワインを飲みたいものだ。
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2017年03月03日

11518 「生きていること」の大切さ

水久保文明さんのブログ「ヘボやんの独り言」より転載
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17年03月03日
11518 「生きていること」の大切さ

■水久保文明(JCJ会員 千代田区労協事務局長 元毎日新聞労組書記)


 先月26日、高校時代の恩師が逝った。76歳とまだ若かった。昨年11月に脳梗塞を起こし治療してきたが、併発した肺炎が収まらずそれが原因だったという。栃木県の塩谷町に住んでいた。ご承知の方も多いと思うが、3.11大震災の放射能汚染の残土(産業廃棄物)の仮処分場としてこの町が浮上し、今もくすぶっている。

 恩師は体育の教師で、投網を得意としていた。塩谷町でクラス会を開いたことがある。そのとき、投網で獲れた落ち合アユをごちそうになった。実に美味しかった。そのはずだ、清流で育ったものなのだから。産廃仮処分場について、恩師は反対し続けていた。環境破壊によって貴重な名水が汚れるからだ。

 私は「うちの組合に街宣車があります。いつでも車をもって応援に行きますよ」という手紙を書いたことがある。恩師は笑って、喜んでくれた。が、その宣伝カーを出すことはもうできそうにない。

 その通夜にクラスメート3人と一緒に出かけた。久しぶりに会う仲間たちだ。もちろん、みんな東京近郊に住んでいる。現状を報告しあううちに、私を除く3人の共通点に気づいた。3人ともいわゆる死に目≠ノ遭遇していたことだ。1人は透析をつづけている。あとの2人は心筋梗塞を起こし、救急車で病院に運ばれたことがあるという。

 透析をつづけている彼と、心筋梗塞を発症した1人はペースメーカーを埋め込んでおり、障害者・1級の認定を受けているという。もう1人は、血液をさらさらにする薬が手放せず、服用をつづけ1ヶ月に1回程度の通院を余儀なくされているという。

 ふと、思い当たった。恩師の訃報にこの3人は即座に反応して、遠く塩谷町まで通夜に同行してくれた。それは死に対して、一番身近に感じていたからではなかろうか。恩師の死が、自らの健康状態とオーバーラップして、他人(ひと)事とは思えなかったからではなかろうか。だからと言って、そのほかのクラスメートが冷たい≠ニいうつもりはさらさらない。

 3人は生きていることの凄さと大切さを(本人たちは気づいていないかもしれないが)、無意識のなかに宿しているのではないかと感じた。その発露であろうか、「水久保クン、健康だけは大事にして。無理しちゃダメだよ」と何回も何回も言われた。クンづけで話してくれるのは、彼女らだけである。恩師の死を通じて、生きている事の何かを改めて考えさせられた一コマであった。

 来年、高校卒業50周年を迎える。節目の年である。すでに物故者となったクラスメートも何人かいる。そうだ、来年は50年のイベントをやろう、帰りの車の中でそんなことを考えていた。

★脈絡のないきょうの一行

北朝鮮、「金正男は心臓麻痺」。おっとと、どこかの首相の国会答弁に似てるなー(笑)。ポスト真実かい?

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2017年03月02日

露骨!自衛隊駐屯地の見学ツアー

戸塚章介さんのブログ「明日へのうた」より転載
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2017年03月02日
露骨!自衛隊駐屯地の見学ツアー

■戸塚章介(元東京都労働委員会労働者委員)


 本2日付『毎日』の8面を開いて驚いた。驚いた後で背筋が寒くなった。阪急交通社の全面広告。「富士山ぐるっと一周ハイキング」「四国八十八ケ所お遍路の旅」「江戸城歴史ウォーキング」などと並んで「陸上自衛隊駒門(こまかど)駐屯地訪問ツアー」があった。露骨な自衛隊応援ツアーの広告だ。

 まず宣伝文句を見てみよう。「年に一度の!大迫力」「陸上自衛隊 創立記念行事」「戦車やヘリコプターが動く」「空砲射撃や各部隊が展開する迫力の模擬戦」「駒門駐屯地 普段は入ることができない自衛隊駐屯地へ!」「持ち運びに便利なおにぎり弁当付」「阪急交通社特製ミリタリーバッジ付」。

 惹句はまだまだ続く。「行事内容(2016年参考)◆模擬戦・アトラクション◆装備品展示◆記念式典◆模擬販売店」「1日のみの出発催行確定!出発日2017年4/2(日)6,990円」「旅程 各地発=高速道路=陸上自衛隊駒門駐屯地へご案内=御殿場(休憩、買い物)=高速道路=各地着」

 新宿出発コースには他にない特典が付く。「プレミアムコース 新宿出発のみ自衛隊OBがガイドする。OBだから語れる体験談 オフレコトークなど バス移動中も自衛隊に関する教養が身につく!」「元自衛隊員だからこそわかる記念行事の楽しみ方伝授!」。このコースのみ8,990円だ。

 「2016年参考」というから、どうやらこのツアーは毎年やっているようだ。そう言えば米軍横田基地の一部を住民に開放する日に合わせるツアーがあると聞いたことがある。基地内で分厚いアメリカンステーキを食わせるとかで人気があるようだ。「愛される米軍、自衛隊」の演出というわけだ。それにしてもバスの中で自衛隊OBの話を聞くことで「自衛隊に関する教養が身に付く」とは恐れ入ったな。

 「空砲射撃や各部隊が展開する迫力の模擬戦」というのだから、明らかに戦闘行為を想定した昔日の「陸軍大演習」ではないか。それを国民に見せて愛国心を鼓舞する。そのためのツアーを旅行社とタイアップして実施する。それを新聞社が全面広告として掲載する。国民は洗脳されつつあるのだ。

 教育勅語を暗記させる幼稚園があるというのにも驚いたが、日本会議とかいう妖怪が跋扈する今日、日本はまたあの軍国主義国家に逆戻りするんじゃないか。そんな心配が襲ってきた。「陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない」という日本国憲法はどこへ飛んで行ってしまったのか。

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