2019年05月23日

元徴用工問題に対する浅はかな日本政府の対応

戸塚章介さんのブログ「明日へのうた」より転載


労働運動は社会の米・野菜・肉だ。

2019年05月21日

元徴用工問題に対する浅はかな日本政府の対応

 「『徴用工』仲裁委要請」「日本、韓国政府に通知」(21日付『毎日』1面)「日本、しびれ切らす」「強硬姿勢 解決迫る」「韓国、対応先延ばしか」(同4面)。「日本政府は20日、韓国の元徴用工訴訟を巡り、日韓請求権協定(1965年)の基づく仲裁委員会の設置要請に踏み切った」。

 昨年10月30日に韓国最高裁が発した元徴用工の日本企業に対する賠償を認める判決に日本政府は猛烈に反発している。賠償を命じられた企業の中には和解金を払って早期解決を目指そうという動きもあるが、政府はそれを認めない。これは私企業の経営方針に対する国の介入だ。

 そんな日本政府が今年1月9日、韓国政府に対し請求権協定に基づく政府間協議を要請した。文大統領は「日本政府は謙虚な姿勢を」とまず日本政府のこの問題に対する姿勢を批判した。韓国最高裁の司法判断を一顧だにせず、「解決済みで請求権は存在しない」と言い張る相手では話にならないというわけだ。

 韓国最高裁は「日韓政府の協定は個人の請求権まで否定したものではない」と判断している。個人尊重の近代民主主義の基本理念である。個人の生存権を国家の名前で踏みにじった過去の歴史からの教訓である。文大統領は「韓国にも三権分立が存在する」と法治国家として当然の姿勢を明言している。

 日本政府は「政府間協議」に一向に応じようとしない韓国政府の姿勢に対し「しびれを切らした」という。そこへ今月の15日、この問題の韓国政府としての責任者である李洛淵首相が「韓国政府の対応には限界がある」発言。日本政府の仲裁委要請はこの発言が「引き金」になったという。李首相は<司法判断や世論動向を政府は無視できない>と言ったに過ぎない。国民の代表として当然の発言ではないか。

 さて今回の日本政府による仲裁委員会の設置要請だが、韓国側がたやすく応じるとは思えないし、応じたにしても日本の思惑通りに行く可能性は薄い。それなのに何故この時期にこんな無理筋の要請をしたのか。『毎日』は対韓国よりも参院選を前にした国内対策にあるのではないかと指摘する。「自民党関係者は『韓国に強く出ると、有権者受けがいい』と指摘する。韓国に妥協しない姿勢を示せば、安倍政権の支持基盤の保守派に歓迎されるとの見方だ」。まさに「語るに落ちる」とはこのことだ。

 日本の植民地時代、徴用されて死ぬ苦しみで働かされた韓国の労働者がいたことは事実なのだ。何十年経とうと癒える傷ではない。この問題はすべてその事実から出発して解決されなければならない。
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2019年02月28日

3・1独立運動と先人たちの良心

戸塚章介さんのブログ「明日へのうた」より転載


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2019年02月24日

3・1独立運動と先人たちの良心

 もうすぐ3月1日。日本の植民地支配からの独立を叫んで朝鮮の民衆が立ち上がった「3・1バンザイデモ」から100年が経つ。あれは10年くらい前だったかな、ソウルのタブコル公園に行ったことがある。公園を取り囲んで、民衆デモと日本軍の弾圧を描いた10枚の銅板レリーフが建っていた。おれはその一枚一枚を写真に撮りながら、重い気持ちを味わった記憶がある。

 2月22日号の『週間金曜日』が「100年前のろうそくデモ」と題して3・1朝鮮独立運動を特集している。「わたしたちは、わたしたちの国である朝鮮国が独立国であること、また朝鮮人が自由な民であることを宣言する」(民衆によって掲げられた「3・1独立宣言」の冒頭文)。この独立宣言と正面から真摯に向かい合った日本人がいた。『週間金曜日』によれば次のような人たちである。

 石橋湛山(当時『東洋経済新報』記者)「およそいかなる民族といえど、他民族の属国なることを愉快とするごとき事実は古来ほとんどない」「朝鮮人も一民族である。彼らは彼らの特殊なる言語をもっている。多年彼らの独立の歴史をもっている。衷心から日本人の属国たるを喜ぶ鮮人は一人もなかろう」「故に鮮人は日本の統治の下にいかなる善政に浴しても、決して満足すべきはずはない」。

 布施辰治(戦前から思想弾圧とたたかってきた弁護士)「崩壊断末魔に苦しむ日本資本主義の極みを植民地政策の支持に求めた朝鮮の経済的搾取と政治的圧迫とは容易に散り去ろうとはしない。いよいよ暴慢の限りを尽くす総督政治の不合理と不徹底とはいわゆる朝鮮問題の紛糾を続出している」。

 柳宗悦(人々の暮らし大切にする民芸家)「私は朝鮮の芸術ほど、愛の訪れを待つ芸術はないと思う。それは人情に憧れ、愛に活きたい心の芸術であった」「(彼らは言う)われわれの文化を馬蹄に蹂躙して、厚い友情を裏切ろうとするのであるか。かかる事が日本の名誉であると誰が言い得るのであるか」。

 吉野作造(無産政党の指導者)「あれだけの暴動(3・1独立運動)があってもなお少しも覚醒の色を示さないのは、いかにも良心の麻痺の深甚なるかを想像すべきである」「およそ自己に対しての反対の運動の起こった時、これを根本的に解決するの第一は自己の反省でなければならない」。

 『週間金曜日』は「戦前の良心から私たちは何を学ぶか」と問いかけている。先人たちの、時代の風潮に流されない勇気ある発言をかみしめながら、2019年3月1日を迎えたいと思う。。
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2019年01月31日

元「慰安婦」キム・ボクトンさんの生涯

戸塚章介さんのブログ「明日へのうた」より転載


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2019年01月31日

元「慰安婦」キム・ボクトンさんの生涯

 1月28日、「慰安婦」被害を証言した金福童(キム・ボクトン)さんが93歳で亡くなった。30日付の『ハンギョレ新聞』に「戦時性暴力生存者であり平和活動家であったキム・ボクトンさんの人生」と題してかなり長い文章が載っている。凄まじい一生だ。おれ流に要約してみた。

 キムさんは1926年、慶尚南道梁山で生まれた。41年のある日、黄色い服を着た日本人に「軍服をつくる工場で3年だけ働け。応じなければ家族は追放、財産も奪う」と脅された。15歳のキムさんは「母さん、私が行くよ」と承知。台湾経由で中国広東の日本軍部隊に連れて行かれた。

 そこで朝から夜まで性奴隷の生活を強いられる。場所も日本軍の移動に従って香港、マレーシア、スマトラ、インドネシア、ジャワ、バンコク、シンガポールと8年間転々。キムさんは23歳で解放され、故郷の母親のもとに帰った(8年間というと計算上49年ということになり、4年前に戦争は終わっていたはず。その辺の事情はこの記事では分からない)。結婚もできず、釜山で商売しながら生きてきた。

 92年、66歳のキムさんは自分が「日本軍慰安婦」だったことを公表し、「自分のような戦時性暴力被害者が二度と生まれないように」と訴えた。初めは「慰安婦だったと宣伝しているに過ぎない」などと冷たい視線にさらされたが、次第に国際社会に関心が広がり、キムさんは平和運動家として成長を遂げる。毎週水曜日に日本大使館前で行われている「名誉と人権を回復する」ための行動の先頭に立った。

 2015年、89歳のキムさんはこつこつ貯めた5000万ウォンを「ナビ基金」に寄付。「ナビ基金」はこの金で、紛争地域の被害児童支援と平和活動家の養成を目的とした「キムボクトン奨学基金」を設立した。去年、92歳の高齢をおして「和解・癒し財団」の解散を求める1人デモを敢行した。

 生前キムさんはこんなことを言ったという。「いや、私が死んだら、火葬して、さらさらと撒いてくれといったんだ。面倒を見る人もいないのに、墓を作る必要はない。それであの山にひらひらと・・・水に撒くと水の霊になるというから、山に撒いてもらって、蝶になって世界中を飛び回りたいな(笑い)」。
キムさんは今、どの空を飛んでいるのだろう。とハンギョレ新聞は記事を締める。

 2月2日から2泊3日で孫たちと八ヶ岳の麓で雪遊びしてくる。
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2019年01月17日

政府主張鵜呑みの徴用工問題『毎日』社説

戸塚章介さんのブログ「明日へのうた」より転載


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2019年01月11日

政府主張鵜呑みの徴用工問題『毎日』社説

 「『政治争点化賢明でない』」「韓国大統領、日本批判」(11日付『毎日』1面)「日韓 溝さらに深く」「徴用工、レーダー照射、慰安婦・・・」「韓国は先送り戦略」「日本『深刻な状況』」(同3面「クローズアップ2019」)。韓国の文在寅大統領が10日の新年記者会見で「両国の知恵を合わせて解決しようと考えているが、日本の政治指導者たちが政治争点化し、問題を拡散するのは賢明な態度ではない」と日本側の対応を批判し、「状況を見守ってから判断しても良いではないか」と述べたという。

 この文発言に同日付『毎日』社説が噛みついている。「文大統領の徴用工発言」「政治のリーダーが解決を」。見出しの文言は穏やかだが中身は挑戦的だ。「(文大統領の言うように徴用工問題が)植民地時代の歴史問題である」なら「これを精算したはずの65年体制をどう考えているのか」と畳みかける。65年の日韓条約ですべて清算されているという日本政府の態度を丸呑みした論法だ。

 この「清算済論」の前提に立って『毎日』社説は、「日本側が求めた請求権協定に基づく政府間協議に応じるかどうかについて答えなかった」と不満を鳴らす。日本政府が求めた協議なるものをどうみているのか。要するに、韓国政府は韓国最高裁を黙らせろということではないか。文大統領が「韓国にも三権分立が存在する」と法治国家としての当たり前の原則で反発するのは当然の話だ。

 日韓の間でいろんな問題が生じていることは事実だし、徴用工問題は当該企業の資産差し押さえにもなっている。いろんなレベルの話し合いが必要なことは論を待たない。しかしその話し合いというのは、司法の決定に沿って、死ぬ苦しみをさせられた元徴用工たちの名誉回復をどう図るかの観点で行わなければならない。遠い昔のことだとか、政府間協定があるとかの理由で個人の尊厳を傷つけるべきでない。

 同じ11日付『毎日』24面には「元徴用工に手帳交付へ」「在韓被爆者 長崎市、控訴せず」の見出しで、戦時中三菱重工長崎造船所で働いていた3人の韓国人に長崎地裁の判決に従って被爆者手帳を交付することにしたと報じている。「国との協議が整えば」としている点がちょっと心配だが。

 最後に『毎日』社説に戻るが、「(文大統領は)南北関係改善に集中するあまり、対日関係を後回しにしているようだ」との文言はあまりにも酷い。「ゲスの勘繰り」と言われても仕方ない言い方だ。
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2018年11月11日

強権的無法国家志向の安倍政権

戸塚章介さんのブログ「明日へのうた」より転載


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2018年11月01日

強権的無法国家志向の安倍政権

 「徴用工 賠償命令が確定」「韓国最高裁 新日鉄住金、敗訴」(10月31日付『毎日』)。「戦時中に日本の製鉄所で働かされていた韓国人の元徴用工4人が損害賠償を求めた訴訟で、韓国最高裁(大法院)は30日、新日鉄住金(旧新日本製鉄)の上告を棄却し、原告1人あたり1億ウォン(約1000万円)を支払うよう命じる2審判決が確定した」。元徴用工の個人請求権が認められたのだ。

 この判決に対する日本政府の態度がメチャクチャ酷い。「企業に和解拒否要請」「徴用工判決 政府、説明会開催へ」(11月1日付『毎日』)。同じような請求権訴訟を起こされている企業が14社あり、続々と敗訴する可能性が出てきた。企業の中には今後の日韓経済関係を考慮して和解する方向を考えているところがあるが、それを国の命令で止めろという。私企業の経営権にも介入するつもりだ。

 日本政府はどうやら法治国家としての体面を投げ捨てたらしい。沖縄の新基地問題でも違法手段の強行が目立つ。翁長雄志前沖縄県知事が命を賭して実行した「辺野古埋め立て承認の取り消し決定」を禁じ手を使ってひっくり返した。県知事選に示された県民の声は踏みにじられた。沖縄は怒りにふるえている。

 琉球新報は言う。「辺野古撤回効力停止 手続き違法で本来無効だ」(31日付『琉球新報』社説)。「石井啓一国土交通相は、米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設に伴う新基地建設を巡り、県による埋め立て承認撤回処分の効力を一時停止すると明らかにした。防衛省沖縄防衛局が行政不服審査法に基づき提出した審査請求・執行停止申立てを認めたのだ」。ちなみに石井国交相は公明党からの入閣である。

 「安倍内閣の方針に従って突き進む防衛省の申し立てを、内閣の一員である国交相が審査するのだから、公平性、中立性など望むべくもない」「法治主義にもとる一連のやりとりを根拠として、新基地建設のための埋め立て工事を強行することは、無法の上に無法を積み重ねるようなものだ。断じて容認できない」。

 国民生活に公共のルールがあるように、政府にも法に基づく政治のルールがあってしかるべきだ。政権を握れは「何でもあり」では国の権威は失われる。「安倍政権は一度立ち止まって、冷静に考えてほしい。強権国家としての道を歩むのか。民主国家として踏みとどまるのか。重大な岐路に立っていることを自覚すべきである」と『琉球新報』社説は結ぶ。まったく同感である。
posted by マスコミ9条の会 at 21:26| Comment(0) | 韓国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年10月11日

日本艦船は旭日旗を降ろすべきだ

戸塚章介さんのブログ「明日へのうた」より転載


労働運動は社会の米・野菜・肉だ。

2018年10月11日

日本艦船は旭日旗を降ろすべきだ

 韓国・済州島沖でこの10日から行われている「国際観艦式」に、当初参加予定の海上自衛隊が艦船派遣を取りやめた。韓国側が自衛隊旗「旭日旗」の掲揚自粛を求めてきたことへの反発である。ネットの反響を見ると「日本の主権蹂躙だ」「国際的にも通用しない」などの韓国批判が大半だが。

 そもそも旭日旗は明治維新直後に制定された大日本帝国陸軍旗で、後に海軍の軍艦旗にもなった日本軍国主義を象徴する旗である。あの203高地や旅順港などの日露戦争の激戦地に翻っていた。日中戦争、太平洋戦争でも日本軍のあるところ必ず旭日旗があった。戦後も自衛隊旗、自衛艦旗として受け継がれている。単なる「旗」ではない。日本や近隣諸国の人民の血を吸っているのだ。

 旭日旗というと5年前に経験した嫌な思い出がある。2013年9月、新聞OB九条の会で広島・岩国を巡るツアーを実施した。おれがツアーの団長である。ツアーの3日目に江田島の旧海軍兵学校を見学。広大な敷地に当時と同じ建物・施設が並び、今でも自衛隊の訓練が行われている。

 見学はあらかじめ防衛庁に申し込む必要がある。新聞OB会として申し込んだのだが向こうは警戒してこちらの素性を調べたらしい。海上自衛隊OBのガイドで見学を始めると、黒い背広姿の目つきの鋭い男が2人我々の列に入ってきた。遠くを撮るふりをしてこちらの動向をカメラに収めている。

 おれはおかしいとは気が付いたが事を荒立てるのはまずいと思い黙っていた。見学がほぼ終わると2人は姿を消した。最後、ガイドに連れていかれたのは頑丈で大きな講堂だった。正面に日の丸と交差して掲げられていたのが旭日旗である。ガイドは旗をバックに記念写真を撮れという。グループが並び始めたところでとうとう我慢しきれなくて「おれは嫌だよ。こんな旗を背景に写真なんか撮れるか」と拒否した。

 ガイド氏は明らか不満顔。今までこんなことはなかったのだろう。おれの言葉に従ってグループは写真を撮らず外へ出た。おれたちが外へ出るのを待っていたように講堂の重い扉が閉められた。

 戦時下の従軍慰安婦、強制労働問題がいまだに日韓の間にわだかまっている。問題の根源は日本の朝鮮侵略・植民地化であり、それを武力で推し進めたのが日本帝国軍隊なのだ。その象徴が旭日旗だとすれば今回の韓国の言い分は至極もっともと言わざるを得ない。自衛隊艦船が参加しようとするなら旭日旗を降ろすべきだ。
 
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2018年01月18日

慰安婦問題の「日韓合意」を考えるA止

水久保文明さんのブログ「ヘボやんの独り言」より転載
http://96k.blog98.fc2.com/
18年01月18日
11551 慰安婦問題の「日韓合意」を考えるA止

■水久保文明(JCJ会員 千代田区労協事務局長 元毎日新聞労組書記)

 ナヌムの家のハルモニたちは、(日本に)きちんと謝罪して欲しいと言う。これが偽らざる真実だ。彼女たちは、日本を恨んでいるわけではないともいう。そういう社会にしたことへの反省を表してほしいという意味なのだ。

 この意見は実に深い。深層にあの戦争について日本が総括≠オていないことへの批判がある。いや、逆説的に見れば、あの戦争責任を日本が明確にしていないところに、慰安婦問題を根底から解決できない原因があるのではないか。だから、日韓合意に「心からおわびと反省の気持ちを表明する」と盛り込んだところで空疎に聞こえるのだろう。

 もしかすると、この問題は日本側がまともな歴史の総括をしない限り解決できないのかもしれない。一方で韓国では安倍首相個人に対する根強い批判もある。従軍慰安婦問題でNHKに圧力をかけたことや、歴史修正主義を擁護する発言を行ったことへの反発もある。それらのことについても、韓国側は「新たな措置」を求めているのかもしれない。

 そういうことに気づく日本の総理大臣ではないが、あの人に「合意は国と国との約束で、これを守ることは国際的かつ普遍的な原則だ。」と言う資格はない。彼は何をやったか。一例に過ぎないが、集団的自衛権について政府自らが違憲であると確認し、憲法学者もそういう見解が大勢であったにもかかわらず、強引にこれを認め、戦争法(安保法制)を作った。政府間の合意とは質が違うが、自国の憲法を平然と破る人にそういう発言をする資格はない。

 そう考えてみると韓国政府の新たな提案に対する首相見解は、盗人が「盗人は悪い」と言っているようなもので、盗人猛々しい表明である。集団的自衛権は違憲である、ということこそ「普遍的な原則」だったのではないか。それを平然と破り去ったのは誰だったのか。無恥さ加減に辟易してくる。

 改めて申し上げておくが、国と国の協定(合意)は変更や破棄があっていいと考える。「合意」より重い「条約」には、通常、期限が入ったり破棄のための規定が入ったりする。日韓合意は慰安婦問題に特化されたもので条約ではない。「共に民主党」の姜昌一議員の発言のように、合意は「安倍晋三政権と朴槿恵政権の約束にすぎない」のであり、それに未来永劫に両国が縛られるということはない。

 今回はたまたま合意直後に朴槿恵政権が倒れ、新たな政権が生まれるという短期間に起きたことに過ぎない。政権が代われば合意内容に疑義が生じることを読み切れなかった、日本政府の関係者の責任もなしとしない。


★脈絡のないきょうの一行
希望の党と民進党の統一会派づくり破談。排除した側とされた側が一緒になるのは土台、無理。
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慰安婦問題の「日韓合意」を考える@

水久保文明さんのブログ「ヘボやんの独り言」より転載
http://96k.blog98.fc2.com/
18年01月16日
11550 慰安婦問題の「日韓合意」を考える@

■水久保文明(JCJ会員 千代田区労協事務局長 元毎日新聞労組書記)

 慰安婦問題に関する2015年12月28日の日韓合意について、韓国側から新たな措置を求めることを提案された問題で、安倍首相は「合意は国と国との約束で、これを守ることは国際的かつ普遍的な原則だ。韓国側が一方的にさらなる措置を求めることは、全く受け入れることはできない」と表明した。国と国の間での取り決めについて、変更あるいはキャンセルはあり得ないのだろうか。

 結論的には「あってもいい」というのが私の意見である。なぜなら政権が代われば、ものの見方や価値判断が変わるのは当然だし、それに沿った運営(政策)がなされることはあり得ることだからだ。

 この慰安婦問題は合意された経過をみても、中身においても小さくない問題をはらんでいる。最大の問題は、当事者のハルモニたちの思いや意見が反映されていない点だ。本音で言えば韓国側はあの合意を破棄したかったはずだ。しかし日本との国交を考えたうえで、破棄しないで日本側に再考を求めた形になっている。韓国のほうがよほど大人≠セと言える。

 何が問題だったか。一言でいえば、当事者抜きの合意だったからである。昨年3月、ソウルに行き元慰安婦のみなさんが共同生活している「ナヌムの家」を訪ねた。そのときナヌムの家のスタッフのみなさん、そしてハルモニと懇談した。こちら側から注文した訳ではないが、日韓合意について話題になった。

 当時の政府関係者は突然ナヌムの家に来て「日韓合意が成立しました。それに基づいて補償金を支払いたいので、銀行口座と確認のサインをしてほしい」と言ったという。政府間で合意の内容を検討する際、ナヌムの家のハルモニたちには何一つ相談はなかったという。スタッフは「一方的なあの合意は承服できない」と否定した。ハルモニたちも一人としてサインしていないし、銀行口座も教えていないという。

 ナヌムの家の関係者だけでなく、市民の間にもこの合意に批判する声は少なくない。『2016年9月には合意に反対している「共に民主党」所属の姜昌一議員(日韓議員連盟幹事長)はインタビューで「(合意は)国家を拘束する条約や協定ではなく、安倍(晋三)政権と朴槿恵政権の約束にすぎない」として「両政権がやったことだから、再交渉の必要はないが、われわれは認めていないと主張」』(Wikipedia)しているという。

 この発言が今回の韓国側からの提案のポイントになりそうだ。

(次回につづく)



★脈絡のないきょうの一行
安倍首相、ICANの代表との面会を拒絶。相変わらずの幼児対応だね。恥ずかしい。
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2017年05月24日

韓国訪問レポートE ソウルあれこれ

水久保文明さんのブログ「ヘボやんの独り言」より転載
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17年04月25日
11531 韓国訪問レポートE ソウルあれこれ

■水久保文明(JCJ会員 千代田区労協事務局長 元毎日新聞労組書記)


 ソウルの人たちと立ち入った話しをする機会はなかったが、滞在中に感じたことをいくつか紹介しよう。

 まず、電車。運賃は韓国も日本と同じように前払いだが、切符はなく目的地まではタッチ式のカードを買うことになる。このカードを使わなくなったら、カード代金だけ返してくれるという。もちろんチャージは自由だ。1万ウォンのチャージで実質的に2日間、乗降できた。安い。タクシー代も安かった。

 電車に乗ったら立っている人がいるにもかかわらず、空いている席がある。妊婦専用の席だ。当事者以外は誰も座らない。加えて日本でいう優先席もある。白髪の私に若者が席を譲ってくれた。日本ではあまり目にしない光景だ。ナヌムの家のハルモニたちもそうだったが、年寄りが大事にされている。上海でも同じように、若者は必ず席を譲ってくれるというが、儒教の教えが徹底されているのか、習慣の違いか。

 車内でスマホや携帯電話を使っている人の様子を観察した。日本では8割くらいが、必ずそれらをいじっている。ソウルは逆だ。使っているのはせいぜい2割程度。普及率は韓国も日本も同じくらいだという報道を読んだ記憶があるが、マナーとしては韓国が上だ。

 地下鉄にガスマスクが置いてあるのには驚いた。どうも「北」対策らしい。絵図入りでマスクの使い方が説明してあったが、やや不気味。マスクの数は地下鉄利用者の量からすれば、とても賄えるものではないが、置いておくことで安心感が保てるのであろう。このマスクを使うことがないように祈りたいものだ。

【地下鉄に備えられたガスマスク】
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地下鉄のガスマスク

 物価は円に換算しても日本よりやや低いか、と感じた。コンビニの「セブンイレブン」がやたら目立った。ここで円からウォンへの交換をしてくれる所もある。ホテル近くのそこは、手数料を取らないと書いてあり、得した感じを受けたものだ。

 泊まったホテルの位置する明洞は繁華街だ。歩いていると流ちょうな日本語で「偽物のバッグを売ってるよ。全部偽物だよ。買って行かないか」と声をかけられた。偽物を売りにしていることについ笑ってしまったが、われわれが日本人だということが、どうやって分かっのか不思議だった。この繁華街、夜になると屋台が出る。日本でいえば、新宿の歌舞伎町の通りに屋台が並ぶようなものだ。面白い。

 食べ物は相対的に甘くできている。焼き肉のタレも、麺類の汁も、コーヒーも。ナヌムの家で所長から話を聞く間にコーヒーが出されたが、すでにミルクと砂糖が入っており甘かった。強めの甘さ≠ヘ韓国人の習慣なのかもしれない。そういえば、焼酎のアルコール度数は日本酒並みだった。

【市役所前の右翼のテント】
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ソウル市役所前

【セウォル号犠牲者の抗議行動を続けるテントの中の写真】
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セオル号の犠牲者たちか?

 ソウル市役所前の広場は、右翼がテントを張っていた。抗議行動をやっているらしい。100万人集会が開かれた大通りには、転覆したセウォル号の遺族が抗議のテントを張っていた。高校生だろうか、子どもたちの集合写真が貼ってある。経産相前のテントを撤去させた日本と違って、おおらかである。占領時代の日本へのそれを含む抵抗運動≠ヨの寛容さなのかもしれない。私はいつの間にか、韓国贔屓になっていた。

(おわり)

★脈絡のないきょうの一行
政府、名護市辺野古移設の埋め立てに関係する護岸工事に着手。またしても暴挙だ。
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2017年04月26日

韓国訪問レポートD 改めて考えたい問題の根源

水久保文明さんのブログ「ヘボやんの独り言」より転載
http://96k.blog98.fc2.com/
17年04月24日
11530 韓国訪問レポートD 改めて考えたい問題の根源

■水久保文明(JCJ会員 千代田区労協事務局長 元毎日新聞労組書記)

 平和の碑のすぐうしろに、韓国最大の通信社・聯合通信社がある。その入り口に面白いものがあった。新聞記者を模した大きな人形が、カメラとパソコンを持って歩いている姿だ。ひと昔前はペンだったが、それがパソコンに代わっているところが面白い。

【聯合通信社前】
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聯合通信社

 日本大使館前から東門市場へ移動。前日は明洞(ミョンドン)の繁華街で夕食となったが、今度は市場の屋台に行くことに。もちろん、植村さんの案内だ。市場の通路には屋台がずらりと並んでいる。韓国にも「ハナ金」があるのか、人通りも多く賑やかだ。

 目的地に着いて、まずはビールで乾杯。屋台のおばさんは、日本語もできる。ギョウザが美味しかった。むこうのそれは、日本でいえば「水餃子」だ。韓国の家庭の味を頂いた。この日一緒に歩いてくれた姜さんとの会話になった。上智大を卒業した彼は、今度は早稲田大学の大学院のテストを受けたという。発表は4月下旬だという。彼の来日が待ち遠しい。

【屋台のおばさんと】
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市場の屋台

 3日目、帰国の日だ。植村さんとは前日にお別れをしておいた。あとはお土産を買うことにして、とりあえずホテルに荷物を預けて南門市場へ。朝から人通りも多い。立派な崇礼門を見て、同行の皆さんが必ず立ち寄るという店へ。そこの主人は日本語が達者で、おいしいお茶をごちそうになった。

【南大門市場を歩く】
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南大門市場を歩く

 日本からの独立運動のレリーフが設置してある公園などを案内してもらいながら、ソウル市内を散歩。明洞の食堂で昼食を済ませて、荷物をホテルから引き上げタクシーで金浦空港に向かった。
                              ◇
 3日の旅だったが、考えさせられることは少なくなかった。従軍慰安婦問題を考えるとき、日本が朝鮮半島におこなった「併合」と言う名の植民地化を忘れてはならない。1910年(明治43年)8月29日から1945年(昭和20年)9月9日まで、35年間にわたって朝鮮半島は日本によって占領・統治されていた。その間、韓国人に主権はなかった。

 その苦しみは推して余りある。主権が奪われた中で、女性たちへの従軍慰安婦としての強制連行が進められたのである。それを「性奴隷」と言わずして何と言おう。女性を「性のはけ口」としてしか考えず、有無を言わせず服従させる。人間の尊厳を根底から奪ったのである。

 この問題を「戦争だったから」と済ませることは許されない。その戦争を許したのはほかでもない、日本国民だったからだ。戦争が根底にあったとすれば、その根底をつくったものの責任は免れないと思う。

 初めての韓国訪問は、慰安婦問題だけでなく、韓国と日本の歴史を考えさせられ、一番近い隣国とどうつきあうべきか。人間の尊厳とは何か。戦争の持つ悲惨さ――など新たな課題を突き付けられるような思いだった。が、何よりも大事なことは「記憶されない歴史は繰り返される」という教訓をしっかり学ぶことであろう。


(次回につづく)


★脈絡のないきょうの一行
海水温上昇で日本国内のサンゴが2070年代に消滅の危機(読売新聞ウェブ)。そのまま進めば、人類も危ないのでは?
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韓国訪問レポートC 人権博物館と平和の碑(少女像)

水久保文明さんのブログ「ヘボやんの独り言」より転載
http://96k.blog98.fc2.com/
17年04月20日
11529 韓国訪問レポートC 人権博物館と平和の碑(少女像)

■水久保文明(JCJ会員 千代田区労協事務局長 元毎日新聞労組書記)


 ナヌムの家の正面にハルモニたちの胸像が建っている。そこには「歴史を消させない」という思いと怒りがあふれている。ナヌムの家は、ハルモニたちの暮らしの場であるとともに、旧日本軍への怒りの結晶の場でもある。そして、戦争の悲惨さを教えてくれる生きた教科書≠サのものである。そのことを肝に銘じたい。

【胸像。向こう側がナヌムの家】
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ナヌムたちの像

 ナヌムの家に別れを告げ、駅近くの食堂で昼食をすませて「戦争と女性の人権博物館」を訪ねた。ここは、韓国挺身隊問題対策協議会(挺隊協)が運営している。そのパンフには「日本軍『慰安婦』問題解決を通じて被害者の名誉と人権を回復し、戦時下での女性への暴力を防止し、正しい歴史の確立と平和の実現に寄与しようと、1990年11月16日に第一歩を踏み出しました」と記している。

 人権博物館は、女性への性暴力の実態をあますところなく伝えている。日本軍の慰安所に関する資料、被害に遭った女性と遺品、現在の世界の戦時下における性暴力の実態など、ありのままの姿は、改めて怒りがわいてくる。

 この博物館のシンボルは、「水曜デモ」の写真にも出てくるが、黄色のチョウチョだ。それを模した紙に、来訪者が思い思いの感想を書いて、博物館外の金網に貼ってある。私たちが行ったとき、高校生らしき若者が出てきたところで、それを貼っていた。さしずめ幸せの黄色いチョウチョ≠ニいうことになろうか。

【チョウチョに託された平和の思い。日本語もあった】
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人権博物館のカベ

 次に日本大使館に向かった。途中、大統領弾劾を求めて100万人が集まった場所に立ち寄ってもらった。広い通りが交差しているあたりがメーンになったという。「ここだったら100万人は入るかもね」という会話になっていた。遠くに大統領の公邸である「青瓦台」が見える。確かに建物の屋根の瓦(カワラ)は青かった。

 ソウルでは1992年1月8日以来、毎週水曜日に日本大使館の前で「水曜デモ」が行われている。この行動を呼びかけたのが市民団体としての挺隊協である。デモは日本政府に対して@戦争犯罪認定A真相究明B公式謝罪C法的措置D責任者の処罰E歴史教科書への記録F追悼碑と史料館の建設――を求めている。

 日本大使館は改築中で、工事のトラックが出入りしていた。その正面に少女の像が座っている。目線の先に日本大使館がある。この像を韓国の人たちは「平和の碑」と呼んでいる。日本のメディアは「少女像」と報道しているが、韓国では違う。呼称は、韓国に倣って「平和の碑」とすべきではないのか、そんなことを考えていた。

【日本大使館前の平和の碑】
20170420c.jpg
平和の碑

(次回につづく)

★脈絡のないきょうの一行
政府、北朝鮮に「武力攻撃切迫事態」に認定する方向で検討(読売新聞ウェブ)。これは武力衝突前段の準備で、明らかな挑発だ。
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2017年04月20日

韓国訪問レポートB アベさんを辞めさせてほしい

水久保文明さんのブログ「ヘボやんの独り言」より転載
http://96k.blog98.fc2.com/
17年04月19日
11528 韓国訪問レポートB アベさんを辞めさせてほしい

■水久保文明(JCJ会員 千代田区労協事務局長 元毎日新聞労組書記)

 ナヌムの家には「歴史館」が併設されている。入館料・5000ウォンが必要だが、日本人が来た場合、韓国人と結婚し慰安婦問題を後世に残すべきだとがんばっている山形出身の女性が案内してくれた。植村さんとは旧知の仲のようだ。この日は日本の高校の生徒たちがやって来て、一緒に案内してもらった。若者たちにそっとパワーをもらった。

 館内に入ったとたん、大きな絵が目についた。韓国の若い女性が日本兵に連行される様子を描いたものだ。実にリアルである。証言をもとに描かれたものだろう。こういうことが各地で行われていたことを思うと、改めて怒りが起きてくる。

【連行状態が描かれた絵画】
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強制連行の図

 慰安所は大陸だけでなく、太平洋にまで広く設置されていた。慰安婦は、各地に送られていたのである。戦後、祖国の土を踏むこともなく、そのまま亡くなった人もいることだろう。戦争の悲惨さと日本がおこなった人権無視の蛮行は度し難く、許されるものではない。

 博物館のなかを案内してもらっている最中、各国から贈られた千羽鶴が目についた。その中の一つをよく見てみると、日本からのもので「新日本婦人の会千代田支部」と書かれている。偶然とは面白いものだ。いつも千代田で一緒に活動している仲間たちがここにやって来た痕跡に、親しみを感じた。

【新婦人千代田支部から贈られた千羽鶴】
20170419b.jpg
新婦人千代田支部

 歴史館を一通り見て、植村さんの案内でナヌムの家の中に入った。リビングだろうか、そこには二人のハルモニがいた。顔見知りの植村さんは、親しげに声を交わし激励していた。写真は、李玉善(イ・オクソン)さんだ。イさんに、何のてらいもなく「日本人にしてほしいことがありますか」と聞いた。実に驚くべき返事が返ってきた。

 「アベさんを辞めさせてほしい」だったのだ。ハルモニたちは、従軍慰安婦問題で安倍首相がかつて何をしたか知っているのだ。昨年12月の「日韓合意」も彼女たちは認めていない。「安倍首相がここまで来て、謝罪したら(合意について)考える」という。

 その怒りは、計り知れない。この思いを真正面から私たちは受け止める必要があるのではなかろうか。後述するが日本は戦前、朝鮮半島を35年間にわたって植民地として扱ってきた。その辛酸を、従軍慰安婦問題を含めて韓国国民は忘れていないのだ。イ・オクソンさんの一言は、日本国民全体が考えるべきことなのかもしれない。心が痛かった。

【植村さんとイ・オクソンさん】
20170419c.jpg
ハルモニと植村さん

【ハルモニたちと記念撮影】
20170419d.jpg
頑張れハルモニ
(次回につづく)


★脈絡のないきょうの一行
中央防災会議の専門調査会がまとめた関東大震災時の「朝鮮人虐殺」報告書の一部を、内閣府がホームページから削除(朝日新聞ウェブ)。またしても記憶を消そうというのか。
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2012年01月20日

2011年11月07日

韓国ソウル市、禁煙エリアを大幅拡大へ

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2011年04月08日

2011年02月09日

2010年12月07日

韓国が軍事演習開始、米中首脳は電話会談

posted by マスコミ9条の会 at 06:42| Comment(0) | 韓国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年11月13日

2010年07月06日

マスコミ9条の会ブログ

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